先週のゴルフカップであわや転倒のピンチを乗り越えたかに見えた我が愛車ムラサキ号の現状報告ですが、ちょっと前途多難な雲行き…。

 

一応最低限走れるように、メカコイPが最低限の修理だけやってくれましたが、コイP先生の見立てだと、きちんとしたタイムを望むなら、箱替えせざるを得ないだろうとのこと。

 

浮き上がって着地させるときに、右のジャッキポイントあたりを縁石に激しく打ちつけたらしく、左に比べて右のフレームが2センチほど上がってしまっていました。シャシ全体が微妙に大きく歪んだみたいです。

 

左の後輪のホイールにガリ傷が!これはびっくりしました。片輪走行してホイールが当たるくらいということは、60度くらい傾いていたよという目撃証言もオーバーじゃなかった、ってことかしら。

 

イシカワさんと直接ヒットしたのはホイールだけなんです。イシカワさんの右リヤホイールと、ムラサキの右フロントホイールが当たったのですが、当たった部分はホイールはベッコリ大きく歪んでいます。

これで割れずに粘るところは、流石の品質です。

 

ドライブシャフトはボッキリ。

 

 

ロアアームもぐんにゃり。写真には撮っていませんが、タイロッドもぐんにゃりでした。

 

 

 

ムラサキ号、もう20年前から知っている車で、僕のところに来る前の歴代オーナーも知っている人ばっかりなので、心の中では、レース機材としてだけは割り切れない面もちょっとありまして。

ただ、もうその20年前の時点ですでにガンガンサーキットを走っていた車で、これまでのダメージの蓄積や修復歴の多さを考えると、もう引退させてあげるべし、とも思えなくもない。

中途半端に、ぱっと見クルマの形を保っているだけに、余計迷ってしまいます。

 

形あるものはいつかその役目を終えるもので、人の一生だってそれは同じこと、って、頭ではわかっているのですが、命あるものと違ってモノの終わりはその所有者のエゴで決まってしまう側面もあるので難しいです。

 

まだ決断を下す腹が、定まりません。

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