ノブ田中のブログ
スピニングガレージのノブ田中ブログ。
これ面白い。この記事ぜひ見てみてください!
自分の立場をきちんと表明しながらも、違う立場の人の言葉も先入観なく心地よく受け入れ、かつユーモアも交えてやわらかく伝えてて、心地よい文章。
そして混沌の中に真実が浮かび上がってくるように見えます。
日本も、近い将来これと同じような状況が起こるかもしれませんね。社会的な劣化と、正しいことをたてに議論を許さない風潮に対して、我慢がならない、という人が一定以上に達すると、こういうことになるのかなぁ、って。
「売れるクルマが正義」とばかりに面白いクルマ個性的なクルマが世に出ないようになってだいぶたって、「若者のクルマ離れ」なんていうことが社会問題視されるようになって悪者探しなんかをしていた時期もすぎ、何が正しいかわからないけど各メーカーが明暗分けながらも独自の戦略をとりはじめてこの数年、クルマ業界はカオスっぽくなりながらも多様性が出て幅も出て面白くなっているように思います。
そんなのと、似てるかな??
そして、ロード一辺倒だったり「速さこそが正義」という価値観がメインにすわり続けている自転車の世界も、最近「ジャスト・ライド」みたいな本が賛否両論ありつつもすごく売れてたり、日本においてはMTBの販売が急に伸びていたりと、似たような構図になってきているかも。
小さな社会のあちこちで似たようなことが起こると、社会全体もそれに引っ張られて変わっていくといいますし。
そもそも僕は、一神教の排他性は戦争に直結するしロクなことないな、と思っているクチですが、そういう意味では経済的合理性、という考え方もひとつの一神教かもしれませんね。売れるクルマが正義、というくらいですめばいいのですが、経済的な合理性があるなら戦争もOK、という各国の国家戦略って、もうそろそろ地球の実情に即していないので、淘汰されるべきものなんだと思います。
昨日は、午前中ハローワークに行って雇用保険の手続きしてたら、4ヶ月前に出さなきゃいけない書類を出し忘れていることが発覚してまた書類を作り直すことに・・・。
そして夜は大竹さんのお店で買い物して、買った部品を大竹さんの店にそのまま置いて帰ってきました。
最近もの忘れが激しくなってきたので、今日は何かを忘れないように一日無事に仕事したいです。。
アラフォーというかもう、今年で40代中盤だもんなぁ。。
近所で一番大きな本屋さんに行ったら、北澤さんの本と島下さんの本が仲良く並んで目立ってた。なんだかとっても嬉しい!
島下さんの本は持ってるので、北澤さんの本を早速買って帰ってきました。
バイクパッキング、といっても僕はあまりピンときてなくて、また自転車業界の新しい市場開拓の文脈なのかなぁ、って思っていたんですが、この本を読んで納得。反省。
「道具の進化が、楽しみの幅を広げてくれる」っていうことだったんですね。これは流行りそう、というか新ジャンルになりそう。
そして「バイクパッキング」という用語がわざわざ使われなくなるほど、このスタイルに目新しさがなくなるころには、自転車は速く走るだけが楽しみの正解じゃない、その人の数だけ楽しみ方があって、乗れる空間の幅を広げてくれるものなんだ、というのが根付いていそうな気がします。
今は速く走れない身なので、余計、こういう軽くて新しい道具を使って、自分の移動の幅を増やして遊びたいな、って思います。
#バイクパッキングbook #bikepacking #間違いだらけのクルマ選び #spinninggarage #spinninggarage6wheellife
昨日、愛車(というには所有期間一年弱だったので車にも申し訳ない感じですが)の、ゴルフ5GTIのMTとお別れでした。次のオーナーさんのところでも元気に走ってね!
