やっと少し、ガソリン価格が下がりましたね。
このまま、適正な値段まで下がってほしいところです。
ここ数ヶ月、ガソリンが高騰していくにつれ、いろいろなお客様とガソリンの話そのものから、車の乗り方、車の維持のしかたや、移動手段について、経済の矛盾や環境問題等々にいたるまで、たくさんお話をしましたし、僕自身もいろいろなことを考えました。
車以外の交通手段がない地域においては、ただガソリン価格のUP=生活コストアップとして受け入れるしかないですが、首都圏に住んでいる身としては、バス・電車・自転車・バイク・徒歩といろいろな移動手段の選択肢があります。
僕の場合は、最近はいつも、一日の移動スケジュールを考えて、最も効率が良くお金のかからない移動手段を使うようになりました。普段、仕事のときは効率UPというのは意識しますが、プライベートの場合はそんなには意識しませんよね。それが、自分の移動効率とか費用対効果を自然に意識するようになって、私生活の時間の使い方も若干濃くなったな、という実感があります。
今までは、休みの日は、「その日に自分が何に乗りたいか」という気分次第で、移動手段を決めていたので(^^;;
また、車の乗り方、維持の仕方も、若干変わってきたお客様が多いです。もちろん僕もですが。
ムダに車を使わない→ちょい乗りやアイドリングが減って、燃費も向上。
         →燃費運転も意識して、ムダにアクセルを開けないので車の消耗も減る。
         →走行距離も伸びないので、メンテナンス費用も低減。
         →歩く距離が増えて、ちょっと体重も減って健康に(^^;;
         
こういう図式になっている人が多くて、後手後手に回っていたメンテナンスが、これからは予防整備のスタンスでいけそうだ、という声や、車を使わなかった分かえって貯金ができたので、足回りを変えようかな~、なんていう声も(^^;;
マスコミで連呼されている、ガソリンショック的な、一種扇情的な(笑)雰囲気には、必ずしも呼応していないな、というのが正直な感想です。
生活環境の変化に対応して、冷静にかつ迅速に対策を、というのがやはり大切なんでしょうか。
もちろん、ごく少数ですが、やむなくゴルフ2を手放した方もいらっしゃいますが、それはゴルフ2が完全に趣味(道楽?)だった方が多かったです。
世の中は軽自動車への乗り換えが流行ですが、トータルコストで見ると、わざわざゴルフ2から軽自動車の新古車に乗り換えることがそれほど大きなコスト削減にはならない、ということも、うちのお客様の場合はわかってる、ってことなんでしょうね。さすがです。

突発的な故障がなければ、ゴルフ2の維持費って、国産コンパクトと変わらないので。
それと、5年以上の長いスパンで考えると、軽自動車と国産コンパクトって、それほどトータルコストは変わらないんですよね。(この辺の種明かしは、話しはじめると長くなるのでまたの機会に・笑)
まあ、趣味で持ってた方の場合は、気が向けばまたすぐ戻ってきますので(^^;;
きっと、この機会に、燃費がいいからバイクにもっと乗れる、とか、自転車にもっと手間をかけられる、とか、そんなことを考えて行動している方も多いと思います。
バイクも自転車も、今は売れてるらしいですね~。
でもなぜか、生活コスト削減という風潮の中で売れているはずのものなのに、売れている自転車もバイクも、若干趣味性の高いものが多いんだとか。
うちも、この風潮に乗っかって、バイクや自転車の販売や修理も仕事にできないかなぁ、なんていうことを僕と平林さんはもくろんでますし、中西さんは、電車好きの大義名分が立つ時代が到来、と意気込んでいます。じんさんも、津久井は自家用車以外の移動手段がほとんどないので、コミュニティバスなんてやれないかなぁ、なんて、さすが元議員さんらしい発想。あだちさんは、ゴルフ2で電気自動車を作ってみようよ、と言ってます。
ガソリン高、ということ自体は大変な問題ですが、すでに起きてしまっていることに対して、いかに受け入れながら適宜迅速な対応をとるのか、ということと、それを夢や楽しみにつなげていくのか、というみなさんの視点や考え方には、学ぶことは大きいです。
僕も私生活のほうは、結局はトータルで見ると生活コストはUPしてはいないのですが、店の運営のほうはやはりすごく大変です。車関連業種はまだまだ逆風が続くと思いますので、うちもこの時代を生き抜いて長く続けられるように、さらにローコスト運営を意識していかなくてはいけないな、と思いました。

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