今日は臨時休業ということにしておいて仕事を早めに切り上げて(ごめんなさい)、秋本じんさん(92ゴルフカブリオレ)のプロ修斗の試合を応援に行ってきました。
http://blogs.yahoo.co.jp/spinninggarage/53057098.html
↑先日ここでお伝えした試合です。
ベテラン同士のすごく内容の濃い試合で、結果は残念ながらドローでしたが、今年のじんさんの活躍が予想されるすばらしい試合でした。
きっと明日にでもなれば修斗の公式HPに試合レポートが出ると思いますので、興味のあるかたはそれを見てみてください。僕は格闘技の解説ができるほど詳しくはないので・・・(^^;;
試合は判定でドローとなったのですが、判定結果がアナウンスされたとたんに、両選手もてっきりじんさんが判定勝ちなのかと思っていたらしく意外な反応で、観客も騒然&ブーイングが飛び、ちょっといやな雰囲気になりかけました。
そこでじんさんが、サッとアナウンサーの人からマイクを受け取ると、マイクパフォーマンス!
どんな言葉が飛び出すかと、会場内はスッと静まり返りました。すると、
「生駒さん(対戦選手)、あんた最高だよ!お互いに40になる前に、今度はタイトルマッチで再戦しよう!」
一瞬で会場内は笑いに包まれて、良いムードに。
両選手の健闘をたたえる拍手が巻き起こりました。
命を削るような試合を、主役として演じた直後、しかも納得のいかない判定を受けた直後に、この機転。
一瞬で、自分と対戦相手と観客と主催者、スタッフ側と自分の応援者たち等々、その場にいる全ての人をたててまとめあげる力、度量の大きさ、器の大きさには、本当に感激しました。
修斗は、数ある総合格闘技の中でも競技性が高く、そのため選手も、ストイックに勝ちをもとめて自分を高めていくタイプの人が多いです。
でもじんさんは、それだけじゃなく、プロとして勝ち負けと同じくらい大切にしなくてはいけないものが常に見えていて、それを意識しながら闘っているんだな、と。
今日のじんさんを見ていて、僕は今の自分の小ささが恥ずかしくなりました。
私生活がちょっと不安定だったり、買いたい車のことで悩んでいたり、手放す車のことで悩んでいたり、店の経営のことで悩んでいたり・・・等、最近の全ての悩みの根本は、僕自身の度量の狭さにあったんです。今日の試合を見て帰ってきた後は、あれほど悩んでいたのがうそのように、どれも問題解決への方向はそれほど複雑じゃない、っていうことが考えられるようになりました。小さな問題を、ことさら大きな問題として捉えていた、僕の視野の狭さ自体が、実は問題だったみたいで(^^;;
わかっているようで、なかなか自分のダメなところは認めたくないのが人情。ぼくも今年はじんさん見ながら、一皮むけてもうちょっとだけでも、器の大きな男になれるようにがんばらなきゃ。
修斗最高!
じんさん、また次の試合も応援に行きます!

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