というわけで、昨日は当店学生バイトのかをりちゃんと、サシトークでした。
もうすぐ卒業なのにロクに就職活動もしてないかをりちゃんに、さんざん助言やプレッシャーや罵詈雑言を与え続けてきたスピニングのオヤジどもでありましたが、昨日サシトークして、そして今日は夕方に店のみんなでも、かをりちゃんを囲んで話をして、やっと安心できるような気になってきました（笑）
僕らくらいまでの世代と違って、人口減少時代を見越して育ちながら自分を見つめる今の若者は、その見つめる深さが、より深いように思います。
僕らの学生時代よりも、内面はずっと大人です。
職場体験に来る中学生たちを見ていても思うのですが、今の２０代前半から下の世代の子達は、すごくものごとを感じる力や考える力とセンスが、あるのかも。少なくとも、僕が接する子たちは、みんなそんな傾向があります。
かをりちゃんも、自分の夢に向かって、主体的に（でもかをりちゃんらしい不器用なペースで）、進みつつあることがわかって、おとーさん達はとってもうれしいです。
これからも進んでいく様子が、かをりちゃんのコトバや行動からも、うかがい知ることができるようになると、僕らはもっとうれしくなると思うな。
卒業までのあと２ヶ月、短い期間ではあるけど、その中でもスピニングガレージは、かをりちゃんにとっての「良き踏み台」となれるように、本気でやっていきたいと思います。
うちを踏み台にして大きくジャンプアップして、その後大きく成長してふとスピニングを振り返ったときに、うちらも負けずに成長して、そのときにもさらに強力な踏み台として鎮座していられるようでありたいです。
お互いがんばろうねっ！

年始と先週と、たびたび発熱してまして、インフルかと思ったんですが違いました（ほっ）
なんですが、無理やり薬で押さえて治った気になって仕事してたら、なんだか菌がリンパを回ったとかなんとかで、全身の節々が痛いです。寝違えたにしてはひどいなーと思ったら、そういうことだそうで、「肺炎になりたくなかったら何日か寝てろ！」と言われました。気合と根性でいけるラインといけないラインの線引きが、３６年生きててまだわかりません。。みなさまも、年々退化する肉体と、それを認めたくない精神のアンバランスにご用心！（笑）
人間の体って、面白くうまいことできてますね。
ゴルフ２も、自然治癒力とかあればいいのになー。
というわけで、今日は朝店にちょっとだけ顔出して、あとでかをりちゃんとサシトーク（世話焼きおやじの人生相談？）にいくだけで、あとはおうちでゆっくり静養してます（おい）
こんな日は読書日和です。いろいろ読んだり、書き物したりが進みます。
今日読んだ本の中で、とても勉強になったことがありました。
知り合いの財布屋さんの社長から教えてもらった本で、亀田潤一郎さんという税理士さんの書いたお金の哲学的な本なのですが、その中で、
買い物で損をしないための法則として、”いざとなったら、買った価格の７割で売れるもの”を買いなさい。
というのがありました。
同じ消費でも、いざというとき少しでもリターンが見込める「無駄の少ない消費」ができるようになる。と。
「同じものを買うなら、少しでも良い質のものを買おう」という考えのもと、衝動買いせずに、じっくり質を見極めるようになったそうです。結果、長く大事にし続けられる、一生手元に置いておいても良いと思えるものばかりを身の回りにそろえるようになったと、亀田さんは書いていました。
この一節を読んだときに、価値ある「一生モノ」というのは、こういう解釈もされるものなんだ、と、感激しました。
で、ゴルフⅡは、どうなんだろう。
この本で語られている「もの」と、車とは少々テイストが違うものではありますが、コレクターズアイテムとしての極上車は、こういう価値があって然るべきで、こういう市場が少なくとも存在しないといけないような気がします。
確かにヴィンテージカーは、コンディションを落とさずに、距離も伸ばさずに手放すときの値落ち率は、とても少ないです。今月インポートカーセンサーかエッジかどちらかで、ＭＪブロンディさんも、スーパーカーがお得な理由としてそこをあげていましたね。
一方”乗ってナンボ、走ってナンボ”のヤングクラシックたちは、まだそういう市場ができていないように見受けられます。でも、最近の車づくりの方向性や、８０年代～９０年代前半の車の評価が高いこと等を考えると、ゴルフ２や、ハチロク、初期型ロードスター、ＪＡ１１ジムニー、etc.そういった、”高級車じゃないけどお金にならない価値のある、歴史に残る名車”たちは、今後確実にそういった方向に向かうと思います。
いじって楽しむ車としての一面と、気軽に入りやすい輸入車としての一面、実用で使える旧車/名車としての一面の他に、そういう一生ものクラシックカーとしての一面も、きちんと評価される市場ができれば、ゴルフ２をはじめヤングクラシックスたちも、フルノーマル極上車が何十年後も残り続けることになりますね。
今まで評価されているゴルフ２の良さは、そのままで。かつ、プレミアムなものは、プレミアムなままでずっと残りつづける世の中に。
そういう市場が形成されれば、フルノーマル極上車を買って、いかにそれをそのまま維持し続けるか、という点に対してすごく大きなモチベーションの源泉になりますね。
僕自身も、例の極上白ＧＴＩを手元にずっと持っておく意味が、それをちょっと考えただけでスッキリ明確になるような気がします。
最近ブチョーと、極上車については、新車当時と同じ保証をつけて、一生のお付き合いをする覚悟で売り出します、という方法はどうだろうね、と検討中なのですが、それに加えて、そういったプレミアムな車ならではのリセール市場をつくる、という挑戦もしようと思います。
これがうまく機能するようになると、僕らがおじいちゃんになるころにも、新車コンディションをキープしているゴルフ２が、あちこちのお客さんのうちのガレージに飾られている、なんてことにもなりますよね。想像してたらコーフンしてきたー！
それを目指すのも、僕にとってはゴルフ２という名車への感謝であり、これまでずっとおつきあいいただいているお客さんや業者さんたちへの感謝であり、一生ゴルフ２で仕事していきたい、という僕の思いを体現することにもなりますよね。
ゴルフ２が一番いいクルマだって内心気づいてても、そうはいっても所詮大衆車、ゴルフはゴルフでしょ、なんて言わせない市場ができれば、みんな胸張って壱万円ゴルフに乗れますよね。そういう面白さって、他の車にはない可能性だと思います。これも、現代の世の中においてゴルフ２が唯一無二だといわれる所以なのかも？
おれなんていい仕事してんだー、がんばろー、って思うと、ダウンしてる場合じゃないっすね。
早く寝よ。
でもその前に、今日はこれからかをりちゃんと飲み、もといサシトークに行くんだった（＾＾；；
明日は静養！ダイエットは明日から！
行ってまいります。

