ALANというメーカーから、80年代後半のフレームの当時イメージそのままで現代の技術で速いやつを作ってみましたよ、なんていうモデルが出たのを発見してしまった!これはやばい。中学生のころの憧れが再燃してしまう。

 

 

ALAN SUPERCROSS SCANDIUM  です。

 

 

80年代当時、中学生のくせに贅沢にも高級フレームを買って自分で1台作ろうとしてたときに、BASSOのフレームにするか、ALANかVITUSのアルミフレームにするか迷って、「中学生だし、余計な金かけずに速くなりたいならまずは、Columbus SLのパイプ使ってるBASSOにしたほうがいいよ」、って当時通っていた自転車屋さんの関谷さんに言われて、BASSOにしたっけ。懐かしい。

あのときはまずは初めての新車、って思ってBASSOを買ったけど、パーツは何周もしながらも買い換えることなく20年以上乗るとは思わなかったなー。今でも部屋に置いてあるので、いつかまた復活させたい。

ちなみにこれがBASSO号です。

 

関谷さんといえば、息子が生まれてすぐくらいのときに、関谷さんに見せに行って以来、しばらく顔を出してなくって一昨年、ものすごく久しぶりにお店に行ったら、数年前に関谷さんが亡くなったことを教えていただきました。

中学生のときに、店のお手伝いして初めてバイト代もらったり、山とか競輪場とか、いろんなところに走りに連れて行ってもらったりで、思春期にすごく影響を受けた、カッコイイおっさんでした。そういえば関谷さんも、ひょうひょうとしてて変わったことや人を煙に巻くようなことを言いながら、やりたいことをやってる感じの人だったな。。

改めてBASSO号を仕上げて乗るときには、関谷さんのお店に頼んで、仕上がったらBASSOに乗って、お墓参りに行こうっと。

 

そんなこんなで当時、関谷さんの創業したてのまだ狭い店内にあったALANのイメージと丸々かぶるこのフレーム、カッコよすぎてどうしよう。そんな思い出もあるから余計かっこよく見えてるだけだとは思うんですけど。

こんなフレームで上手いこと走ってたら渋かっこいいですよね~。仮に上手くなくても速くなくても、このオジサンいい自転車乗ってんなー、ってなってくれそうなので良い言い訳にもなるし。

 

最近やっと、中学生当時よりも速く走れるようになってきた実感があるので、80年代当時っぽさの雰囲気がある自転車で、そのときにできなかった走りをこれからできるようになるために頑張ってみる、というのもオツかな、と思ったりもします。

先日の正月休みにも、部屋の片付けしてたら、10年ちょっと前に関谷さんからもらった年賀状がポロっと出てきて、「やっぱり今年は自転車がんばってみよう。ゴルフ2につながるかはさておき、関谷さんが面白がってくれるような生き方にはつながるかもしれない」っていうことも、思ったりしていたので。

 

買っちゃうかな。

 

クルマも、こういうセンスで面白いモデルを出してくれればいいのに!

 

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