納車ブログ
ゴルフⅡ仲間ニューカマー
先日納車の星合様です!
長いこと、そこそこ古いクルマからかなり古いクルマばかり好んできました。
特に10数年前まで71年式の911や72年式の2002tiiに乗っていてその楽しさが忘れられず、いつかまた古めのMT車を持ちたいな、と思い続けていました。
ところがここ数年で旧車の価格が高騰し、希少で人気の高い車種はちょっと手の届かない領域に入ってしまいました。今なら何とか買えそうクルマであってもここがラストチャンスだろう、と考えてついに具体的な検討に入ることにしました。
候補を探すにあたっては、
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価格がまだ星のかなたに行ってしまっていないこと
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MTミッションを載せたスポーティな性格のクルマであること
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ドアは4枚
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荷物がたくさん積めること
の4点が最低条件でした。
まだ子どもが小さくてチャイルドシートが必要なことや、キャンプや釣りにも連れていきたいとなると、どうしても③と④も外せず・・・。
E30のツーリングをMTに積み替えるのはどうだろう、とか、156なら運転は楽しいに決まっているけどトランクが小さすぎるかな、などいろいろ妄想はふくらみました。いちばん楽しい時期ですね。
でも結局最後には①~④の条件を高いレベルですべて満たしたゴルフ2のGTIといういわば王道のチョイスに・・・。
田邊さんに素晴らしいコンディションの車両をご紹介いただき、その日の夜には奥さんの了解を取り付けてしまいました。その節は本当にありがとうございました。
納車から1か月弱、まだそれほど距離を走れてはいないのですが、期待通りとても頼れる相棒になってくれそうです。
なお、89年式のGTIは私にとってはだいぶ近代的(?)なクルマなのに、好きだった70年代のドイツ車の雰囲気も香ることに驚きつつ、ちょっとうれしく思っています。
ここまで書いて頂きました。ありがとうございます。
今までお乗りになられてきた車も垂涎ものですね。71年式911はあのナローポルシェでしょうか。そして「マルニ」の愛称で親しまれているインジェクションモデルのBMW。うーん!なんて甘美で素敵な響きでしょう。そしてGTIも愛車の仲間入りとなりました。喜ばしい限りです。
ゴルフ2もネオクラシックやヤングクラシックと呼ばれる域に入ってはおりますが、まだまだ十分に日常使いが出来る現役ばりばりの実用車であります。お子様のことも考えながら、かつ車を楽しみたいというこだわりのある視点から選ばれたGTI。
ゴルフ2は実用も趣味も叶えられるクルマであることに自信と誇りを持ち、これからも世に広めていきたい、と我々スタッフも改めて感じることができました。ありがとうございます。
これからはご家族を相棒のGTIに乗せて、たくさんの思い出を作っていかれることでしょう。現代のクルマのように乗り心地は決して快適ではないかもしれません。しかし、GTIならではの音、振動、フィーリングは現代のクルマでは決して味わえません。そのような何事にも代えがたい経験をお子様と共に築いていって頂けたらと思います。
全力でサポートさせて頂きます。今後とも末永くよろしくお願い致します。
班長 田邊
先日納車のS様です!
2021年の春、カントリーを見たいとのお電話を頂きました。当時、完成商品車はなかったのですが、スピニングにお越しいただき在庫車をご覧になりました。
その時からカントリーへの並々ならぬ熱い情熱を感じました。我々もS様の熱意を受け、ゴルフ2プロ集団としてもお答えせねばと一念発起?しました。
決してサボっているわけではございません。カントリーの部品は簡単には手に入りにくく、探索しながらコツコツ時間をかけて仕上げていくスタイルなのです。
大変長らくお待たせ致しましたが、走行距離30,000キロの超低走行車を機関バッチリ仕上げて、この度ご納車の運びとなりました。ありがとうございます!
