いきなり車以外の話で恐縮ですが、18日の日曜日に、渋谷Harlemの「Sunday Relax Communications」というイベントに行ってきました。
僕のお目当ては、主催者でもあるG.K.MaryanとUziの城南ウォーリアーズだったのですが、このイベント、「身分証明書不要、普段クラブに遊びに来れない人でも、若い子たちでも参加できるイベント!」、という珍しい試みでした。実際、小さいお子さん連れのお客さんもいれば、中学生くらいのB-Boy達もたくさんいました。
正直なところ、日曜の早い時間にクラブイベントっていっても、お客さんの入りはイマイチじゃないのかな、と思っていたのですが、行ってみてびっくり!金・土曜のピークタイムの入りには及ばないものの、ずっと身動きがとりづらいほどの混雑ぶりでした。
最近G.K.Maryanが雑誌のインタビューで、「シーン全体をもっと盛り上げたい。下の世代を育てたいんだ。」というような話をしていた記憶があるのですが、このイベントはその気持ちの具体化のうちの一つなんだろうな、と思います。
僕も中高生のころはさんざんクラブに行きましたが、大手を振って遊びに行けるイベントなんてありませんでした。それに、ガキが来てるな、って目で見られるのも、遊びに行っていてツラいものがありましたし。
ところがこのイベントでは、普段クラブに来れない世代が主役でした。各出演者たちのライブも、「次の時代を担うおまえ達に期待してるんだぞ!」というスタンスでの投げかけが多く、とてもあたたかくてパワフルでした。俺も若いときにこんなイベントがあったら将来変わってたかもな~、なんてことも思ったりしつつも、出演者とお客さんのパワーに元気をもらってきました。
世間的には、ヒップホップという音楽は売れているように見えても、実際にはヒップホップの形を借りたJポップや、「売れる方程式」に魂を売ってしまったヒップホップしか注目されず、日本語でのヒップホップと真剣に向かい合っている人達は危機感を感じているそうです。
そんな中でのこのイベント、ヒップホップシーンの将来を開く大きなポイントになるかもしれませんね。もっともっと、大きく成功してほしいな、と思います。
このイベントにこれだけ若い子たちが集まってきた、ということはハコ側にとっても、新たな需要を掘り起こす鍵になるかもしれないですしね。
うちの店も、ゴルフ2しか扱っていないので、基本的にはタマ数は減っていくばかりです。それをどう大切にしていくか、ということがとても難しい課題であったり、常に危機感を持って仕事をしていないと先はないぞ、と思っているところなんかは今のヒップホップの現状と似ているところもなくはないかな、ということで強引にゴルフに話をつなげてみました(笑)
でも、本当にG.K.Maryanの考えていることはなんだかとても今の自分には共感できることが多くて、書いているとキリがないのでまた機会があるごとに書いていきます。
G.K.Maryanの音楽は、ゴルフ2が好きな人なら共感できるところは多々あると思います。
皆さんも機会があったら、聞いてみてくださいね。
試聴してみたい人は、うちの店にCDはほとんど揃っていますのでお気軽にどうぞ!

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