来ました！
89年GTI-16vをABF+フルコン化するべく、PLエンジン降ろしたのでいります？と声をかけていただいたので参上！ありがたく有効活用させていただきますm(_ _)m
それにしても、こんなプライベートガレージでＤＩＹでそこまでやっちゃうなんて、男子の夢的環境ですね！（横のバイクは何だかわかります？）
このお礼は、次回何かの部品で必ず！ありがとうございました！！
ABF化が完成したら、ぜひゴルフカップにでも(^^)
で、ゴルフカップといえば、せっかく名古屋に来て直帰もなんだな、と思ってスズキのおとーさんとこでも襲撃しようかと思いましたが、スズキワークスは日曜定休っすね。
というわけで、これからまっすぐ帰りまーす。

ただいま職場体験中の中学２年生三人組の、（左から）山、よっぴー、キミジーですが、なんと３人で、ここまでやっちゃいました！！
知識も意欲も豊富な３人なので、できるところまでやらせてあげようと、部品取り車のバラしをしたのですが、先生役のるぅさんとひっしーと僕がちょこっと横からアドバイスをしただけで、おとなたちは手出ししてません。
なのにここまで・・・感激です。
大事な部品だから、と、丁寧に壊さないように外して、わからないところは聞いてもらって・・・、といいつつも、どんどん手際よくやって、一日半でここまでいきました。
バラしをすると、そのクルマの構造がわかるといいますが、もう彼らはすっかりゴルフ２の構造がわかってしまったかも。
引き取りに来てもらった木村商店の若旦那にもめちゃくちゃビックリされて、
「えぇ！中学生だけでここまで！？？　ホントかよ、すげーなー。高校生になったら土日バイトできるじゃん！」
と大絶賛！
途中ふらりと現れた、阿部商会の柴崎さんも、
「今どきこんな、熱くて有望な子達がいるもんですね～」
と感心。
届けにきた西濃の麻野井さんは、
「おっ！ま～たタダ働きで子供こき使って～。」
（＾＾；；
３人ともすごいよ、おとーさんたちはビックリだ！
明日は職場体験最終日、がんばりましょう！

毎月、うちの店の仕事力アップのための"検討会"をやりに来てくれている、コンサルタントの唐木さんに、昨日長女ちゃんご誕生！
おめでとうございます！！
今日は祝杯でございます。
父ちゃんたちは、ますます仕事も勉強も遊びも、がんばるぜ～。