S様は1992年に就職し社会人となったそうです。
カントリーは1990年、1991年のわずか2年間しか生産されなかったモデルです。クロスオーバーSUVの先駆けとも言われ、4WDシステムを備えたゴルフ2のシンクロがベースになっています。ちなみに当時の総輸入台数は110台!今となってみても超希少車なのであります。
S様はカントリーを初愛車としたかったものの、社会人となった92年当時は完売。購入することができませんでした。代わりにミツビシのパジェロをご購入し、楽しまれていたそうで、クロカンへの強い思いが感じられます。
パジェロといえば、パリのダカールラリーでの活躍を思い出します。1992~93年と連覇を成し遂げていたり、日本人ドライバーの篠塚健次郎の活躍もあったりと時代を感じますね。
そのような経緯もあってS様のカントリーへの思いもひと際募っていくばかりだったことと思います。そして機は熟しました。30年越しの夢の到来となったのです!本当におめでとうございます。
他にはベンツのキャンパ-もお持ちとのこと。カントリーでもキャンプで軽いオフロ-ドも走ってみたいそうです。ベンツとカントリー。かたや装備や快適性も完備されたクルマ、かたや必要最低限のミニマムなヤングクラシック。振れ幅の大きさを楽しむこともオトナならではの遊びの醍醐味ですね。同じキャンプでも全く違う体験ができると思います。どちらもご堪能頂けたらと!
でも、カントリーは陸軍のジープみたいには走れません。ハブベアリングが水没しないように優しく労わって走ってあげて下さいね!
さあ、これから存分にカントリーライフを楽しんで下さい。
笑顔溢れるS様と泥んこカントリー。
仲良くキャンプを囲む映像が鮮やかに浮かび上がります。
全力でサポートさせて頂きますので、今後とも末永くよろしくお願い致します。
班長 田邊
先日納車の中村様です!
貴重な左ハンドルマニュアルのカブリオレをご購入頂きました!!
ありがとうございます。
中村様ですが、実はスピニングで2台目の愛車となります!
2年前にもゴルフ2を納車させて頂きました。スマートな私も映っています。
https://spinninggarage.com/?s=%E4%B8%AD%E6%9D%91%E6%A7%98&post_type=new_car
可愛い2灯のシルバーなCLIからまたまた愛らしいカブリオちゃんへのオーナーになるまでの物語をご紹介致します。
【きっかけ】
CLIはとても気に入って乗っていましたが、MTを選択しなかった事への後悔がありました。当初はせっかく乗り換えるならGTIに行ってしまおうとも考えましたが、スピニングの在庫ページを眺めていた折、この白カブリオとの出会いがありました。見た瞬間からその圧倒的な可愛さとクラシカルな佇まいに心を揺さぶられました。
【決意】
それからというもの、毎日のように在庫ページを見つめる自分がおりました。画像とにらめっこしていても何も始まらない!とゴルフ2の点検がてら実車を見に行ってみました。
愛おしさは増すばかりでさらに欲しいという気持ちが募ります。田中さんに相談をしてみましたが、覚悟が必要な年式だと教わり、まだまだ十分なお金も無く、ゴルフ2のローンも残っていることもあり一度は購入を諦めました。
半ば吹っ切れた状態で訪れたオートモビルカウンシル。そこにはまさかいないと思っていた白カブリオが出展されていました。田邊さんと話をする中で買うべきなのでは?と抑えていた熱が再び沸き上がります。(ゴルフ2の購入の際も田邊さんの人柄で決断しました…笑)。私が悩んでいる横で妻は、車と記念写真を撮ったりとなんだか乗り気な感じが漂います。そして3時間悩みに悩んで遂に契約する運びとなりました。(ここでも何故か妻がハンコを持ってきていました。。。何故!)
