これまで整備で来てくれていたお客様の89年CLiが、今日買い取りの形で入ってきました。
平成13年にこの車を手に入れたとき、なんとフォルクスワーゲンの認定中古車だったそうです。
ゴルフがその当時に認定中古車扱いされるなんて、異例のことですよね。ものすごくコンディションよかったんだろうな、と思います。
そのニオイは今でもここかしこに残っていて、乗っていても各部のがっちり感がとてもよく保たれている感じがします。
89年式は、まだまだ売り買いの相場が安いので、この車もいくらコンディションが良くてもあまり高くは売れません。中古車を買う側としては狙っていきたいところですが、売る側からしてみるとちょっと残念ですね。
でも、うちのお客様はみんなそうなんですけど、このお客様も、いくらで売れるか、ということよりも、大事にしてくれる人があらわれてくれるか、ということをとても気にされてました。
その思いを聞いてしまうと余計、それにガッチリこたえられるように良いオーナーさんを探さねば、と気持ちが強くなります。
別れ際にも、
「うちの息子をよろしくお願いします。。」
と言ってずっと見送ってくれました。
息子、というフレーズを聞いたときに、ふと、
「○○さんにとっては、このCLiはそんな存在だったんだな~」
と思って、このごろ僕がよく思い出すネタで、
「愛車を擬人化するかどうか、擬人化するとしたらどういう存在で、性別はどっち??」
なんていうことをまた思い出しました。
みなさんは愛車をどういう存在に感じてますか?
彼女or彼氏?ペット?子供?
ちなみに僕の愛車ABT号は、ナイスな相棒(♂)です。

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