昨日今日と、僕の愛車ABTが路上で止まってしまいまして・・・。
今までABTでJAFのお世話になったのは一度しかありませんが、今回で二度目か・・・と思いましたが、幸いその場で対処できて無事帰ってくることができました。
治ってみると、セルモーターとバッテリーの間の配線の接触不良だったのですが。
時間に追われているときでもなく、女の子を横に乗せてるときでもなくて良かった(^^;;
まず昨日は夜中、近所の友達(職業整備士・笑)を乗せて町田から相原に帰るときでした。
「あーなんか吹けないね。」「そーっすね。」「点火かな燃料かなー。」「どーでしょうね。」「あ、ワイパー遅くなったね。オーディオ落ちたね。」「バッテリーっすね。」「夜中だしJAF呼ぼっか。歩いて帰るよりきっと早いよね。」「じゃあ俺コンビニでトイレ行ってきていいっすか。」
なんてゆるくも冷静なやりとりで(プロなだけに、車は壊れるときは壊れるよね、って妙に達観できてるのかも)、どうせJAFをただ待つのもヒマだから、その間に工具なしでできるとこまで、ある程度診断しておくか、と思って、そこらへんの配線を触ってたら復活。どうせ真っ暗だからよくわかんないけど、「バッテリー回りの配線さわってたら復活したよ」「あーよかった」「またやばそうなら止まるかもしれないけど、とりあえずJAFの基地には近くなる方向に向かって走るし、いってみよっか。」「そうっすね。」
ということで、JAFには報告とごめんなさいして、無事友達を送り届けて家まで帰ってこれました。
そして今日は、きちんと点検してから走らないとな、と思っていながらも微妙に朝イチから忙しく、まぁいいか、と最低限の工具だけ積んでそのまま一日走ってました。接触だけならもう症状出ないかもしれないし。
というわけで一日の予定をすべて済ませて、月次の会計監査に来てくれた直江税務会計事務所の鶉橋さんを雨だから送っていきますよーなんて乗せて帰る途中でまた吹けなくなりまして。
「あーそういえば昨日も一回とまったんですよね。」「えっそうなんですか?」「配線の接触不良だから走れるとは思いますけど」「25年も前の車だとこういう配線トラブルって多いんですか?」「ゴルフの場合はそうでもないんですけどね。」
鶉橋さんも、学生時代にガソリンスタンドでバイトしていたせいか、妙に落ち着いてます(笑)
「あ、やっぱ自走不可かも。」「私はここから家まで歩いてすぐだから大丈夫ですよ。」
ということで土砂降りの中で路肩に止めて配線をチェック。今度はいい感じで回りが明るかったので、セルとバッテリー端子の間で接触不良個所を発見。つけなおしたけど、そこが接触不良だと充電不良にもなるので、今度はセルの回りが遅くてかからない。トホホ。
そしたら鶉橋さんが、家近いんで車持ってきてつなげますよ、と言ってくれて無事再始動。すんなり帰ってこれました。助かりました~。
考えてみると、今年はABT、たくさん修理とリフレッシュして、いいイキオイでサーキットも走ってるし、イベントや雑誌の取材でかなり遠出もしてるしで、去年までと比べると5倍以上のペースで走っているかも。いつも、使用状況が変わるとその後予期せぬトラブルが出ることがありますよ、なんてお客さんに言ってるくせに、今年はまさに俺とABTがそうだ!
きっとABTも夏バテかなぁ。次のゴルフカップまでに回復させてあげないと。
それにしても、さすが俺の愛車、いつどこで止まっても仕方ない状況の中でこの2回のタイミングまでガマンしたのは、よくがんばった!TPOをわきまえていらっしゃる!
(いい加減な僕とつきあっていくには、このくらいがんばっとかないと不安だな、と、すでにABTが学習済み、ということなのかもしれませんが・汗)
民間療法の研究家(確か)の江本勝さんという人が、水に「ありがとう」と言葉をかけると、氷結させたときにキレイな結晶になって、「バカヤロー」と言葉をかけると崩れた結晶になってしまうという実験結果をまとめて話題になったというのを以前どこかで読んだことがありますが、それと同じ理屈で、このところ(正確に言うと僕が独身になったくらいから)、僕がABTに”好き”とか”ありがとう”とか”よくやった”とか”カッコいい”とかいろいろ表明しているから、それがいい形で帰ってきているのかもしれません。
あなたは愛車に、どんな風に声をかけてます?
またこいつ擬人化してるよ~、なんて言わずに、まずお試しあれ。車も変わるし、あなた自身の車を見る見方も、変わってくるかもしれません。
車は生き物ではありませんが、たくさんの化学変化・物理変化で動いています。かける言葉の種類(=その言葉を発する人の気持ち)によって、変化の結果が変わるなら、きっといい言葉をかけてあげたほうが、車は調子よくなるはずです。

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