この辺で子供時代を過ごした男の子なら一度は挑戦したことがあるかもしれない、「自転車で江の島行ってみようぜ~」というだけのサイクリング。

 

町田と相模原の間には”境川”という川が流れていて、その脇は小さいサイクリングロードになっています。

僕も子供のとき、友達と遊んでいて、

「この川の横をそのまんま走っていくと、江の島まで行けるんだってよ!」

「行ってみたい!」「行ってみよう!」

というノリで、冒険気分で行ってみて、辛くなって半泣きで帰ってきたりしたものです。

 

 

 

うちの息子に、今年の誕生日にMTBをプレゼントしたところ、だいぶ走れそうな雰囲気なので、気軽に「江の島とか行ってみる?」って聞いてみたら「行きたい!」とのってきたので、祝日と定休日が重なる勤労感謝の日に決行!

 

しかし朝から超寒くて、今にも雨が降りそうだし、夜には雪になるという予報・・・。

予定変更して、山のほうに紅葉を見に行って様子見て帰ってこようか、とも提案したのですが、息子はやる気になっちゃってるので、「行けるだけ行ってみる!」との返事。

すごく心配だけど行ってみるかー、と思いつつ、天気が心配なので降ったらそこで折り返して濡れながら我慢して気合で帰ってこなきゃいけないことと、夜には雪になるらしいので途中遊んだりせずにほぼ行って帰ってくるだけになるよ、なんて何度も念を押してみたり(^^;;

 

でも、行く気まんまんなままなので、僕もあきらめてれっつごー。

 

 

 

行きのルートは、境川のサイクリングロードをひたすらゆっくりペースで無理なく下ります。二人してMTBなので巡航速度17キロくらい(笑)。

でも、途中は飯田牧場でアイス食べるだけの休憩で、昼前には江の島に到着。拍子抜けするほど楽勝で走ってます。なかなかやるなぁ。

 

 

江ノ島は風が強いし寒いし、もう冬みたいでした。さすがに人も少なめ。

なので、これも二人してMTBの特権、砂浜で乗って遊んだりしていたら、パラッと小雨が降ってきた!

 

 

これは遊んでる場合じゃないからぼちぼち戻ろうか、となるも、同じルートじゃ芸がないから少し違う道で帰ろうか、という話になり、境川の一本西を流れる引地川の横を遡ります。

舗装されて整備された境川のサイクリングロードと違って、引地川沿いは舗装もされていなくて、大和市に入るまでずっとダートで走れます。MTBだと、舗装路だけじゃない道も走れたほうが楽しいし、行きが思ったより楽勝で来れたので、少しダートで脚力使わせてやるか、という親心も出まして(笑)。

 

そんな余計なことをしてたら、大和市に入るあたりで雨もパラついてきて、これは急いで帰ったほうがいいかな、となり、舗装路にスイッチして藤沢街道を渡ってまた境川のサイクリングロードに行き、そこからは行きと同じく境川沿いを走って帰ってきました。

帰りは、ダートでも舗装路でも大体13~14キロくらいでゆっくり巡航。大体、行きと同じくらいのパワー感でしょうか。あまり途中でゆっくりした休憩もとらずに、淡々と走り続けることができています。

 

最後、町田駅をすぎたくらいで日も落ちて暗くなり、すごく寒くなってきたのでコメダ珈琲でコーヒーを飲んで温まって、もうひとがんばりしつつ、夕飯時には家に送り届けることができました。

 

ちょうどトータル100kmくらい、結局文句も泣き言も全く言わず走り切って、最後も「楽しかった!また自転車でどこかに行きたい!」と満足そうでした。たいしたもんです。

そんなにスポーツが得意なほうでもなく、口は達者なほうなので途中で苦労することもあるかな、と予想していた僕が恥ずかしくなりました。カラダは小さくてももうちゃんと小学六年生。体力も気力も、ずいぶんしっかりしてきたなー、と、感慨深い一日でした。

 

 

お父さんが気づかないうちに、そうやってどんどん成長していくんだなー。

また、冒険サイクリングに行こうね。

いつか王滝のレースを一緒に走れたりしたら、面白いかなー。

 

 

 

 

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