先ほども書きましたが、今日は、とても充実した一日でした。
今、家に帰ってきて風呂上りのビール呑みながらこれを書いてるんですけど、今日一人のお客様から言われた一言で、すごく嬉しかったことがありました。その一言がすごく嬉しくて、今日はビールがひときわ旨いです。発泡酒ですけど。
中古車選びでもう何度も来ていただいているかたで、ビジョンははっきりしているはずなのに、そのビジョンに対する方向性が何通りもあるので、なかなか一台に絞り込めずにいました。
もう何度もそのお客様に、
「もう田中さんを信頼してるから、これ、っていう一台を決めてくださいよ」
なんて、言われていたりしたのですが、
あくまで僕はかたくなに、
「そんなことはしません。僕が選んだところで責任とれませんから」
という感じで、営業トークにあるまじき返事を繰り返してました。
(ホントはここまで信頼してもらえたら、そこで一番営業マンが売りたいものをおススメして売る、っていうのが営業マンの鑑だ、って若い頃は教えられたもんですが、そんなのクソ食らえです)
その代わり、聞かれたことにはどんなに細かいことにも頭はフル回転して答えましたし、絞り込むにあたっての分かれ道と可能性やメリット、デメリットは、考えられる範囲でできるだけたくさん話しました。
まあ、それが余計混乱させてしまったといえなくもないのですが、紆余曲折あって熟考の末、最終的にそのお客様は思いがけない一台を選びました。
これまでは、「これにしようかな?」、「それともこれに??」、と言っていたときには、心の底では絞りきるにあたってまだわだかまりが残るというか、なんとなく曇った感じの声のトーンだったんです。
それが、
「この一台に決めました。」
と聞いた時には、これまでと全然違う声の感じで、迷いなく曇りなく決めた、男に二言はないぜ的な自信が漂っていました。
で、その後今日来店されたときに、
「さんざん考えて悩んだけど、この車に決めて本当によかったですよ」
としみじみ言ってくださって、その声と表情のよさがなんとも言えず、
”あ~、おいらこの仕事やってて良かったな~”
と、一瞬でどこかへトリップしてしまいそうになりました(苦笑)
前フリが長かったですね。スミマセン酔っ払いなので。
なんだかよくわからないけど、とにかく嬉しかったんですよ~。
いかんいかんと思っていながら、また結婚相談所的になってますね(--;;
あ、ちなみに、全部のお客様に、小難しいトークをしてるわけじゃないですよ。
例えば、ノリで選ぶお客様には、一緒にそのノリを楽しんで車選びをしてます。
(その代わり、乗り始めてから後もずっとそのノリと楽しさが続くように、いろいろな形でフォローするのが、うちの店の大事な仕事だと思っていますので)
僕も平林さんも、あんまり営業トークのスタイルとかを意識してるわけではないので、お客さんと話をしてるうちに、ふと気がつくと、今日は難しい話が多かったな、とか、今日は全然車の話してなかったな、とか思い返す、っていう感じです。
わざわざ古い車に乗って楽しもう、っていうんだから、どうせなら最大限楽しく、幸せになってほしいです。人も車も。
それがすご~く、今日のお客様の言葉からは感じられたんですよね(^^;;
さあ、もう一本ビール飲んで寝ようっと。発泡酒ですけど(笑)

HOTLINE

ピット直通電話
出られないときもあります

モバイル
ナカニシ、ヒシカワ
コバヤシ、コイソ