先日、シロッコ乗り三輪さんから、心に残る名言をいただきました。
「旧車・輸入車は、オーナーのメンタル次第で、宝にもごみにもなってしまう」
これがすっごく心に残って、ずっと記憶にとどめよう、とも思ったのですが、せっかくなので周りの人にも伝えたい、と思い、ここに書いておきます(^^)
まさに、どんなに極上コンディションの車でも、オーナーさんが「この車はダメだ」って思ってしまうと、本当に終わりなんですよね。ダメかどうか、の線引きは、実は絶対的なものでも相対的なものでもなく、オーナーさんが潮時だと感じる主観的なモノサシで測られているので。
旧車に乗り続けることに対して、周囲の理解が得られている人と、得られていない人の間でも、この差はすごく出ますし、同じように古いものを大切にする価値観を共有できる仲間がいるかどうかでも、精神的にすごく違いますね。また、整備に出す工場やショップが、そのオーナーさんと車のつきあい方をどれだけ理解しているかでも、当然すごく変わってきます。
なので、三輪さんの上のコトバの続きで、「そのメンタルまでを意識したケアができるのがスピニングガレージのいいところだから、自分たちの車が宝であり続けられるんだ」、って言ってくれたのは、すごく嬉しかったです。
一見するとよくわからない「VWゴルフ2好きの人生が楽しくなるお店」というコンセプトに込められた意味が、ちゃんとお客さんたちには伝わってるんだなー、って(^^;;
実際に、買取で当店に入庫する車でも、まったく同じようなコンディションなのに、オーナーさんが「私の車、古いしちょくちょく壊れるし、距離も走ってるので、もうダメですよね。あきらめようと思って」と言って持ってくる車と、「この車に乗れて楽しかった。私は諸事情で降りなくてはいけなくなったけど、スピニングで次のいい人見つけてください!」と言って持ってくる車では、その車の存在感というかオーラというか、僕らスタッフはその車自身に”やる気がある”という表現をしているんですが、ホントにものすごく、違って見えるんです。
そしてそんな、前のオーナーさんがダメだダメだと言って手放した車が、しばらくうちの店にあるうちにだんだん雰囲気が変わってきて、次のオーナーさんとまた公道を走り出したら、見違えたように生き返ることもあるのも、また、面白い!
メンテで来てくれる常連さんたちの車でも、そのオーナーさんが「俺のゴルフは宇宙一カッコイイ!」と本気で勘違いして公言してしまうような人の車は、なんだか輝いて見えますし、車自身が元気です。
心当たりのある人、いっぱいいるでしょ~?
まぁうちのスタッフも全員、自分の車が一番カッコイイと思ってるタイプなんですけど(笑)
三輪さんのコトバを借りて、何事もオーナーのメンタル次第、と思えば、自分の車の宝物度を、日々意識してかわいがってあげれば、その気持ちは必ず伝わります。
気持ちが車に伝わり、車の細部に魂が宿り、それが自分の潜在意識の中にまた帰ってくる、好循環ですね。
オカルト的な話でも何でもなく、生理学的心理学的なものとして考えても、自分の車を触媒として、潜在意識の好循環サイクルができれば、車をいたわった操作につながり、車のコンディション向上につながる、ということでもありますかね。
あなたのゴルフ2は、あなたにとって、どんな宝物ですか??

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