今日は一日店をあけさせていただいて、母校である海城中学校の授業のお手伝いに行ってまいりました。

お手伝い、といっても僕は、社会人インタビュー的に生徒さんに聞かれたことに対して、適当なトークを繰り広げるだけなんですが(笑)

 

この授業、僕も全貌はよくわかってはいないのですが、社会人(OBとか学校の近所の人が多いみたいです)にインタビューをして、その人の人となりとか人生観みたいなものを、各生徒が演劇の台詞のように仕立ててまとめていって、作りこんで発表するというような内容。

単に「社会人の人、普段あまり触れ合わない大人の、生の声をきいてみましょう」というところから、さらに一ひねりも二ひねりもされてます。

 

2コマの時間の間に、「先生からガイドラインの説明」~「インタビュー」~「メモからその人の台詞作り」までをさくさく仕上げていくのです。

これ、大人でも時間内に仕上げるのは難しいと思います。でもこれを、ざっくり形にするまでやって、ゲストで来ている社会人本人の前で暫定完成の台詞を読むところまでやってしまう。

 

 

今回その流れを見ていてとても感心したのは、この子たちは本当に「素」で頭がいい!

インタビューも1対7人なので、みんなが雑多に質問を投げかけて、僕がなんとなく話をして、それをみんなメモをとりながら聞いていく形なので、1対1のインタビューに比べてテーマも話の流れもなければ、落としどころもないまま終了時間が来てしまいます。

その雑多な情報の中で、インタビュー後の30分ほどの時間の間にそれを整理して、「田中の台詞(独り語り)」の文章としてまとめます。

 

これ、変にオトナだったり、変に頭のいい子だったりすると、ある程度授業のテーマに沿った形で落としどころを考えておいて、インタビューの最初のほうで目の前の人物像にあたりをつけたら、”その人らしい台詞”をその人の口から引き出すようなことをして、無難にまとめるようなやりかたをすると思うんです。きっと僕ならそうしちゃいます。

 

でもこの子たちは、あくまでも雑多に語る僕の話を全部のみこんで、それをうまく整理して見事に短時間で、ホントに僕が飲んだら語りそうな(苦笑)台詞にまとめていってました。

 

先入観なしで全部いったん飲み込んで、それをうまく形にすることができるのって、ものすごい伸びしろ、吸収力を持っていなきゃできないことですよね。アタマもココロもやわらかいというか。

 

おじさん、40歳になっても若い気でいるけど、みんなを見てると自分が結構ヨゴレちゃってるな、って気付いたよ。もっとやわらかくがんばるね。

 

 

今日は中学時代の恩師にも会えたし、とても感激した一日でした。

 

あ、ちなみに、僕が自分の仕事を説明するのに、VWマガジンとハイパーレブを持っていって見せながら、いかにゴルフ2が楽しいかをひたすら力説してきたことは言うまでもありません(w

この中から10年後、ほんとにゴルフ2に乗りたいですなんてやって来る後輩くんが出てきてくれたら、おじさんもっと嬉しいなぁ~。

 

 

やっぱり息子を入れたいぞ海城!

ありがとうございました!!

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