秋の王滝MTB100キロレース、なんとか、春よりも10分だけ短縮してゴールしました。

 

今回は落ち着いて、ぎりぎり七時間切りの目標タイムに向けてほぼ計画通りに進んでいましたが、70kmをちょっとすぎたあたりで派手に転倒して、あとは超スローペースになってしまいました…。

なかなか上達しません。

 

前回初参戦した春の王滝のときは車中泊で少人数参加でしたが、秋は毎年ライズライドで参加する人が多いようで、総勢10人以上になって、前泊もおなじみの宿があって、そこにご一緒させてもらったのですが、なんだか学生時代の部活の合宿を思い出す感じですっごく楽しかったです。

僕は今回で2回目の参加といっても、秋ははじめてだし、ニューバイク投入でまだ慣らしもセッティングも全然できてない状態ということで、みなさんにまたもやおんぶにだっこでアドバイスをいただいてやっと走ってきた、という感じです。みなさま今回もお世話になりました!ありがとうございましたm(_ _)m

 

 

 

(以下、なかば独り言の反省です。次回以降のために。 《←といいつつ、ここを見てくれてる人からは何かしらのアドバイスをもらえたらもらおうといういやらしい魂胆で書いてますw》)

・ニューマシン、TURNER CZARは、扱いが難しい!速いけど、コーナリング中にラインを外すと修正できない。トレイルヘッドみたいに、適当に進入して路面とRを見ながら修正っていう走り方じゃだめみたい。轍があってそこをバンクに使うとすごくスピード乗るけど、逆バンクだったり、車体が起きちゃったりするとあっという間にドアンダーでアウト側へ。

・TURNERさん、すごい剛性感だし、うまく走れれば速いけど、ちょっといい加減に走ると明らかに失敗を実感させられるので、最初は「ものすごくドS」なバイクかと思いきや、そのがっちり感はそのままで、100km走り切ってもあんまり体には衝撃や振動からくる疲労感が残らなかった。不思議だけど、これが流石、一級品のマラソンバイクってことなんだろうか。

・OTAKEトレイルヘッドと比べると、加重抜重の入れ替えに力がいる。体重増やしちゃえば楽だろうけど、それだと上りがさらに遅くなるので、上半身の筋力を上げないとだめだろうな。。29使いの下り系ライダーの人がガタイがいい理由はこれなのか?

・フロント30Tは重かった。。今回ケイデンス測ってないけど、きつい上りだと時速5キロ台まで落ちてたのでケイデンス50くらいになっちゃってたかも。フロント28Tかリヤに42Tがないと厳しい。フロントトリプル使いで軽快にくるくる回す女子に抜かれたときは心が折れそうに。今回せっかくクランク長を175にしてみたので、まずは、じわじわトルクをかけるペダリングと、立ちこぎで楽にクリアできるような練習をするべ。

・空気圧は前後1.0Barで感触良好。パンクもしなければリム打ちも一度もなし。29in.とワイドリムの恩恵大。

・TURNERさんの扱いが難しいと言いながら、上りでは滑ったりはじかれたりしてラインを外すことはほとんどなし。そこは神経使わなくて済んだのですごく楽。

 

・PC壊れて、ロガーデータの詳細は見れずだけど、メーターの中で確認する限りは平均パワー194w、平均心拍149、平均気温15℃、獲得標高2464m。足つった5月の平均パワーが199wだったのにそれよりも出力出てない。ペース抑えて走りすぎた。平均心拍も3低い。ペース抑えたことと、PMをちゃんと飲んでることで、呼吸は全く苦しくならなかったし、目が回ったり頭くらくらするようなこともなかった。

・終盤に気づいたけど、上りごとの獲得標高と距離を見ながら走ると、ペース配分しやすい。次回はもっと意識しよう。

・事前にたてておいた目標のうち、ギリギリ7時間切りは達成できなかったけど、足はつらなかったし、つりそうになる前に使う筋肉を変える意識もできた。補給もうまくいった。景色を楽しむ(=視野を広くとる)余裕もとれた。

・補給はスタート前にパワージェル1個、CCD1secを第一区間で喉が渇いたときに一個、あとはスポーツようかん3個、メイタン6本分と、CP2でいちご味のパワーバーが目にとまって1本食べてしまったけど、それで十分いけた。一時間あたり200kcal目安でよさそう。最後の一時間は口がさみしくならなければ補給はいらない。カフェイン入りのメイタンがちょっと残ってればいいのかな。

