行ってきました恒例の秋合宿!今回は2泊3日で盛りだくさん。
震災後、メカたちが東北に行きたい、ってずっと言っていたので、この機会にみんなを連れて行ってあげようと思いまして、今年の合宿は視察研修的な意味合いよりも、東北のいろんな人に会いに行く、というツアーでした。
まずレポートその1(一日目)!
11/27、朝4時に店集合・・・・・・のはずが、かをりちゃんだけ現れない!
もしやと思って電話すると、「△×・д○@?。。。だす。今起きました。。」
ということで朝から波乱の予感(^^;;
とりあえず、一緒に合宿に行く予定の大井さんちで合流しようということになり、みんなに追いつこうと急ぐかをりちゃんは東名でぶっ壊れて不動に。そしてその現場を偶然当直していた常連某氏に見つかり・・・その辺のお話はぜひ、かをりちゃんにツッコんでやってください(笑)
その一部始終があまりにも面白くて、1時間遅刻したかをりちゃんはとがめられることもなく、おいしいネタを作ったという功績で?なぜかみんなから褒められるという妙なテンションで合宿スタート!
一日目の予定は岩手県大槌町の、ロータス倉本さん。
そこまで一気に、ゴルフ2が3台並んで、いいペースで走ります。
ロータス倉本の倉本社長は、元船井総研で唐木さんと同期だった人。僕も2、3年ぶりにお会いしました。
軽自動車の未使用車とマツダの新車を扱う地域密着の整備工場なので、スピニングとは業態が違いますが、以前から価値観が似ているな、と、なぜか気があう感じがする人でした。
津波で人口の1割を失うという甚大な被害があった大槌町にある会社なので、やはり倉本さんの会社も、本社は跡形もなくなり、人的被害も物的被害も相当に出たにもかかわらず、社員の生活を守るため、お客様のため、犠牲になった仲間のため、と、みんなでがんばって、3ヶ月後にはいち早い営業再開にこぎつけました。
僕らの想像もつかないような、苦労があったはず。
なのにそれを、楽しく話して、人生にとって大切なこと、商売にとって大切なこと、日本人の素晴らしさ、周りの人に恵まれることの幸せ、そんなことを心にしみ入るように、伝えてくれました。
僕らも、生きている以上は生きている限り、いい人生を送ろう。そこは腹くくろう。逃げずに目の前のことや人に、向き合おう、と、改めて感じました。
倉本さんは、「商売はテクニックじゃない。それが震災後に、すごく浸透するようになったと思う」、と話していました。「何があっても、目の前のお客さんに喜んでもらって、役に立てて、自分も笑顔でおつきあいができれば、それだけで商売はOKなんだ」っていうことも。
スタッフのみなさんも、イキイキと楽しそうに仕事されていたのが印象的でした。
ナンバーナシのハチロクでレースやってる店長さんを撃墜しに、いつか俺らもゴルフ2で仙台ハイランドに遠征行きますよ!w

倉本さん、ありがとうございました!
そして、ロータス倉本さんをおいとまして、次に向かうのは気仙沼、アーバン乗り小野寺さんのところ。
小野寺さんがよく行く、地元の名店「ぴんぽん」さんで、小野寺さんのお友達も一緒にみんなで飲んで食って楽しく過ごさせていただきました(^^)
ぴんぽんさんでは、まんぼう、メカジキ刺、かつを刺、サメの心臓等々、他では食べられないものが盛りだくさん!でもってお会計も激安!地元の常連さんでいつもいっぱい、という理由がよくわかります。
小野寺さんは、前にブログでも書きましたが、中小企業の社長にありがちなギラギラしたオーラを全然感じさせない、もの静かでお洒落な好青年。
今回の飲み会も、いい感じで聞き役で、楽しそうな笑顔で、ずっといました。けっこう黙ってるのに、なぜか熱い人柄が自然と伝わってくる。けっこう黙ってるのに、なぜか周りに人が寄ってくる。そんな不思議な魅力がある人です。
過度に主張をせずに、オーナーの生活に寄り添ってくれるゴルフ2と、なんとなく印象がかぶります。
さんざん呑み食いしまくった後は、本日のお宿、「大鍋屋本館」へ。
ここもいつも常連さんでいっぱいの宿なのですが、なぜか僕のラッキーパンチで奇跡的に泊まることができました。
ネットで予約なんてできないし、どこのサイトにも紹介されていない、老舗のビジネス旅館。
何十年にもわたって、常連さんで商売が成り立っている宿ってすごいな、と思いました。お値段は安い宿なのですが、お客さんもすごく質のいい人が集まっていて心地よいです。
広告とかマーケティングとか、よくわからないものに振り回されていると、お店とお客さんって本来フツーの人間関係の上になりたっているだけのはずなのに、余計に難しくなるような概念がたくさん出てきて、すごくいびつで不自然な人間関係になってしまっていないかな、と、ふと思いました。
気が合うお客さんに来てもらって、その人に負担にならない価格でいいサービスをして、また来てもらう、ということの繰り返し以上に大事なことってないな、と。
きっと長く続くお店は、それを当たり前のように守り続けているから、今があるし、天災で大きな被害があっても力強く立ち直れるのかもしれません。
気仙沼にお越しの際は、ぜひ、ぴんぽんさんと大鍋屋さんに、行ってみてください!
小野寺さんとその仲間たちにも、会えるかもしれません(^^)
ではまた明日、その2に続きます!

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