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先日納車の小林さまです!

納車から大分経ってしまいましたが、先日納車の小林さまです!

グリーンのボディにベージュの幌が映えるカブリオクラシックラインをお買い上げいただきました。

ありがとうございます!

小林さんは、アルファ147から156を経て、ゴルフカブリオへの到達です。

オープンカーで4人ちゃんと乗れて、トランクもしっかりした容量がある。
そういう車、ありそうでなかなかないんです。

ゴルフカブリオ以外にパッと思いつくのは、プリマス・バラクーダ・コンバーチブルぐらいでしょうか。
カッコよさはハンパないですが、ボンネットだけでゴルフぐらいの大きさがあります。

その点、ゴルフカブリオはボディサイズもコンパクトで、左ハンドルでも見切りがいいので都内の狭い道でもスイスイ走れます。

アルファを2台乗り継いだ小林さんにとっては、デザインはジウジアーロというのもポイントだったようです。

小林さんは、納車式の日にご自分のカメラを持ってきていました。

ライカIIIfという古いカメラです。

カメラといえば、今はデジタルですが、ちょっと前まではフィルムを使うカメラでした。

一般的に普及していたのは135フィルムと言い、35mm幅のフィルムに24×36mmの画を写しますが、これをライカ判とも言います

ライカIII以前にも135フィルムを使うカメラはありましたが、ライカIIIが成功し普及したことで、135フィルムが写真フィルムの標準になったという歴史がありますので、フィルムカメラの元祖といってもいい存在です。

IIIfは1950年に発売された、III型の中でも完成型といわれるモデルだそうです。

最新のデジタルカメラではフルサイズミラーレス機が続々登場していますが、この「フルサイズ」は35mmフィルムのライカ判のサイズのセンサーを使っているということです。
最新のカメラから歴史をたどっていくと、このライカIIIに行き当たる訳ですね。

自動車に話を移しますと、今走っている小型乗用車はフロントにエンジンを置き、前輪を駆動するFFという形式がメインです。
ゴルフ1は、世界初のFF車でこそありませんが、現在色んなメーカーが作っているFFハッチバックの元祖と言える存在です。

そのゴルフ1の最終形がゴルフカブリオレクラシックラインですから、ライカIIIfとゴルフカブリオ、歴史的に同じような存在なんですね。

納車当日にこのライカIIIfで撮った写真を送っていただきました。

ピントや露出を小林さんにセットしていただいた後、当店スタッフ瀬戸山が撮影しましたが、少々手ブレしております。

 

納車式後に、小林さん自らシャッターを切った、手ブレしていない一枚はこちら。

全体的に柔らかい印象ですが、ピントが合っているところは細かいところまで解像しています。

また、デジカメで言うダイナミックレンジが広いような気がします。

ホイールやヘッドライトは、左側のコンクリート面も、きちんと諧調が再現されていますね。
それでいて、背景のガレージや倉庫内なども黒つぶれしていません。

約70年前のカメラですが、さすがです。

 

また、納車後、夕空をバックに取った一枚も送っていただきました。

雲の立体感がすごいです。
画面の大部分は暗いですが、雲間の明るい部分がちゃんと写っていますね

今ではスマホでも充分キレイな写真が撮れますが、考えた通りの表現が出来たり、何気なく撮った写真が思いのほか美しかったりするのは、マニュアルのカメラを使う楽しみだと思います。

 

身の回りの道具をこのような視点で選ばれる小林さんですから、気に入った道具を使いこなすための努力や投資も惜しみません。

第10回広場トレーニングにも参加していただきました。

FF車のベーシックであるゴルフを、どう操作すればどう動いてくれるか、安全に練習することができます。

普段の運転では体験出来ないことができてしまい、更にプロのレーシングドライバーが教えてくれるという広場トレーニング、幅広い方におすすめです。

 

小林さんが末永くカブリオを使いこなしていただけるように、陰ながらサポートさせていただきますので、これからもよろしくお願いいたします。

メカ中西

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