・ドリンクは、ボトルに満タンでPMfitnessを入れて、軽量化のためにハイドレーションには粉だけ入れといてCP1で1ℓ水を補給。その後CP2でボトルにも水を足したけど、全部は飲まずにゴールしたのでトータル摂水量は1.5ℓほど。涼しかったのでこれで済んだけど、暑いときはもうちょっと積極的にとるようかな。

・平均気温15℃で、日差しもそんなに強くなかったけど、夏用のレーパン+夏用ロングタイツの2枚重ねに上はチームジャージ+パールの夏用長袖アンダーでちょうど良かった。グローブも普段のXC。

 

 

 

区間ごとの振り返りと反省

・第一区間。2:53:02(284位)。5月の第一区間と比べて17分遅いけど、大体想定内。前回最初に飛ばして後悔したので今回は抑えて走った。スタート位置も中盤に並んで、林道区間に入るまでに大体7時間くらいでゴールしそうなペースの人の中に入るように意識したので、走りやすかった。でも、林道手前~最初のピークまで、渋滞で停車してしまうこともしばしば。もうちょっと前に出ておかないとタイムロスなのと自分のペースが作りにくい。

・第二区間。2:16:56(302位)。5月よりは19分速い。足つってないので当たり前だけど。それでも、想定していたのはここまででちょうど5時間と思っていたのでちょっと遅い。中盤でつらないようにと思って休みすぎたかも。CP2でパワーバーもらってしまって、でかいしボサボサして飲み込めないしで結構時間くってしまった。次はおいしそうに見えても手を出さない。

・第三区間。1:28:31(547位)。8分予定より押してるのを取り戻そうとして、下りで少しペースアップしてて、ブラインドコーナー出口で浮き石に乗って転倒。痛みとやっちまった感で多分20分近くそこでしゃがんで過ごす。トレイルヘッドだったらちょっと尻の角度と視線の向きを変えるだけでクリアできるような状況だったのに、TURNERさんだとハイサイドになりそうになって、おつりくらって横向きにたたきつけられるように転ぶ。だったら最初からあきらめて、滑って転倒しておけばケガもしなかったかも。反省。その後とりあえずリタイヤするにしてもCP3までは行かなきゃ、と思って走りだしたらなんとか乗れるので、CP3で止まらずにそのまま走る。

・第四区間。1:09:05(345位)。膝が痛くてあんまり曲がらないので、ゆっくり立ち漕ぎで上りをやりすごしていて、「29in.は立ちと座りを使い分けて、立ち漕ぎを意識して入れていくとペースができやすい」、とアドバイスされていた意味がすこしわかったかも。リヤのトラクションが抜けにくいせいか、意外と立ち漕ぎが楽。そして膝も腰も痛みはあるのに、下りは乗り心地がいいので結構飛ばせる。事前の想定プラス10分ちょっとで走れた。この区間、体が思うように動かないことで、TURNERさんが動いてくれるようにお任せして走ったせいか、”楽で速い、マシン任せ”がどういう乗り方なのか、少しイメージができたような気が。

・結局、振り返って計算してみると、転倒がなくてもおそらく7時間2分~5分くらいでゴールだったんじゃないか、って感じなのは、いずれにしても詰めの甘さが俺らしくて残念です。

 

来年の9月前に見返す用に、今回のリザルトから見る7時間切りモデル

・ずっと200位なら、第一区間2:42:20、第二区間2:05:23、第三区間1:05:11、第四区間0:59:57、トータル6:52:51(190位)

・ずっと250位なら、第一区間2:49:07、第二区間2:12:41、第三区間1:09:08、第四区間1:02:45、トータル7:02:41(217位)

全般的にもうちょっと頑張れ、ってことですね。今回わかったのは、”下りは楽しいから飛ばそう、上りは苦手だからごほうびに下りが待ってると思ってやりすごそう”っていう考え方じゃダメ。タイム縮めるには、上りで縮めるほうがリスクは全然低い。来年までにTURNERさんで上りは速くならないまでも少なくとも好きにはなろう。

 

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