新入荷のジェッタを見て、ちょっと感じた戯言をば(^^;;

 

この車先日、部品取り車前提で仲間のお店から買取させてもらったんですが、自走で乗って帰ってくる途中、この車

「俺はまだまだ走る、つぶすんじゃねえ!」

ってうるさく訴えてくるんですよ。

不人気車種のジェッタで20万キロ手前なんて、バラして他のクルマの仕上げに活用したほうが商売的には全然いいんですけど、そういう声を聞いてしまうとそれがムゲにできなくて。

うーん、って重苦しく悩みながら乗っていると、彼はひたすら調子よさを訴えてくるような乗り味で。しかもゴルフじゃなくてジェッタの乗り味の良さの特徴を色濃く出してくる。

さらに、ぱっと見た目の第一印象が大事なのも理解していてその見せ方も心得ているようで、店に乗って帰ってきたときに田辺さんが「かっこいいジェッタですね~。すぐ商品仕上げにかかりますか?」って寄ってきた。こういうオーラが出ているクルマって、オーナー候補者の目にとまりやすいっていうのも、きっとこいつは知ってるんだ。じゃあいいか、とりあえず格安現状で売り出してみるよ、って言ったら、このジェッタは静かになりました。どうやら納得したらしい。それから数日、このジェッタが僕に語りかけてくる気配はありません。

 

古くて、しかも同じ型式ばっかりでたくさんのクルマに乗っていると、時々どうしても魂が込もってるとしか思えないようなクルマに出会います。

まぁ見る人が見れば僕が、「このクルマが大好きすぎて擬人化してしまってる頭のおかしなオッサン」にしか見えないと思うんですけどね。普段はこういうことばっかり言うと気持ち悪がられるので、たまにしか言いませんけど。

 

でも、縁あってうちに在庫している商品車の声をもっと積極的に聞いてあげて、どういう風に売ってほしいのかを吸い上げてあげられると、もっと幸せなクルマも増えるのかなー、って、思いました。

 

さっと写真を撮ってみましたが、これまたなぜか端正でカッコよく見えてしまう(笑)

これはひとえに、クルマ本人が「俺ってカッコいい」って自覚しているからこそ出る雰囲気だと思うんです。

 

詳細情報は、

http://www.kurumaerabi.com/car/info/11142/475/

こちらに載せました。久々に10万円を切るプライスをつけてみました。

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