ノブ田中のブログ
スピニングガレージのノブ田中ブログ。
春頃にした、山下さんとのちょっとした冗談みたいな話から、うっかりダブルエントリーしてしまったMTBのレース。
いつもダウンヒルに出ている山下さんが、「田中さんがダウンヒル出るなら、僕もクロカン出ますよ~」なんて言うもんだから、「じゃあ僕もダブルエントリーしますから、クロカン一緒にバトルしますか!」ってエントリーしたら、山下さんはそんな会話したことすら忘れてたようなのですが・・・何はともあれ、いいきっかけをいただいたので、まずは出てみようと行ってきました。
どっちのレースもきつかったけど、楽しかったです。
一日目は、ダウンヒル。
雨が降ってぐちゃちゃで、とにかく路面コンディションが厳しく、試走の一本目と二本目でもうコース状況が変わってしまって、ラインどり一つとっても、どうしていいか全くわからない。こんなドロドロで下ることなんて、これまで経験したことがないですし、専用コースでないと、こんな環境ではまず走らせてもらえないですから、それも良い経験。
前日までは、ゴーグルも買って「なんだかダウンヒルレーサーのコスプレみたいだ!」なんて盛り上がってましたが、いざ本番は、ぐちゃぐちゃで全くグリップ感のわからないコースでロクに走れず、何度も転倒、さらにコース外までコケて滑落しちゃうし、洗礼浴びてきた感じです。乗車している時間よりコケてる時間のほうが長かったかもしれないくらいの勢いで、これじゃダウンヒルレースを”走ってきました”とはとても言えないなぁ、と思いました。リベンジしないと。
写真はsumpu photo伊東さんからいただきました。ありがとうございます!
コース外まで滑り落ちて戻るところまでしっかり撮られてました(笑)。
結果はビリから二番目!(笑)
ほんの数分下るだけのレースなのに、初レースの緊張で変なところに力が入りまくってたのか、コケまくったせいなのか、終わってみたら全身の疲労感とあちこち痛くて大変!
終わったらすぐに二日目のクロスカントリーのレースコースを試走しなきゃいけないのに、全然体が動いてくれませんでした。
でも、着替えとバイクチェンジしようと駐車場のほうまで降りていくと、クロカンに出る知り合いがたくさんいて、みんなの顔を見たらそれなりに元気も出てきて試走を済ませ、夜は若月さん、番長、山下さんと富士見高原のペンション泊。寝袋車中泊にしようかと思っていたんですが、悪天候だし寒いしで、安全に宿をとることにしました。ごはんもおいしくて、部活の合宿みたいでいい感じでした。
2日目はクロカンのレースでしたがこれも初参加!
お天気は回復しまして、だいぶコンディションは良くなり楽しく走れました。
体が思ったより疲れてて心拍も上がりきらないくらいだったけど、ダウンヒルで力みすぎて各所筋肉痛になってたのが、ちょうどよくほぐれたかも(笑)。後方スタートから、あまり無理せずに淡々と走るようにしました。
結果、リザルトのほうは、まちさが仲間の原口さん若月さん山下さんと熾烈な下位争い(笑)。
この熾烈な下位バトルの中に、ダウンヒルエリートの下垣選手も混じっていて、上りでは譲ってもらって、その後の下りでものすごい速さでかっこよくキレイに抜かれるの繰り返しで、レース中だっていうのに見とれてしまうほどでした。最後は下りで同じラインを追いかけようとしてすっ転んで置いていかれて終了でしたが・・・。ギャラリーの人にも、「普通の人は(下垣選手と同じことやろうとしても)そうなるよね・・・」って、なぐさめられましたw
数年前までは「自転車レースなんて敷居が高くてムリ!」、なんて思ってましたが、気づくといつの間にか周りにそそのかされてこんな公式なレースにまで出るように・・・。
どうせ何をやっても上手いわけでも速いわけでも強いわけでもないので、やれる機会があったら何でもやってみようと開き直っております。次はDJバイクじゃない?って山下さんには言われてるけどどうしようw
でもいろんな動きをやってるうちに、痛めた首も完治するかしら。
自転車ではこれだけいろいろやってても大丈夫なんですが、クルマのレースに復帰するにはまだ全然Gに耐えられないんですよね。鍛えなきゃ。リハビリリハビリ。
はじめてのCJ参戦楽しかったです!はじめてだったもんでいろんな方々に迷惑かけまくり&お世話になりまくりで何から何までありがとうございました!
次の機会も作れたら、またダウンヒルとクロカン両方出たいですー。
一昨日は広場トレーニングの日でした。
若い人にこそ学んでほしい、と思っているこのプログラムですが、若い人と一緒に学ぶって、おじさんたちにとってもすごく実りのあることなんだなーと実感できた、素敵な一日でした。
ありがとうございました!広場トレーニングは来年も2回開催する予定です。来年も楽しみです!
当日の写真たちは、こちらからどうぞ!(ひと編とクルマ編に分かれています)
アルバム内で画像にキャプション付けて、当日の様子をお伝えしてますので、見ていってください!
今回はいまだかつてない平均年齢の若さ。なんと10代20代が半分を占めるというピチピチぶり(^^)
若い人にこそ、最初のうちにこういう練習をしてほしい、と思っていたので、それが浸透しつつあることにとても感激しながらも、いざ本当に若いみなさんが朝揃っている様子を見たら妙に緊張してきちゃって、「うまくかみ合わなくて運転に苦手意識が出ちゃったらどうしよう」とか「楽しんでもらえるかなぁ」とか、不安になったりして頭が真っ白になっちゃいました。今にして思えば、自分がレースに出たりするよりも緊張していたかも(^^;;
でも、実際にはじまってみればそんなことは全然なくて、さすがの澤さんの指導のうまさ、みんなを巻き込んで知的好奇心を引き出す雰囲気づくりとあいまって、みんなどんどん上達していく様子がまぶしかったです。 もう本当に、おじさん感激でうるっとくる一日でした。
そして、当日の様子が澤さんのブログにも記事になっております。
この広場トレーニング、「基礎練習がいかに奥が深くて、取り組み続ける価値があるのか」という、すべての物事に通じる本質を突いているように思うんですよね。