【納車まで】
愛着を持ってしまったゴルフ2を手放さないといけません。愛情を持って引き継いでくれる人を探しましたが、なかなか現れず納車を遅くしてもらいました。(ご迷惑をおかけしました)。結局、大学から会社までずっとお世話になっている先輩が引き継いでくれることになりました。
納車までの半年間、別れを惜しみながらゴルフ2との時間を楽しみました。妻もマニュアルの限定解除に通い、1発で合格です。白カブリオを迎え入れる準備をしながら、心の整理もようやくついてきた頃、ついに納車となりました。(納車式ではゴルフ2とカブリオを並べて記念撮影が出来て、最高でした)
【納車後】
慣れない左ハンドル、MTに苦戦をしながらも、とにかくドライブを楽しむ毎日です。
現代のクルマと比べ、ボディ剛性も低いし、エンジンパワーも無いけれども、車そのものの性能を使い切れる楽しさがあります。幌が開くだけでドライブが非日常で、特別な時間になったような気がして感動です。
楽しすぎて序盤からいきなり車を頑張らせてしまったからか、エンジンが不動となりレッカーされてしまいました。点火系の不良でしたが、デスビをフルトラに進化してもらったことで安心して楽しめる車になりました。これからもトラブルにめげることなく、ゴルフと共に人生を楽しんでいきたいです。
オーナーになるまでの物語は以上となります。が、またここからが新たなお話の始まりです。
シルバーのCLIで培ってきた経験や作り上げた思い出をカブリオにも受け継いで、愛情を注いで頂けたらと思います。奥様も限定解除をされるとはなんて素敵なご家族でしょう。
白カブリオさんも幸せ者です。ご夫婦で一緒に楽しくドライブして頂けたらと思います。
ちなみに奥様の美菜海さんはシンガーソングライターとしても活動されています。
作詞作曲やデザインも自身で行った弾き語りアルバムを制作しました。
とにかく優しい歌声で癒してくれます。興味をお持ちの方は是非聞いてみてください。
これからもそのような素敵なお二人がカブリオと共に楽しく毎日を歩んでいけますよう、全力でサポートさせて頂きます。
今後とも末永くよろしくお願い致します。
班長 田邊
先日納車の八田様です!
前オーナーさんに長いこと可愛がられてきた、グリーンのクラシックラインをお買い上げいただきました。ありがとうございます!
人生で初めてのクルマ購入に、なぜクラシックラインが選ばれたのか。
以下、過去を遡ってご紹介いただきました。
あれは就職して間もない94年頃だった。
青山三丁目の交差点にあったベルコモンズの駐車場から、首にスカーフを巻いた 初老の伊達男がベージュの革シートにその身を落として運転する丸目4灯でワイ レッドの美しいオープンカーが、地下駐車場から姿を現すと、青山通りへ颯爽と走りぬけて行った。バブルの弾けた後で薄給だった私には車を買うなど夢のまた夢であり、まったく遠い別世界の事ではあったが、その品のある佇まいだけは脳 裏にはっきりと刻まれた。
思った事は、いつか車を買うならあんな素敵な車だなと。
あれから30年、一度は車のある生活がしてみたいと思い立った。生まれて此の方、一度も車を買った事のない私だが、初めて買う車は外車と決めていた。スー パーカーブームの洗礼を受けた世代なので、この「ガイシャ」と言う響きがたまらなく好きだ。しかしながら速いスーパーカーやイケイケのSUV、はたまた大型高級車が欲しいわけではない。コンパクトで品のある車に乗りたい。あの時、 青山で見とれたあの車の様な。
ネットを検索してみる。車種も社名も判らぬまま。「丸目4灯 ワイレッド オープンカー」のキーワードを駆使してBMW3シリーズと間違えつつも、ついにたどりついた「ゴルフ カブリオクラシックライン」。元々イタリアのデザインが 好きで、車に関しては昔の角ばったデザインが好みなのだが、気になる車は調べ てみるとほぼジョルジェット・ジウジアーロによるデザインであった。ゴルフⅠ を受け継ぐカブリオクラシックラインも然り。イタリア人によるデザインでカルマンギアの幌が載り、しかもドイツ車。完璧だ。もう買うことしか頭にない。このゴルフを。
まずは妻に相談してみる。「車買うの?」と思ってもみない私からの話に興奮気味。私が何を買いたいかを言う前に妻の好みの国産車の名前が挙げられる。興奮する妻をなだめるように「ゴルフ カブリオクラシックライン」と告げて車の画 像を見せる。即決定。デザイン仕事の妻をも即座に魅了してしまうほど素敵なのだ。このゴルフは。
買うならスピニングガレージでないと決めていた。古い車であるから、ゴルフの事を 知り尽くしている専門店でないと安心できからだ。初めて買う車だし。早速アポを取り、レンタカーでスピニングガレージへ。ただ、ひとつだけ問題があった。妻はダークブルーメタリックを推していたこと。私は当然ワインレッドメタリック。あのゴルフと同じ。
スピニングガレージにて、ついにあの時の丸目4灯でワイレッドの美しいオープ ンカーと対面。あの時の車だ。やはり素敵だ。触れる事すらためらうほどに。ズラリと並ぶゴルフⅡたちの中からカブリオクラシックラインを見つけ出して他の色も見てみる。そして夫婦間で違う色を推していたにもかかわらず、グリーンメタ リックに一目ぼれ。一週間後、再度訪れてその場でグリーンメタリックを契約。 再会を誓ってしばしの別れを告げる。このゴルフに。
そしてこのゴルフに決めたあの日から約半年後、ついにあの時の車に乗る日が来た。
ここまで書いていただきました。ありがとうござい
ます!
