ライトニング誌の取材が来てくれました!

アメカジ好きとしては、権威ある本の車特集に出ることができるのは、すごく嬉しいです。

 

取材そのものも、普段のクルマ雑誌とは一味違う切り口で、お話してて超楽しかったです。

 

そして撮影も凝ってました。こんな角度からも!(°_°)

さりげなく、僕のカブリオを、ノーマル風にして登場させることに(^^;;

次号ライトニングの、オープンカー特集に載ります。

僕の車を出したかったからじゃないんですよ。ライターさんに、できれば色はワインレッドがいい、って言われたからなんですよ。ふふふふふ。

 

”オープンカーといえば、クラシックラインは外せない”と、編集部でもまず最初に候補があがったそうで、うちに打診の電話をいただいたときも、

「クラシックラインで撮れる在庫車はありますか?」って聞かれて、「紙面映えするものといえば、何色をお出しすればいいですか?」ってお返事したら、

「そんなに在庫がそろってるんですかー!」って盛り上がっていただけたので、良かった~。

 

多くのお客さまがご存知の通り、昔からずっと「在庫過多だからなかなか黒字が出ないんじゃない?」という指摘を受けても、「在庫車の回転率は悪くても、在庫の総保有コストの資金回転率から見たらそんなに悪い数字じゃないからいいんです!」って言い張り続けて、たくさん車を持っててよかったなぁと、しみじみ思った瞬間でした。

 

↑の切り返しも、よりたくさんのゴルフ2にまみれて仕事するにはどうしたらいいか、っていう詭弁を考えた末の話法なんですけどね。原因と結果は逆ですが、数字で説明すると、なぜかみなさんそれで説得されてくれます(笑)

でもその原因と結果が逆の論法のおかげで、普通の車屋さんだと持ちすぎな在庫台数でもやっていけるギリギリまで持とう、というそのギリギリのラインを意識できるようになったので、今まで続けることができているのかもしれません。そのかわり、他のお店さんに比べて店に極力お金をかけず、展示場もなく、広告も削り、看板も出さず、あまり洗車もせず、営業マン専任の担当もほぼおらず、という割り切りも必要だったりするのですが。

まぁ、分不相応に豪華な店とか作っても、自分らがまず居づらいですしね。

そしてそんな考えかたを続けてきた結論が、「田舎に引っ込んでしまおう」というニローネへの移転です。

直感的にやりたいことを続けるにあたって、本当は深いことは何も考えていないのですが、さもそれが論理的に裏打ちされた戦略かのように理論武装するべく小細工し続けているだけなんですけどね。今のところまだそれが露呈していないのでこれからもその体でいきますが。

それをやっているうちに、いつかは本物になれるに違いない、って思っていますし(^^;;

 

 

 

あ、すみません横道に大きくそれました。。

ライトニングのかたともお話していて、カブリオ以降、似たような車が出てきていないので、近年より存在感が大きくなっているよね、と、盛り上がりました。

確かに、このコンパクトなサイズでオープンで、4人普通に乗れてトランクスペースもある車って、他にない気がします。

21世紀に入ってからの車はコンピューター使いまくりなので、あまり車自体が長持ちしないでしょうし、きっとこの型のカブリオは、今後何十年も残っていくだろう、と。

 

アメカジも、「長く着続けられる本当にいい服って何だ?」という問いに対する回答を模索している小さいメーカーさんが、いい仕事してますよね。

近年のファストファッションの隆盛に対するカウンターカルチャーともいえますが、それと同じく、80年代名車も、今ドキの車の使い捨て化や家電化に対してのカウンターカルチャーといえると思います。

そんな流れで、車やファッションの文化だけにとらわれず、いろんな文化を語る文脈の中で、ゴルフ2系の車や、他の80年代名車が語られるようになったらステキですよね。

 

うちも、ゴルフ2の良さを発信するのと同時に、長く乗り続けることに対しての具体的な提案も、発信していかないとなぁ。

ウェブサイトもそっちはなかなか手付かずだし。。

 

うちの店に日常的に整備に来てくださっているかたは、普通に修理して普通に乗っているし、うちもそれが当たり前だと思っちゃっていますけど、お初のお客さんとか買取で来られるお客さんとかは、ディーラーさんや最寄の整備工場で、この車もう今後乗れないですよとか、いろいろ言われて不安になっていたり、それで新車に買い替えを決めたりしてるんですよね。

そういう、漠然とした根拠のない不安を払拭して、根拠のある自信をもって自分の愛車と接してあげることができるような情報のサポートをしてあげたいです。

 

 

うーんまだまだやることがいっぱいだ!

 

何にしろ、知らない世界の人から取材されたりするのって、刺激になりますよね。

ライトニングのみなさま、ありがとうございます!今後ともよろしくお願いします!

 

 

 

HOTLINE

ピット直通電話
出られないときもあります

モバイル
ナカニシ、ヒシカワ
コバヤシ、コイソ