とりあえず納車から一ヶ月近くたって、400キロほど乗りました。雨が多いとなかなか乗れず。

一度乗ってみたかった”アルミの本気ロード”。

富士スピードウェイを走った後の話の勢いで、GDRができるまでの勉強材料と腰掛けのつもりで軽い気持ちで買ってしまったけど、想像をはるかに超えた良さ!買ってよかった!

もっと味気ない乗り味を想像していたけど、すごく楽しいんです。アルミは硬くて無味乾燥な感じっていう一般常識はどこでつくられたものなんだろう?そして乗り心地がいいのにびっくり。100キロくらいまでなら、前マシンのリドレーX-Fireより疲れないかも。

で、めっちゃ速いです。しかも”乗せられてる感”がなくて、あたかも自分が速くなったかのように感じさせてくれます。うーんこれは危険(笑)

 

 

僕の場合やはりヘソ曲がりなので、人と同じマシンだと嫌だ、大手メーカーだとなんとなく入れ込めない、みたいなのがあって、GIANT買っちゃうのはどうかなーと、内心思ってもいましたが、今回はホントに参りました!という思いです。

よく考えると、VWだけどなぜかゴルフ2、っていうのと、GIANTだけどなんでこのアルミ?っていうのと、ちょっと共通するものがありますかね。見た目も派手さがなくてイマドキっぽくないのも、非常に好みですし。

素材的にも、ゴルフ2屋としては、カーボンよりも金属が問答無用に萌えるのかもしれません。言葉にできないグッとくる感があります。オオタケさんにGDRメテオを作ってもらったら、その次の自転車は、もうカーボンじゃない方向で考えるような気もします。

 

 

 

 

(以下、初心者ロード乗りの戯言メモです。興味のあるかたはどうぞ。僕の現時点での勝手な感覚なのできっと内容的にはめちゃくちゃです)

発進~加速フィール
・ゼロ加速はすごくスムーズ。なめらかにスイーっと路面を滑るように加速していく。・踏んだ時の加速はスマートで機敏、ちょっと知的?なイメージ。メテオのしなってグンと伸びてくれるのとは、ちょっと違うけど、力をためて推進力に替えてくれているのはわかり、車体とコミュニケーションしている感じがあって面白い。ドマーネやザニアは踏んだ分だけグッと出るけど、明らかに硬い何かを踏んでる感触があった。それはそれですごいと感じるけど、きっと僕の好みではない。X-Fireはパワーよりもトルクで来い、と言われてるような感じがゴルフ2のGTIじゃないほうのエンジンみたいで気持ちいいけど、それにのせられて踏むと、つい荒っぽく踏んでしまう。TCRSLRは、それよりも繊細というか効率のよい踏み方を常に求めてくれるような気がする。そこはザニアに近いかなー?もう記憶が曖昧。。・踏んだときの反応は、一瞬ボンと入力すると面白いX-Fireに比べて、鋭く反応してくれるけどぐるぐる回していくと気持ちいい。一瞬力を入れて、また一瞬休んで・・・という感じではなく、数秒ぐーーっと継続して力を入れていく感じ?表現が難しいけど。メテオみたいに後ろ三角がしなって足を押してくれるかのような感覚とは全然違う気持ちよさ。

平地の巡航
・平地の巡航スピードは確実に上がった。・路面の追従性がいい。空気圧をコンマ5上げても、荒れたアスファルトのしわとかで跳ねたりしないのが素敵。・アルミは細かい振動がくる、なんて言われるが、気になったのは最初の30分くらいだけ。翌日パッドの厚いグローブをつけて走って気にならなくなってからは、その後はグローブに関わらず気にならず。・平地巡航時の”薄肉のアルミだな~”っていう金属的な反響音が気持ちいい!(これも数日は強く感じましたけど、1ヶ月乗って慣れちゃいました。自転車は何台か持って、気分で乗り換えるのが面白いという人の理由も、このへんが大きいのかなーと思いました)

下り
・下りのコーナーがめちゃくちゃ速くて面白い。安心感もラインの自由度も高くて、自分がうまくなったみたいに感じる。(っていっても、せいぜい60キロくらいまでしか出せませんが。)・平地では意外とスマートな印象なのに、下りは豪快かつ精密な感じ。・フロントに荷重をかけても、サドルよりも後ろに尻を下げてリヤタイヤに荷重をかけても、安心して倒しこめる。(これまでは、こんなに細いタイヤで車体を倒すなんて怖いなーという感覚が抜けなかったので。前も後ろもこんなに下りのコーナーでがっちり感があるのに、乗り心地がいいのって、すごいなぁと思います。)・下りと、その次の下りをつなぐ平地がしばらくあって、というのが続く区間でのスピードの乗りがすごくいい。・下りだけでも、この自転車買ってよかった、と思えるほど下りは楽しい!

上り
・傾斜がゆるいうちは、ロスなく上れる感じ。回転キープさえできれば、パワーをセーブしてくれる感覚はザニアとも似てる気が。・傾斜がきつくなると、X-Fireと同様の”お前が頑張れる範囲で自分で頑張れ。その分は応えてやる”的につきはなされるような気分。(まぁ、練習しろ、って話ですが。メテオやトレイルヘッドの、後ろからビンビンと押してくれるような感覚を知ってしまうと、すごくそれが欲しくなります。甘えてるだけなんでしょうけど。)

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