”中小企業庁 経営改善計画策定支援事業”という事業がありまして、当社はこのたびこれを活用して経営の改善、安定化をはかることに致しました。

 

と言うと、とてもかたい感じがしますが、要はもうちょっときちんと計画たててきちんと数字を活用して、まっとうに経営しなさいよという話です。
それには、きちんとした現状把握と、今後どう改善していくかの計画をきちんと立てて、作ってみなさい、ということですね。

 

 

なにやら申請を受けて認定してもらって、それ相応の機関にサポートしてもらって・・・というとなにやら大変そうなんですが、うちがいつもお願いしている直江税務会計事務所が認定機関になっていて、うちのサポートをしてくれるので、まぁなんとかなるでしょうと思って、直江さんにすすめてもらうままに始めてみましたが・・・・。

経営改善計画書を作るのに、なんだかんだで約2ヶ月かかってしまいました(汗)

 

 

で、作った計画書を持って、お付き合い先の全銀行に説明しに行きます。
その後、半年に一回、モニタリング(計画がちゃんと進んでいるかの確認とフィードバック)があります。

 

 

そして今日は、直江先生と一緒に、各銀行に、説明に回ってきました。

銀行というと漠然とお堅いイメージがあって、どこの銀行も同じような対応なのかな、と思っていましたが、行ってみると全然違って面白い。

同じ日に、同じものを持って、同じ説明をしに行っているので、よりその違いがわかりやすかったです。

説明しに行っても、質問される内容が銀行ごとに全然違いました。これは銀行ごとというより、担当さんの違いでもあると思いますが、銀行の行風というのもあるんでしょうね。

○○銀行がいい、とか、ダメ、とかではなく、結局いいお付き合いを通して、相互の理解が深まることが一番良い結果を生むんだな、と思いました。

 

 

 

今回の経営改善計画の基本策定方針は、

”まっとうな商売で、長く続けていく”。好きな仕事、つきつめたい仕事に安心して打ち込めるように、安定した資金繰りを実現して自己資本比率を高めていきたい。

という形で定めましたが、直江さんはこれを銀行さんと読み合わせるときにちょっと恥ずかしそうに、「社長がご自分の言葉で書かれているのでそのまま読みますね」と言っていたのが印象的でした。これでも目いっぱい硬い表現で社長っぽく打ち出したつもりなんですけどね。まだまだ言葉の使い方がうまいこといい感じに出てきません。

 

 

計画の内容については、店の移転後何が大変になったのかを深堀りしまくって、結局、

・部品と資金の管理をしっかりして、月末お金がなくならないようにする。

・仕事をきちんと回転よくこなして、仕事をためずに赤字を出さずに安定して売上をたてる。

の、だれでもわかっているような超基本的な2ポイントにしぼられております。なんのこっちゃ。

 

でもそれが、難しいんですよねー。創業当時からずっと、このへんが甘いままできて、”奇跡の経営”を続けてるわけですから。(この適当さで続いているのが傍から見ると奇跡って意味です)

これを奇跡じゃなくて誰もが当然で自然と思ってくれるように、したいです。

 

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