「人に何かを伝える」ということについて、異様に考え続けることが多いワタクシ。こだわりというか執着というか、はたまた性癖なのかこれが与えられた人生のテーマなのか。

先日、そんな私はとある人から、「ストレス解消とかどうしてるんですか?」と聞かれました。考えてみると、行き詰まったりストレスが溜まったりしても、それを解消するという感覚が僕にはそもそもないのかも。悩んでいる問題が解決するか、あきらめて見切りをつけるか、どちらかで決着がつくまで頭の中から消えることはありません。どっちみち、ストレス解消なんていってそのときは発散して忘れた気になっても、またその課題ってすぐに自分のところに形を変えてやってきてしまうし。僕の中ではその時の結論が出るまではストレスから解放されることがありません。いつまでも考え続けて、そのターニングポイントになるような出来事や人の発言をかなり細かく記憶しているので、そんな自分を我ながら性格悪いなーと思うこともしばしば。(と言いながら、その問題が解決してしまうと自然と記憶から消去されていくので、物覚え自体は悪いのですが。)

ここ10日ばかりも、2~3のテーマで延々と悩み続ける日々なのですが、そんな中、昨日の午前中に某氏と近所のお山のほうにサイクリングに行ってきました。トレイルに入るまでの舗装路は、ただ走っててもヒマなのでずっとしゃべってるのですが、自分の日常生活と少し離れたところでやっている異業種の人と、適度な運動しながら、きれいな景色を見ながら会話していると、ふとした瞬間に、一人で悩み続けて絞り出せそうで絞り出せない解決の視点が得られたり、結論を焦ってはいけないな、とふと我にかえって思いなおす瞬間があったり。

 

なかなか心身ともに休みづらいときも、こうやって数時間でも日常から離れる機会は作らないといけないな、と感じました。結局こうして、問題解決の糸口が見つかりそうな感覚を得ることが、僕にとってのストレス解消なのかもしれません。それは解消じゃなく解決だろ、と思うかたもいらっしゃるかもしれませんが。でも具体的な解決ではなく”出口がありそうな感覚が得られてる”、っていうことが大事なので。

 

平日休みの人たちでサイクリングしていると、自営業系の人率が高いからか、ゆるい異業種交流的な会話になったりして、しかもそれがどこの誰かわからない人じゃなくて、一緒に走っているのでどんな人なのかその人となりはなんとなくわかっている、というのが、僕の今の生活にはとてもちょうど良かったりするのかなー。

そういえば知り合いのゴルフ(クルマじゃなくてスポーツのゴルフのほうです)好きの経営者の人たちも、飲み会的な交流会に行くより、一緒にラウンドするほうが全然いいよ!って言っているのを思い出しました。

 

よし、根詰めすぎずにまた改めていろいろ伝える手を考えて行くかな!

 

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