先日、某知人の紹介で、この映画の試写会に連れてってもらいました。
普段僕は、テレビも映画も全然見ないクチですが(どちらかというと、その分の時間がもったいなく感じてしまうタイプなので)、全編通して、まばたきしなかったんじゃないか、ってくらい、見入ってしまいました。
すごく重いテーマを扱っているにもかかわらず、あくまで全てが一人ひとりの等身大で描かれていて、観後感がすごくさわやかですが、しばらくたつと、そのテーマの重さがしみて効いてきて、家に帰り着くころには一人でいろいろなことを、つい考えてしまいました。
命とはどういうものなのか、社会貢献とは何か、事業とはそもそもどういうものなのか、「違う」っていう概念はそもそも何?とか、政治が生活者に与える影響って何なの?とか・・・。
きっと、派手な宣伝はなくとも口コミで長くヒットしそうな作品だし、仮にヒットしなくても、作品の良さで、カンボジアと日本の交流の歴史に残る一本になるだろう、と強く思いました。
ヘンな仕掛けで妙なヒットを狙ってカンボジア流行りみたいなのを作って一過性のものにしてしまうより、社会的意義の大きな作品として、何十年も見続けられる作品として、残ってほしいです。
きっと、1シーンの処理さえなんとかすれば、小学校から大学まで、学校教材としてもOKな感じがするし。
海外協力って、何かの利権とヒモ付きみたいなイメージがどうしてもぬぐえないものなので、その語感にすでにうさんくさいものが内包されているような感すらありますが、単純に貨幣の強い国に住む人が、海外で何かすることによって、地元や国内で何かやるよりも、その分レバレッジが効いて費用対効果が大きいし、少額から何か形になるものができるので、その分だけハードルを越えやすい面があって、それってすごく大事なことなんだなぁ、と思いました。
いきなり海外に、なんて言い出すよりも自分の足元見ろよ、そこらへんしっかりしてから大きく出ろ、なんていう議論も、僕が学生時代にも、海外に何かしたいと思って飛び出していく奴の回りでは必ず出ていました。
でも自分の足元もおぼつかないからこそ、自分でも人の役に立てるフィールドを探してそこに出ていくんだ、という考え方は、ゴルフ2専門店という仕事を選んで13年やってきた今なら、とても共感できます。
僕は大したこともできないし、自分勝手だし、何か突出した能力があるわけでもないし、すごく稼げる腕があるわけでもないし、整備の技術がすごいわけでもないし、めっちゃ営業力があるわけでもないし。
でも、自分の好きなことにひたすら特化したことで、他の人の役に立つことができる可能性を見つけることができました。僕はスピニングガレージという場を得ることができなかったら、ホントどうしょうもない奴で終わってたと思います。いやいやこれからもがんばんないと、どうしょうもない奴で終わるかもしれないんですけどね(汗
がんばります。
すごく幸せな人生になってるし、スピニングガレージというチャンスを得て、僕の人生はすごく濃いものになっていると思います。
いやーそれにしても、向井理、いい男っすね。
そしてカンボジア、一度行ってみたい。
カンボジアにゴルフ2持ってっても、売れないだろうなぁ(苦笑)

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