なぜか忙しい年度末を無事?乗りきって、定休日の今日明日はゆっくり休めるか…なんて思ったんですがそんなに世の中甘くなくて、昨日も今日も店に行って半日事務作業と、今日の午後はマイケルミーティングをしに、あざみ野往復。


天気も良くて桜が綺麗なので、寄り道していろんなところの桜を見て帰り途中、チクテベーカリーのパンを買いにさらに寄り道。

チクテベーカリーさんは、今は南大沢にありますが、数年前まで旧スピニングガレージのすぐ近くにありました。お互いに引っ越して遠くなったので行く機会が減ってしまいましたが、なにかと食べたくなるパンです。こたつナナフクに行くと、チクテのバケットを使っているのでよく食べてはいるんですけど(^^。

 

現チクテベーカリーは南大沢の団地の中でも駅から離れた、おそらく一番昭和な感じのミニ商店街にあって、とてもゆるーく時間が流れている一角なのですが、そんな立地でひっきりなしにお客さんが来てパンがどんどん売れていきます。ちょっと異様な光景。

お店は、設備にはきっちりお金はかけてるけど、内外装なんかはあまりお金かけずに、でもとてもおしゃれな感じでまとまっています。そしてその分、パンが安い。このクオリティなら、もっと高く売れる場所と売り方にして、バンバン出て行きたくなるのが、経営的なあれこれの常識であり人情だと思うんですが、そうはしないところがきっと、心意気。こういうスタイル、すごく好きです。

 

みなさんすごく忙しく働いていて、次から次へと新しいパンが焼けてくるし、でもお店の人もお客さんもバタバタやカリカリ感はなく、ちょうどよい感じのゆるいテキパキさ。

うちの店が目指しているありかたって、こういう感覚だよなーって、自然に思います。

 

お客さんは、みんなわかってチクテを探して来てくれていて、パン屋さんのような近距離商圏の商売でさえ、立地は完全に跳ね返せるものなんだ、と証明しています。

逆にこの忙しさで、これだけたくさん売れているから、このクオリティでこの価格でも、ちゃんと利益が出ているんだろうし、”儲けたい”よりも、”いいパン作って、食べてほしい”が前面に出ているのが素敵です。

 

 

それにしても、このお店に来るなら、ギンギンなロードよりも、シクロクロス車やトレイルモデルのMTB、クロモリのスポルティーフで乗り付けるほうが似合うなぁ。ALANのシクロクロス車ができあがったら、まっさきに乗ってきて写真撮ってみようか~。

 

 

 

ゴルフ2の、ちょうど良いレトロ感と、現代に通じる乗り味のバランス感覚と近い味が、チクテのパンにはあると思いますので、お近くを通ったら、ぜひ食べてみてください。

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