遂に憧れのゴルフにオーナーとしての再会ですね!八田様にも青山の初老の伊達男のように
幌を開け、風を切りながら奥様と共にカブリオをドライブをする姿が目に浮かびます。
若かりし頃の心に刻まれる記憶をじっくりと味わいながら、カブリオライフを過ごして頂きたいです。これからは1ページずつゆっくり、愛車との物語を紡いでいかれることと思います。
そのような素敵な物語がいつまでも続いていけるよう頑張ってサポートしていきますので、今後とも末永くよろしくお願い致します。
班長 田邊
先日納車の樋口様です! 常に評判だった鮮やかなライトグリーンのCLIをお買い上げ頂きました。 ありがとうございます! 以下、樋口さんに書いて頂きました。 ゴルフ2を購入した背景 正直に話すと、きっかけは「見た目」でした。 もともと運転は好きでした。リラックスできるというか、自分の輪郭が一致する感覚があるんです。カーシェアも良いけれど、好きなときに自由に走りたい。コロナもあり、その気持ちは高速に膨らみました。何を良いかと調べていく中で見つけたのがゴルフ2でした。 「空気抵抗がなんだ、好きにやるだけさ」、と言わんばかりの飄々とした面構えに心を掴まれました。軽やかで堂々としているその姿に、「授業も趣味も、やりたい時にやればいいんだ」と、自由だった先輩を思い出す。ブレないことは、自由であるための余白を与えてくれるよな、と改めて感じました。 「ゴルフ2なら、ココがいいらしいよ」と、友人が教えてくれたお店が「スピニングガレージ」さんでした。 「初めての車購入、しかも中古車、動機もニワカですみません」と、不安な気持ちを押し殺しながら、連絡しました。車屋さんは強面なんじゃないか、と勝手な印象を抱いていましたが、返ってきたのは親切な回答。すっかり安心して、次の土曜日には訪れたような気がします。 「見るだけ」のつもりで伺った日、出会ってしまったのは、ライトグリーンのゴルフ2。外装から心を掴まれ、エンジンをかけた瞬間、虜に。不安もあったけれど、田邊さんが良い所も大変な所も丁寧に説明してくださり、購入を決意。 購入後も任意保険や車庫証明等、車購入で必要な手続きまで、ケアしてもらえ、安心して納車日を迎えることができました。 待ちに待った納車の日、現れたのはピカピカのゴルフ。スピニングガレージの皆さんのおかげで、購入を決めた時からさらに美しくなっていました。 緊張しながら自分のキーを差し、エンジンをかける。エンジンが回り始め、次第に落ち着いていく低音を聞きながら、全身に高揚感がみなぎっていったのを覚えています。大人になっても、まだまだワクワクできるんだ、と。走馬灯のワンシーンになる、幸福な時間でした。 その後、2週間経ちましたが、スムーズに乗れています。最高です。一定期間後に、検診もしていただけるので、安心して乗ることができています。田邊さんには、慣らしながらゆっくり乗るようにと教えてもらっていたのですが、すこしハイペースに乗ってしまって反省しています。 余談ですが、納車の件を父に報告したところ、父も狙っていたそうで。血は争えないもんだなと、家族のつながりも感じることが出来ました。 ありがとうございました。これからもよろしくおねがいします。 ここまで書いて頂きました。ありがとうございました! 決して静かでは無いし、速いわけでも無い。 でも速度感がダイレクトに伝わってくるので、法定速度で走っていて充分楽しいんですよね。 これがどれだけ安全な事か。自分が扱える範囲に居てくれる、それがゴルフ2なんだと思います。 樋口さんの先輩のお言葉のようにゴルフとドライブをすることが人生の余白というか、 日常にプラスされるスパイスになってくれたらと思います。 血の争えないお父様とも楽しく一緒に乗って下さい。 色々な場面でこれからも丁度よく、自由に乗って頂けるように頑張ってサポートしていきます。 今後とも末永くよろしくお願い致します。 班長 田邊