先週の東京蚤の市にもっていった黄色ちゃんですが、すごい大人気でびっくり!

 

以前から思っていることですが、”最新の車が最良であり最高かもしれないが、それが全ての人にとって最適とは限らない。だからゴルフ2のように人の感覚にちょうどよく寄り添ってくれるクルマが、これからも必要なんだ。”ということについて、より確信を深めた2日間でした。

 

 

イベント自体も人がたくさんでしたが、ゴルフ2のまわりも常に人がいて、僕は誰かしらとずっとしゃべってました~。

 

ずっと、この車が普通だと思って10年20年乗っている僕らの感覚からいくと、若い女の子たちが、「わぁ、かわいいー!」って言ってゴルフ2の前で記念撮影して帰っていく状況って、にわかに信じがたいですよね(^^;;

でもそれが、目の前で繰り返される光景を見てしまうと、時代とともにゴルフⅡの存在感や存在意義は重みを増して、深みも増しているのだな、と、実感せざるを得ません。

 

すごく楽しそうにゴルフ2を見て、中に乗っていく、趣味性の高いクルマとは縁遠そうな女の子たちとお話していると、みんな口をそろえて言うのが、「今の新しい車の中には、なんとなく乗りたいものがない。」ということです。

タントやラパン、ココアとかだと、一見よさそうだけど、ダメみたい。みんなパンダとかミニ、ビートルじゃなければ、パオとかラシーンとか、って言う人が多かったなぁ。

そうすると、その両極のすき間を埋めつつ昇華できる”ホンモノのクルマ”って、まさにゴルフ2がそのド真ん中ですよね!

 

実際、これだけカワイイ車が50万円くらいで買えて、オートマでエアコンついてて日常使いが普通にできる、というところに盛り上がってくれる人がとても多かったです。そしてもっと、故障やトラブルについて質問されることが多いかと思いきや、みんな燃費と、普通に乗れるかどうかの質問ばっかりでした。

自走でこのイベント会場まで来てて、僕も普段ゴルフ2をメインの足にしている、というだけでも、とても驚かれました。古い車はダメ、燃費も悪い、っていうマスコミ的なすりこみって、一般の人に深く根付いてしまっているんだなぁ、と実感。

ゴルフ2は町乗りで大体リッター10キロくらい走りますよ、っていうだけでだいぶ驚いてもらえちゃいますから。

 

 

このイベントに遊びに来ている人たちに共通しているのは、カワイイだけで中身のない雑貨に振り回されていない人たちなので、車もスペックやうんちく的なものに振り回されずに、自分の心で感じて頭で考えようとしているように思います。

そこらへんは、とかく頭でっかちになりがちな車マニアよりも、よっぽど本質を突いた会話になったりして、興味深いです。我々クルマ好きも、自分が何者であるか、自分のモノサシはどういうモノサシなのか、それなしにはクルマを語れない時代がすぐにでもやってきそうな気がして、うかうかしてられないな、と、ちょっとした危機感も感じました(笑)

 

きっと、”自分の知識や理論の正しさを証明し、確認するために車に乗る”よりも、”自分を磨くために車に乗る、あるいは、自分にとってちょうどいいのはどんなクルマかを探していく過程で自分の感覚が磨かれる”というクルマの楽しみかたのほうが、僕らクルマ好きの間でも主流になっていくだろうと思います。

 

まあ、ゴルフ2に乗ってる人とか、スピニング周辺の人は、もともとそうだ、っていう人多いですけどね!

 

そうそう、東京蚤の市の2日間、うちのお客さんや知り合いの人にたくさん会いました。数えてなかったけど、ざっくり思い出すだけで30人はいたような気が。これもすごい確率ですよね!

このイベントとテイストがあうお客さんが、スピニングガレージにはいかに多いか、ということも、そこからわかりますね。

 

そんな意味でも、また次回、必ず遊びに行きたいな、と、思います。

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