今シーズンもゴルフカップがもう最終戦。みなさまありがとうございました&お疲れさまでした!

 

まずは当日の写真はこちらからどうぞ~
シクロワイアード磯部さんが撮ってくれた写真
僕のカメラでジャンボが撮った写真たち
BMA河原さんが撮ってくれた写真 その1 その2

 

 

そして本題は、主催者のお手伝い的なごあいさつは今回は置いておいて(それでいいのか?)、今回は個人的に超楽しかったので、車載と、そんなごくごく個人的な感想をば。

 

車載のほうは「黒蝸牛号」ではじめての走行。まだいろいろ煮詰まっていないところも多々あり、コースがその日赤旗出まくりでどこが滑るか全然わからん、みたいなのもあって、とても難しかったです。

 

2016ゴルフカップ最終戦Tクラス決勝

 

決勝は、福永さん成澤さんと楽しく遊ばせて(遊ばれて?)いただきました。

途中で抜かれた福永さんは、ゴルフカップ参戦者中最年長の選手。これまでは、多少ベストラップが福永さんのほうが速くても、競り合いになれば負けないだろう、とタカをくくっていたですが、今回は違いました。要は、僕がゴルフカップ最多参戦の経験値におごって福永さんを甘く見ていて、あっさり、してやられちゃったわけです(笑)。

 

いつもは、「後ろから見て勉強させてもらいますよ」なんて優しく声をかけてくれる福永さんなのですが、今回抜かれたときは、明らかにロックオンして”ここでねじ込んで抜く”というオーラがクルマ全体から出てました。抜いて前に出た後も、僕のほうが速い区間ではその加速を活かすラインをうまくつぶしながら走られて、つつくことはできても、抜き返すところまではいけず。

ゴール後はいつもの紳士な福永さんに戻っていて、「花を持たせてもらっちゃったみたいで~」なんていう調子でした。

 

人生の大先輩に向かってこんなことを書くのは恐縮ですが、今シーズン最後にして、明らかに一皮むけた勝負強さを手に入れたんだな、って思いました。

しかもそれでいて、この余裕!福永さんがD’sレーシングのメンバーから超リスペクトされている存在なのは聞いてはいたものの、その理由や魅力が、今回のレースでよく理解できました。僕も20年後、こんな風に何かでしれっと一皮むけられるようなオジサンになりたい。

 

それにひきかえ僕のほうはといえば、黒蝸牛号で初の筑波だったのですが、クルマが変わるだけで全然乗れなくなっちゃうのは我ながら反省点てんこ盛り。予選で走り始めた途端にエンジンが吹けなくなっちゃったので、ほぼ決勝がぶっつけ本番だったのですが。

明らかにオイル浮いてる、とかではないのにところどころめちゃくちゃ滑るところがあって難しい路面でした。特に2ヘアと最終コーナーが、最後まで、どこがグリップしてどこがグリップしないのか、よくわからなかったです。

ニンゲン側もダメですが、クルマ側も、まずはエンジンの吹けを何とかしないと。ストレートの最高速がムラサキと比べて7~8km/h遅い。

ブレーキバランスも悪い。リヤがすぐロックして全然フロントのストッピングパワーを活かせない。なので減速に時間がかかるしフロントに荷重が乗りきらないのでクリッピング付近で向きも変わらない悪循環。

Sタイヤで走るなら、デフも欲しいなぁ。出口の加速ももっさりしてる。

あとターボのレスポンスの悪さと一気にトラクションがかかってしまうのとで、コーナリング中、2速が使い物にならない。3速で踏んで待つ、みたいな感じになって、それももっさり感に拍車をかける。冷却系は大丈夫だったけど、そもそもエンジンパワーが出てないから温度がそこまで上がらなかっただけかもしれないので、そこはまた次回要検証。

雨のLINKサーキットではそこそこ感触よかったんだけどなぁ。筑波となるとまたやるべきことはいろいろ出てきます。

 

今回ムラサキと同等くらいのタイムで走れるようなら、車体側はまだ街乗り仕様でムラサキほど詰めてない分、来年はT2かCクラスに出れるくらいにいけるかな、と思いましたが、この調子だと、来年もT3クラスかしら。そしてまた来年も、福永さんに遊ばれてしまうのかしら(笑)。それも楽しそうですけど。次はこんなにあっさりとはやられらいようにしないとw

決勝がはじまって、2周目の裏ストレートで後ろから猛烈に迫ってくる福永さんを見て、ここまできたんだなー、ってなんだか感慨深くうれしくなっちゃて。僕がゴルフカップ参戦者の中では一番の古株なので、参戦者の人がうまくなって僕を踏み越えていくのが妙に充実感あるんですよね。別にMっ気があるわけじゃないですよ!

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