只今広告掲載に向けて仕上げ中の一台ですが・・・、

 

なんとなく、後付けの電装品の動作がおかしかったり、見慣れない配線が陰からチラチラ見えてたり、何か気になってしまって、

 

「よし、ちょっとヤバそうな配線は間引いて、劣化してるところも点検してスッキリさせようかー」

なんて言い始めたのが運のつき。もういつ終わるかわかりませーん(笑)

 

 

おそらくこの20年間で、時期はそれぞれずれていると思いますが、いろんなものを着けたり外したりしていたようで。

HID、キーレス、セキュリティ、ナビ、オーディオ、TV、ETC、パワーシート、後付けライトコントローラー等々。。。

他にも、昔何かの電源をとってたんだろうなぁ、という跡もあったりして、一つ一つ関連性や取り付けたときの背景を推測しながら、後々トラブルが出にくいように通常の配線の状態に戻していきます。

 

 

今のところ、このくらいの配線が出てきてますが、

更にまだまだ出そうです。

 

幸い、車体側の純正ハーネスには、戻せない加工もなく、溶けたり焼けたりした跡もありません。

おそらくほとんどのモノが、プロによる取付だと思います。ただ、年数がたっているので各所が劣化しているというだけで。

よかったよかった。

 

僕らも、昔のナビは配線多いなー、とか、懐かしみながら2~3人がかりの作業です。

明日には終われますかね。

 

それにしても、自動車の電装品も、この10年ほどでだいぶシンプルな配線になったな、と、改めて思いました。

その最たるものは、ナビですね。いまどきのものは、電源さえとれれば、車体側の配線加工はほぼナシで動いてくれます。

本体とセンサーの通信が無線でいけるものも多いですし。

 

旧車を日常使いするには、あったほうが便利な現代的な装備もありますが、取付にあたって一昔前よりも今のモデルのほうが、車体側の加工が少なくてすむので、取付工賃的にもお財布にやさしいのはもちろんですが、車にもやさしいですね。

この車のように、いろんな配線をつけて、それが10年15年たって劣化してきたときは、不定愁訴的な不調の原因にもつながりますし。

 

古いものが好き、といっても、やみくもに新しいものを否定して生きるわけじゃなく、こういうメリットはちゃんと享受できるようなスマートな選択ができると、カッコいい旧車乗りっぽい感じがしません?そう思うのは僕だけかしら??

 

 

この子も次のオーナーさんのもとに行くときには、メタボな配線とさよならして、シュッとしたかっこよさで旅立ってもらいますよ。

いい縁を引き寄せられるように、がんばれ!

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