ゴルフ5のGTIは、新車の時に試乗させてもらって以来で、10年ぶりに乗ったのですが、10年たっても色あせない作りの良さ、走りの良さには驚きました。ゴルフ4から5への進化はすごいな、と。
多くのサーキット好きなゴルフ乗りが、「ゴルフは2か5だ!(4もR32だけは別格だけど)」と言っていたのもうなづけます。
新車でゴルフ5を試乗したときには、当時僕が乗っていたランエボと意外なほど乗り味が似ていたので、それならランエボをもう少し乗っていよう、と思って購入しませんでした。
でもランエボは、新車で買ってからほぼ無改造なのに3年乗る間に、かなり車体各部がゆるくなってくるのを感じました。
「これは・・・、この辺のクルマでサーキットで遊んでいる人たちが、ドイツ車はサーキットを走ったりするにはトータルのランニングコストが安くていいよね、と言うのもわかる気がする」って思ったものです。
そしてその時に、10年後また、ランエボとゴルフ5にそれぞれ乗ってみたいな、とも思いました。
それを今回、ゴルフ5ではちょうど縁があって叶えることができましたが、さてランエボも乗ってみようかどうしようか・・・・・ランエボも中古車相場が高いんですよね。。
ゴルフ5GTIのMTは、ゴルフ5の後期からゴルフ7の初期までの6年間、新車でMTが日本に入ってきていなかったので中古車相場もかなり高かったのですが、7のMTが発売されるようになってからは、5のMTの相場も落ち着いて、だいぶ価格もこなれてきました。
今年からは、ゴルフ5のチューニングやドレスアップも、盛り上がっていくんじゃないかな、と、個人的には思っています。なにせ乗って楽しい、ゴルフらしくきっちり走るクルマですので!
ただ僕には、相棒として乗っていくには、いかんせんちょっと重くて大きくて、もてあましてしまったのですが。あと、リヤサスがノーマルでも硬い。首痛くなっちゃう。
ゴルフ2の見た目とサイズと重量で、ゴルフ5のボディ剛性とサス設計で、軽い分柔らかくてストロークさせられるサスセッティングができれば、最高なクルマに仕上がると思うんだけどなー。ないものねだり(^^;;
また、性懲りもなく新たなマシンを購入(笑)、SCOTT GENIUS LT 720 PLUSが納車になりまして、早速昨日、オンロードオフロード半々くらいで50kmほど走ってきました。
また同じようなもの買って~、って思う人もいらっしゃるかもしれないので念のため。僕にとっては初の下り系自転車です!(笑)
どういう自転車なのかわからないよ、というかたはぜひ、こちらのメーカーサイトも見てみて下さい。
数年前のダウンヒルバイク並みに下れて、かつ、ちゃんと自走で上りもこなせるという一台で、最近増えつつある27.5+という規格のタイヤと、幅広のブースト規格のサスペンションを装備していて、鬼グリップで鬼トラクションです。
アルミフレームと前後サスはいいものが入っていて、ドロッパーシートポストも標準装備でタイヤもチューブレスレディなんだけど、コンポやブレーキは安いものをうまく使って車体価格は安めにおさまっているという、ガンガン走りたい人には最強コスパモデルだと思います。
それと、納車のときにライズライドでゆーいちさんとセッティングを出しながら話していて、SCOTTすごいなーと感心したのが、これ。
前後のサスのサグ取り用の冶具がついてる!なんと良心的。
こういうところにメーカーの姿勢が表れているというか、サスペンションの性能をきっちり楽しんでほしいと思いが感じられるような気がしました。これ、SCOTTからFOXに売れるアイディアなんじゃないかなぁ??
とまぁ、ガンガン実戦的に走れる自転車です、って言っても、僕の今の首の状態だと、クルマに乗っても自転車に乗っても大体30分くらいすると痛くて辛くなってくるのですが、この自転車なら負荷をかけずに乗れば長時間乗れそうです。前後サスつきでストロークがとても長く、タイヤもプラス規格のチューブレスなので空気圧1.2barくらいまで落として乗れて、とても体に優しい乗り心地です。使い方間違ってるかもしれないけど(^^;;、リハビリマシンとして、これなら自転車通勤も徐々にはじめられそうです。
何はともあれ、乗り物に自由に乗れる、というのがとても嬉しい!!
