ここ3日ほど、急に暑くなってきましたねー。

車も人間も、だいぶ疲れてしまうので、体調不良にご注意ください。

 

この金土日と、似たようなトラブル相談の電話をたくさんいただいたので、ちょっとまとめてみました。

1.エアコンがきかない!

2.セルモーターが回らない!

3.ラジエーターファンがうるさいor止まらない!

 

 

 

まず1.エアコンにつきましては、毎年の風物詩でしょうか。

年々少しずつエアコンガスは抜けていくものなので、補充して効くようなら補充で、補充しても効かないようならお預かり修理でお願いします。

全体の1/3くらい抜けるだけで、暑い日にはあまり効かなくなります。あと、日差しが強すぎて車内の温度がほっておくと60度くらいまで上がってしまうようだと、もう車種問わずあまりエアコンはがっちりは効かなくなりますので、サンシェード等を使っていただくのがいいと思います。

あと最近、盲点的に連発した症例としては、内気循環にならなくなって、冷え切らない車もいます。この場合、外気が暑くなりすぎると、エアコンの能力だけでは追いつかなくなります。

 

次に2.セルモーターが回らない(AT車)件。

エンジンルームが熱いと、AT車でセルモーターが老朽化してくると、冷えるまで回らないことがあります。この症状が出始めたら、そろそろセルモーターの交換時期が近いです。高速を走って、SAで休憩して再出発しようとしたらセルが回らない→30分ほど待ったらかかる、という状況ではじめてこれに遭遇するかたが多いです。

厳密には、キースイッチや配線等が原因なこともあるのですが、9割以上のケースはセル本体なので、まずはセルが古ければセルから交換して見ていきます。

 

あとは3.ラジエーターファンですが、

外が暑いとエンジンルーム内もすごく熱くなりますので、ラジエーターファンが高速回転することが多くなります。なので、この時期急にうるさくなるのは、ある程度は仕方ないです。

でも、熱すぎると、エンジンを切った後でファンがずっと止まらないことがあるので、もし15分以内に止まらないようであれば、ファン用の温度センサーやリレー等の故障の可能性大です。ずっとファンが回りっぱなしだと、そのままバッテリーが上がりますので、その前にヒューズを抜いたりできればいいですね。

また、温度だけではなくエアコンのガス圧が高いとラジエーターファンが止まらなくなりますので、急に暑くなってくるとそこの負担も増えます。

 

 

ざっとしたご説明で恐縮ですが、よくわからなかったら、当店までお電話いただければと思います。

 

そういえばこの夏はまだ、燃料ポンプの音が急に大きくなってきた~、っていうお電話はほとんどないですね。

これはお盆の渋滞の時期が、毎年多いですが。

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