愛知~大阪出張のすき間時間で読んできましたー。
今年読んだ本の中で、一番「そうそう!」って思わず笑ってしまうことの多い、共感度の高い本でした。
僕が常日頃、「資本主義が終わった後もやっていける会社にしたいんですよ」って言ってると、わけわからんという顔されるし、それをざっくり説明してもなかなか一口では説明がうまくできない、となることが多いのですが、この本を読んでいただければ、ほぼ僕のイメージしていることが書いてあります。
なので、僕とこれから10年20年は付き合いそうだな、と思ってくださっている人には読んでみてほしいな、と思いました(笑)

現代社会は、全てをお金に換算してその価値を計数しやすく画一化しようとしていることと、経済成長が際限なく続くことを前提としています。でもそれがもう限界にきている、ということは、誰もが感じているところだとは思います。
次の社会のあり方は、バランスよく成熟した個の力と、多様化した価値観が共存できるコミュニティの力が発揮される形に変わっていくはずです。
車の世界においても、資本主義の実質的な終わりが見えた90年代初頭以降の、"右肩上がりの幻想に囚われ続けて本質的な価値を上げないまま迷走的に進化し続けた"ものづくりが、早晩終焉するはずです。(この辺の話はいろいろな立場とご意見があると思うのでここでは詳しくは述べませんが)
そうなると、ゴルフ2の新車が、もう一度生産される時が来る可能性も高いと思います。(本気で言ってます)
あ、また話が脱線しましたが…、とにかく面白いので読んでみて下さい。常識という思考停止に陥っているかもしれない人のアタマの体操用にも、オススメです!

HOTLINE

ピット直通電話
出られないときもあります

モバイル
ナカニシ、ヒシカワ
コバヤシ、コイソ