このマシン、ALAN先輩の全損の保険金で購入しよう、ということで、”下りの練習マシンとして”、というのも第一にあったのですが、いただいた保険金で手に入れるからには、リハビリでまず乗れるもの、というのと、クルマが思わぬところからすっ飛んできても避けられる技術を身につけられるように、という目的もありました。なので、そんな意味でも目論見とおりになりそうでよかったです。
これまでアドバイスいただいたかたがた、本当にありがとうございます。まだまだ快復には時間がかかるかとは思いますが、セカンドオピニオンでお世話になっている病院で出してもらっている薬が合うみたいで、おかしな症状はだいぶ出なくなってきています。
5月の王滝か6月の富士ヒルには、バッチリな状態で参加したいなぁ、と思っています。
(以下、素人個人目線のファーストインプレッション的なメモです)
・車重14.3キロあるという割には、こぎが意外と軽い。エンデューロモデルだから、「一応自走もできる」というレベルかなと思っていたけど、トレイルで自走で上っていてもそんなに苦にはならない。
・メインコンポはSRAMのGX/MXで、ブレーキもDEOREなので、低いほうのグレードですが、走って不満は全くなし。特に変速は気持ちよくて、僕はスラムが好きみたい。いつか、ロード用のSRAMのエントリーグレードとかも試してみたい。
・オフロードの上りは、トレイルヘッドやTurner Czarに比べると、当然ながら難しい。タイヤ幅があるといっても、ファットバイクで上るみたいにグリップにまかせて勢いで行けるわけでもない。根っこがある上りで速度が落ちているところだと、ヘッドが寝ているからなのかフロントセンターが長いからなのか、とにかく前輪がすごく前にある気がしてうまく抜重もできないしトラクションもかけられない。ホイールベースも長いので、前輪にトラクションをかけたいときは頭を前に出して、後輪にトラクションをかけたいときは腰を引いて、みたいなことをやらないといけなくて、体を動かす範囲が広くなって地味に疲れるし難しい。これは慣れなんだろうか。XC系のモデルがそういうときに扱いやすいようになっている、ということなのか??
・フロントタイヤに加重したいときに、これまでは頭をちょっと前に出せば済んだものが、このマシンは軽く頭を出してもタイヤがかなり前にあるので、車軸の鉛直線上に自分の頭の重心が届かない。これは僕のクセの問題なのかもしれないけど、フロントタイヤに加重するのにはもうちょっと体全体をうまく重心移動するか、上半身の力を使って押していかなきゃいけないのかも。
・細かくて小さな衝撃は、タイヤのエアボリュームで十分いなしてしまうけど、そういうときにあんまりサスペンションが動いていない気がする。ゆーいちさん曰く36のブーストがものすごく剛性感がある、というのは聞いてはいたけど剛性感があるだけじゃなくて、無駄なときに無駄にストロークはさせないような作りをしている印象。
・これまで乗っていた通常の規格のタイヤと比べて、27.5+は、タイヤのエアボリュームと、タイヤの銘柄選択次第でサスのトータルセッティングの幅がとても広がりそう。このサイズのタイヤが各メーカーたくさん出てきたら面白いかも!なんだかクルマの、タイヤとサスの好みや走る場所によって組み合わせを変えていくようなのと少し似てるかも。車輪とタイヤをいろいろ試してみたくなる。
・下りは魔法の絨毯に乗っているようなスムーズな乗り心地でとにかく速い。乗り心地がいいので、ふと気が付くとだいぶスピードが乗っている感じ。いつもの感覚でいるとブレーキが間に合わなくなっちゃう。
・このマシンで一番感動したのは、下りでプッシュしたときの加速感がすごい!ギュンギュン伸びる!ChromagのMonkでパンプトラックで加速するみたいにダイレクトにグッと伸びるのとも違う、何かに押されてるかのような加速感。フレームとサスの設計とマッチングがいいからなんだろうな。この気持ちよさだけでも、この自転車買ってよかったな、って思う。
・階段を下るときには、段じゃなくてほぼ普通の下り坂感覚。前後ストロークのあるサスってすごい。
・下りはすごくスムーズにスピードが乗るので、慣れてきたら、ブレーキが難しくなるし、減速時のタイヤの縦グリップの差も考慮したタイヤ選びになったりするのかもしれない。これもこれまでにはなかった感覚。