ノブ田中のブログ
スピニングガレージのノブ田中ブログ。
毎年この時期になると思います。まだ、続いてる。やれてる。
幸せなことです。
好き勝手なことやりたい、って言い放って仕事していて、周りの人に迷惑かけまくってるのに、仲間もお客さんもお付き合い先のみなさんも、お前はそれでいい、ってすごく暖かく見てくださっているのが、すごくすごく、うれしいです。
一昨日の忘年会も、日頃の感謝を、みなさんに少しでも表現したい、と思っていたのに、気が付いてみれば、なんだか僕が一番はしゃいでしまったんでは、と、反省。。
反省するっていっても、後半は呑みすぎて記憶ないんですけどね!(汗)
忘年会のライブ中の画像です。ピンボケですみません。
左から、元Ci椎名純平うたのお兄さん、ベースのアーバンエリート西山さん=ウッディモジャ、ギターはGTIのソウルノート鈴木さん、CLiのユアソン服部さんがトロンボーン、右端はブラックリミテッド大井さんが機材担当!
ゴルフ2ラヴァーによる一夜限りの豪華バンドでした!!
スピニングガレージとゴルフ2をネタにした歌まで用意してくれてて大感激!
みなさん、本当にありがとうございます。
こんなにすごいことが1ショップの忘年会で起こってしまっていいんだろうか、って冷静に考えてみると、僕の中身は、みんなが思ってくれているほど、そんなにできた人じゃないし、みんなと一生のおつきあいをしていきたいなら、僕自身がんばらないと、適当なメッキだとすぐはがれてしまう、って、ちょっと焦ります。
今のところまだ、僕からゴルフ2をとると何にも残らないようなヤツだけど、いつか、ゴルフ2をとってもまわりのみなさんから同じようにお付き合いしてもらえるようないっぱしな人に成長したい、と思います。
そうなっても、もちろんやることはゴルフ2なんですけど。
今年は、やりたいことや考えていることが多くても、それをうまく表現できなかったり形づくれなかったりして、自分自身に対してやきもきする感じというか、頼りなさというかふがいなさというか、そんな感覚を多く持った1年でした。
もっと強く、余裕を持って、でもやるべきことはビシバシスピードをもってやっていけるように、来年はがんばりたいと思います。
今年も一年ありがとうございました。そしていつも甘えてすみません。でもいただいた恩には、いつか必ずお答えするつもりでいます。
来年も、よろしくお願いいたします!!
来年は、もっとゴルフ2を楽しく、安心して乗れるように仕事ができるよう、がんばります!
大竹さんが、仕上がったゴルフを取りに来てくれるついでに、仕上がった僕のBASSO号を届けてくれました(笑)!
ありがとうございます!!
今回は、点検と車輪の交換がメインメニュー。
大竹さんのおすすめで、2012モデルFULCRUM RACING3のホイールに、ミシュランのプロ3レースのタイヤを組んでもらいました。
完組ホイール初体験!自転車を持っただけで軽い!ころがしただけでも軽い!はやく乗りたい。
Q-Ringsのチェーンリングも使ってみたかったんですが、国内長期欠品中ということで、また今度。
BASSO号は、80年代からずっと使っているフレームなので、ぼちぼち楽しく町乗りできればいいな、と思っていたのが、今年の夏、宮古島で奮起してから、徐々にコンセプトが変わってきていつの間にか中途半端な本気仕様に(^^;;
昔はいいタイヤの差なんて大してわからなかったし、消耗品にはお金をかけてももったいないなんて思っていたけど、大人になると、消耗品をいいものにしていったほうが結果が出やすいとか、学んできたりして。
大人になると、道具に頼って結果を出すようになる、ともいいますが(笑)
早く走りたい。あとは、前立腺の回復を待つのみ(苦笑)
夏の本番前にまた痛めないように、って、ブチョーがSMPのサドルを貸してくれました(TT)
ちょいモヒに髪を切ってちょいゴールドに染めてみたのですが、前から見るとなんだか少しだけクリス松村風味になってるような気がしなくもない。
カゼひかないように注意しませう。
二三味珈琲さんから、冬休みのご案内ハガキが届きました。
能登の海の風景が素敵です。来年は、行けるかなぁ。
ちなみに当店の冬休みは、12/28~1/5までとなります。
1/6からは仕事がんばりますので、それまではそっとしておいてやってください(^^;;
話は変わりますが、とあるお客さんからのお手紙に、
「たまに現代の車に乗ったら、スピード違反でつかまりました。ゴルフⅡが安全で一番です」
とありまして。
これ、お客さん本人はネタのつもりで書いてるんだと思うんですが、このエピソードの中に、普段あまり書籍でも語られることがない、ゴルフ2特有の良さが隠れています。
ゴルフ2は、たとえば20キロなら20キロ、80キロなら80キロ、120キロなら120キロなりの、体感的なスピード感と実際に出ている速度が、不思議なくらい、ぴったり合います。
自動車評論家のかたがたとこの手の話になると、みなさん口をそろえて言うのが、「こういうバランスの良さって、狙ってできるものではない。ゴルフ2の場合、たまたまそういう風ないいバランスで”できちゃった”だけ。だからそれを、他車種や、それこそその後の世代のゴルフに求めてもそれは酷。」
ゴルフ2がゆっくり走っても、飛ばしても面白い車、と表現する人が多い背景は、ここにあるのではないか、と、僕は思っています。
必ずその速度なりのインフォメーションが、五感を通して、ドライバーに伝わってくるんです。
だから、ちょっとスピードが出すぎたな、と思うとホントに少しスピードが出ているので、いつもメーターとにらめっこせずに直感的に運転していても、スピード違反にはなりにくい。これは結果的に、ドライバーに安全運転を促すしくみにもなっています。
現代の車がABSやブレーキアシストに頼る一方で、室内の静粛性や乗り心地を追求することが、ドライバーの五感を鈍らせて違反や事故を誘発してしまうのとは対照的です。
以前にも書きましたが、機械が進化することで安全を確保しようというメーカーの志はすばらしいものだと思います。
が、機械が進化しすぎて人間の感覚を置き去りにしてしまうと、人間が扱いきれない機械を日常的に扱うということで、かえって危険度が増してしまうという状況になります。
この話、去年まではなかなか車好きの人には受け入れてもらえなかった話ではありますが、今年になってからは、車に限らずいろんな世界で、同様の話を聞きますね。
その代表が、「脱原発」の話題だと思います。
3.11以降の新しい時代の価値観の中で、”「人間の感覚にちょうどいい」ものづくり”への回帰が求められていますが、車においてはそのちょうどよさが、ゴルフ2あたりにあるのではないか、と思っています。
以前ゴルフ2に乗っていた人で、ゴルフ4、5、6を経験した人がまたゴルフ2に戻ってくると、昔には感じられなかったその「ちょうどよさ」を改めて感じることができて、ただ懐古趣味的にゴルフ2を楽しむ以上に、得られるものが多いと、みなさん言われます。
資本主義的な幸福を追求してきた結果が現在の世界的な危機だとすると、いち早く人口減少を経験して新しい幸福のモノサシを模索する日本人の、これからのヒントに、ゴルフ2はなるのではないか、なーんて思うのは、僕がゴルフ2ラヴすぎるからかしら?(^^;;
そういう意味での、ちょうどよさ。
二三味さんは、自然に前から実践してるんだよなぁ。
あったかい二三味珈琲が、飲みたい。