今日は微妙に喉が腫れてて、長引いてもいかんし周りの人に移しても申し訳ないので、大事をとってお休みをいただいて、一日自宅の部屋の書類の整理をしていました。
今年になってから、移転のことばかりで頭の中がかかりっきりになっていて、部屋が足の踏み場もないくらい書類と本の山だらけになっていたのがずーっと気にはなっていたので、今日はすごく心も体もスッキリしました。喉の腫れもあっさり引いて、懸念材料を一つつぶすと体調も少しよくなる、って誰かがどっかで言ってたっけなー、というのを思い出しました。
で、そんな自宅の書類の山の中から、たぶん何年か前だと思うのですがいつ書いたか定かではないメモが、ポロっと現れました。おそらく税理士さんに、数字的な拡大と経営計画についてどう考えているかを説明するために話すとき用のネタメモだと思うんですが、ちょっと転載。
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人口減少の時代に入って、商品やサービスの流れは、製品の付加価値よりも、より多くの人件費を生み出すことができる商品なりサービスなりに、シフトしていくことになるだろう。
実際、住宅業界では大手でも、リフォームが重要視されている。
リフォーム技術を提供する側だけではなく、それをサービスとして市場が受け入れる土壌もできている。
これを自動車業界にあてはめると、旧車屋の世界の可能性につながるんじゃない?
古い車しかやらないから市場縮小とよく言われるけど、旧車全体の市場性がより広がれば、旧車のパーツを作る技術は日本国内にゴロゴロしているから、そこは面白いことになるよね?
もし、大手ハウスメーカーがリフォームの子会社を持っているように、トヨタが自社の旧車をレストアする子会社を作ったりする時代になったとしたら、うちみたいな店もただのヘンタイではなく、より社会的に広く認められるニッチになる。
一昔前は、リフォーム屋さんていうとあやしいと思われていたけど、今はそんなことないし。
クルマも、趣味の専門店が同様に認められる時代が近いように思う。
リフォーム、リノベーションが、ごく一部の人だけのものだったのが、今は一般的に普及しつつあるように、車マニアではない普通の人が、より自分のライフスタイルに合う旧車を、普通にレストアして乗るような時代が来るかも、ってこと。
(リフォーム・リノベーションで暮らしたい家にする=好きな車を、ライフスタイルに合わせてカスタマイズ・レストアして乗る)
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どうですかねー。
僕は徐々にそういう時代に入ってきていると思うんですけど。
資本主義も行き着くところまで行き着いて、科学技術ももうそろそろ人知の領域を超えて行ってはいけないところに踏み込むギリギリまで行き着いているように感じられるので、そうなってくると、今ある工業製品は、その製品ごとの時代性の魅力に合わせて、新旧いろいろなモノの中から自分には何がいいかな、って選ぶようになると思うんです。
「最新こそが最良」というのはその通りかもしれませんが、各個人にとって最新のものが「最適」であるとは限らないわけで。
そうなったら、ブレイクなんてしなくていいから、長く続けられる仕事に、また一歩近づけたらいいなと、思います。
最終的には、ゴルフ2に乗りたいという気持ちで乗り続ける先は、フルコンでもいいしEVでもいいし、足こぎ自動車だって、いいと思うんです(^^;;
だからその日が来たときのために、僕は自転車に乗って脚力を鍛えておくのです!

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