先日、藤原選手と二人で、RUNARTさんで”遺伝子解析+カウンセリング”を受けてきました。

 

いわゆるスポーツ遺伝子検査というものも一般的になってきて、受けたことがある人も、結構多いとは思います。

でも、僕はやってみてもイマイチ結果がよくわからないというか、”だから自分はどうしたらいいのか”につながらなくて、結局、心理テスト受けて「あなたはこんな人です」って出てきて、面白かったねーというようなレベルで終わってました。

 

ですが、RUNARTでは、

・カロリー消費
・糖質燃焼
・脂肪燃焼
・満腹中枢
・血管収縮
・筋収縮
・筋肉、神経
・エネルギー供給
・抗酸化作用

 

この9項目を見ていきます。(なんだか、この項目の中のどれかが、他では見れない独特の検査のものだそうです)

その上で、その結果の読み取り方や、それを受けてどんなトレーニング、ケア、栄養を取ったら良いかなど、それぞれの目的や目標に応じたカウンセリングをしてくれます。

 

 

僕の場合は、カロリー消費は普通ですが脂肪燃焼があまりしないタイプで、有酸素運動で脂肪が落ちにくいようです。

対して糖質は消費しやすく、糖質が切れると脂肪よりも筋肉を分解してエネルギーにしてしまいやすい傾向があるようです。

→だからなかなかやせにくいんだ!ここは割り切って、脂肪をとりすぎないように気をつけるしかないっすね。なかなか体重と体脂肪率が落ちない自分の何がいけないのかな、っていうことも思ってましたが、やり方が間違ってるんじゃなくて僕の場合単に結果が出にくいタイプだったっていうことで。

→だからいっつも、甘いものを食べたくなるんだ!俺こんなに甘いもんばっか食べたくなって大丈夫かなぁ、って自分で心配になることがあるのですが、その分カラダが欲してた、ってことだったとは。

運動中の補給のしかたが、これでわかるようになれそうです。ここは一安心。

 

そして、血管収縮のほうは瞬発力系、筋肉収縮のほうは持久力系と、相反する特性を持っていることがわかりました。

これが、他の遺伝子検査でも同様な結果が出ていて、だからどうしたらいいの、っていうのが全然わからなかった点なのですが、今回は神経、エネルギー供給等の他の結果と総合して見ることと、木村さんの解説や指導が入ることで、なんとなくわかったような気がします。

ざっくりいくと僕の場合、”体全体としては瞬発系だけど、筋肉が弱いのだけは気をつけておく”という把握の仕方でいいようです。その上で、自転車の練習では心肺の持久力を伸ばすことを意識しながら、自転車に乗らないときに筋トレをして、短時間で発揮する筋力をつけていく、という方向で当面がんばってみようと思います。

 

 

実際、こういった”遺伝子が支配する要素”というのはその人の総合力の3割くらいで、残りの7割は後天的に培ってきた要素なのだそうですが、誰しも普通漠然と取り組んでいると、自然と自分の特性に合ったところを得意だと認識するので、その面で勝負しがちだし、その得意なところの練習に偏りがちです。

なので、残りの7割の後天性を育てるには、そこは意識して取り組まなきゃいけないんですね。一見短所是正っぽく見えて効率が悪そうですが、最終的に何の競技にしても勝負を分けるのは特性にあった得意な部分でしょうから、そこを活かすための補強や底上げだと思うと、長所伸展なのでしょうね。

 

本を読んだりしていると、栄養の取り方や練習方法、体の使い方等、これが正解だと言われているやり方っていっぱいあって、どれが正解なのかわからなかったりしますが、各人の体の特性が違うから、たくさんある”正解とされる理論”のうち、自分に合うものを適切に取り入れていく必要があるんですね。

「自分を知る」作業というのは、スポーツやダイエットにおいても、大事なんですね。勉強になります。

 

僕の場合、相反する結果が出てきていたので、自分で”得意”だと認識していることもすでに自分の特性とイコールではないことまでわかりましたし・・・(苦笑)

基本、これまで取り組んだスポーツが大体自分に合わない取り組み方をしていて結果が出ていなかったんだ、ということもわかりましたし、クルマで走ることに関してはたまたま自分の特性に合っていたということと、年食っていろんな理解力が上がってから、自転車をもう一度がんばるようになって、昔やってたときとは違って結果がともなうようになってきたんだ、ということもわかりました。

若いときにできなかったことや失敗したことを、これから取り戻すために、目いっぱい楽しんで取り組んでいこうと思います。

 

 

僕の実例話がどこまで面白いかはさておき、ほんとは藤原の実例が出せるともっと面白く読んでいただけるとは思ったんですが、藤原のほうは、結果の話をしてしまうと選手としての戦略や戦術にかかわるので、あまり言わないほうがよさそうかな、と思うので自粛しておきます。

でも、新たな切り口をカウンセリングの中で発見していましたよ!

僕も一緒に練習して役に立てそうなことも、出てきたらいいなぁ。

 

RUNARTさんは、メインはランナー向けの超高機能インソールの輸入をしている会社なのですが、木村社長は仲良しなので、もし受けてみたい、という人がいたらご紹介しますので、ぜひ。

実際にそのインソールも僕は自転車で使っていますが、雑な動きをしてもきちんと足からペダルへの入力方向が修正される感じで、とてもいいです。全部の靴に入れたいくらい。

 

 

木村さんありがとうございました!!

また欲が出たり、壁にぶつかったりしたら、相談しに行きます。

 

ってか、3人で一緒に撮ってくればよかった。。こういうところが我ながら気がきなかくて残念。木村さんのしゅっとしたイケメンっぷりはまた次の機会に。

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