はじめて行ってまいりました、fuji metasequoia meeting 2015!

イベントごとって僕は全然どこで何やってるかとか知らなくて(ゴルフ2しかやってないので、業界内で浦島太郎化してしまってるんですよね)、今回このイベントは、コックスの佐藤さんに誘ってもらってはじめて知りました。

120台以上の水冷VWが集まってるのは壮観っ!!

ゴルフ2、3がほとんどいなかったのは寂しかったので、今度は誰か誘って一緒に行こうかなー。

 

 

そしてイベントのほうは、昼過ぎに早退させていただいて、ZST49、藤原敬典の復帰戦会場のディファ有明へ。

現場にはヒョードルも来ていて、めちゃくちゃ盛り上がってました!

 

ですが藤原の試合は残念ながら判定負けになっちゃいました。一回ダウンもとったんですが、グラウンドで消費されてる時間が長かったのが判定に響いたようで。。内容は勝ってる内容だっただけに残念。

 

でも、チャンピオンじゃなくなって、やりたいように試合をしよう、という新たなスタートの心意気が感じられる、いい試合でした。

1ラウンドは斎藤選手が藤原の首をあともうちょっとで取れそうなところまでいきましたが、藤原も斎藤選手の足関節を極めて、1本にはなりませんでしたがダメージを与えることに成功。これまでの藤原は、打撃で勝負するための時間を1秒でも長くしたいから極力相手の寝技につきあわない、というスタイルでしたが、それで「藤原は寝技弱い」みたいにレビューされるのがイヤだったみたいなんです(本人未確認)。だから積極的に寝技師の斎藤選手ともグラウンドで渡り合ったのかな、という風に見えました。あれで足関節が抜けずに1本取れてれば、意外すぎる勝ちでさらに面白かったんですけどね!

 

2ラウンドでは相変わらず寝技で勝負に行く斎藤選手に対して、終盤スタンドの攻防になったときに、藤原がすかさず1発パンチをクリーンヒットさせてダウンを奪います。でもこれも、パウンドで追撃しかけたところで2ラウンド終了のゴング。惜しかったー。

 

3ラウンドは両選手とも出し切ってるもようで、鋭い打撃も出せないくらい腕が重くなっていて、タックルにも行けないくらい足腰にもきていました。これもこれまでの藤原にはなかったこと。タイトルマッチをやるときの藤原は、必ずフルラウンド戦ってもスタミナが持つようにペース配分しながら戦っていたし、相手選手がパワーを浪費するような空回りのさせ方も心得てました。でも今回は、二人とも出し切ってへろへろのまま決定打につなげることができず、終了のゴング。

僕は、ドローか勝ちかな、と思ったんですが、判定は斎藤選手。この内容で判定がこうなるなら、従来の修斗スタイル(いいポジションとって時間使ってこつこつ入れてれば判定に超有利)がZSTでも有効になっている、ってことですかね。なんだかZSTの新ルールって、これまでのZSTの良さを失ってしまうような気も。

きっと、ZST的にはパンクラス以上に盛り上げたいなら、修斗系の選手の流入参戦を増やしたいとか、そういう経営戦略もあるのかもしれないですけど。(そこらへんも楽しみではありますが)

 

 

今回、藤原の心機一転の挑戦を見て、勝ち負けにこだわるのはもちろん大前提なんですが、オリンピックみたいなアマチュア競技ではないので、プロの勝負たるもの勝ち負けと同じくらい、お互いの良さを出し合うすごい試合、見る人の心が震えるすごい試合をやるのが心意気、だとも僕は思いましたし、これからはより、藤原の試合を見るのが1ファンとして楽しみだな、と思いました。

 

次も応援よろしくお願いします!!

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