泣けるほど極上なクルマに乗ってホントに泣けてしまった、個人的などうでもいいお話。
2016.02.25今日は登録のお仕事。88年の極上MT車です。
乗ってたらなんだか切なくなって泣けてきた。僕が心から求めているのはこんな乗り心地、こんな質感、こんな減衰、こんな雑音。運転しながら指先足先もアタマの中もとろけそうな心地よさ。
“スピニングガレージの店主が乗るべきゴルフ2″はどんなクルマか、って周りから言われるゴルフ2像、っていろいろあるけど、ホントはそういうの、僕にとってはプレッシャー以外の何物でもない。生身の僕は、好きなクルマに乗りたいだけ。別にゴルフ2じゃなくてもいいんです。でも、好きで乗ってる車が、たまたま20年くらいゴルフ2だ、ってだけ。そしてこれからもゴルフ2とつきあっていきたいから、この仕事を続けていきたいだけ。
何か、頭とココロのバランスが、崩れてるのかなぁ。
頭ではわかってるはずなんだけど、ムラサキの喪失感が心のなかでは整理ついてないのかも。
次は、仕事と完全に離れていちばん乗りたいゴルフ2を買うことにしよう。ムラサキの後任を探そうとか思うと、ずっとひきずりそうな気がする。
そもそもムラサキだって、最初は完全に僕が個人的に乗りたいように乗っているだけだったんですが。乗ってるうちに、いろいろと軌道が変わってきちゃうんですよね。7秒台に乗せようとして、街乗りが厳しくなっちゃってから、ズレはじめたのかなぁ。
そう考えると、ムラサキの喪失感を引きずってるんじゃなくて、今の自分の状態に至るまでの経緯に対して、自分で納得いってないだけか。
悩むだけ悩んで、次の一台をどうするか、ちゃんと自分の中で納得いく答えを出そうっと。
自転車みたいなクルマに乗りたい(下野康史さんの受け売りw)