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先日納車の八田様です!

先日納車の八田様です!

前オーナーさんに長いこと可愛がられてきた、グリーンのクラシックラインをお買い上げいただきました。ありがとうございます!

人生で初めてのクルマ購入に、なぜクラシックラインが選ばれたのか。
以下、過去を遡ってご紹介いただきました。

あれは就職して間もない94年頃だった。
青山三丁目の交差点にあったベルコモンズの駐車場から、首にスカーフを巻いた 初老の伊達男がベージュの革シートにその身を落として運転する丸目4灯でワイ レッドの美しいオープンカーが、地下駐車場から姿を現すと、青山通りへ颯爽と走りぬけて行った。バブルの弾けた後で薄給だった私には車を買うなど夢のまた夢であり、まったく遠い別世界の事ではあったが、その品のある佇まいだけは脳 裏にはっきりと刻まれた。
思った事は、いつか車を買うならあんな素敵な車だなと。

あれから30年、一度は車のある生活がしてみたいと思い立った。生まれて此の方、一度も車を買った事のない私だが、初めて買う車は外車と決めていた。スー パーカーブームの洗礼を受けた世代なので、この「ガイシャ」と言う響きがたまらなく好きだ。しかしながら速いスーパーカーやイケイケのSUV、はたまた大型高級車が欲しいわけではない。コンパクトで品のある車に乗りたい。あの時、 青山で見とれたあの車の様な。

ネットを検索してみる。車種も社名も判らぬまま。「丸目4灯 ワイレッド オープンカー」のキーワードを駆使してBMW3シリーズと間違えつつも、ついにたどりついた「ゴルフ カブリオクラシックライン」。元々イタリアのデザインが 好きで、車に関しては昔の角ばったデザインが好みなのだが、気になる車は調べ てみるとほぼジョルジェット・ジウジアーロによるデザインであった。ゴルフⅠ を受け継ぐカブリオクラシックラインも然り。イタリア人によるデザインでカルマンギアの幌が載り、しかもドイツ車。完璧だ。もう買うことしか頭にない。このゴルフを。

まずは妻に相談してみる。「車買うの?」と思ってもみない私からの話に興奮気味。私が何を買いたいかを言う前に妻の好みの国産車の名前が挙げられる。興奮する妻をなだめるように「ゴルフ カブリオクラシックライン」と告げて車の画 像を見せる。即決定。デザイン仕事の妻をも即座に魅了してしまうほど素敵なのだ。このゴルフは。

買うならスピニングガレージでないと決めていた。古い車であるから、ゴルフの事を 知り尽くしている専門店でないと安心できからだ。初めて買う車だし。早速アポを取り、レンタカーでスピニングガレージへ。ただ、ひとつだけ問題があった。妻はダークブルーメタリックを推していたこと。私は当然ワインレッドメタリック。あのゴルフと同じ。

スピニングガレージにて、ついにあの時の丸目4灯でワイレッドの美しいオープ ンカーと対面。あの時の車だ。やはり素敵だ。触れる事すらためらうほどに。ズラリと並ぶゴルフⅡたちの中からカブリオクラシックラインを見つけ出して他の色も見てみる。そして夫婦間で違う色を推していたにもかかわらず、グリーンメタ リックに一目ぼれ。一週間後、再度訪れてその場でグリーンメタリックを契約。 再会を誓ってしばしの別れを告げる。このゴルフに。

そしてこのゴルフに決めたあの日から約半年後、ついにあの時の車に乗る日が来た。

ここまで書いていただきました。ありがとうござい
ます!
遂に憧れのゴルフにオーナーとしての再会ですね!八田様にも青山の初老の伊達男のように
幌を開け、風を切りながら奥様と共にカブリオをドライブをする姿が目に浮かびます。

若かりし頃の心に刻まれる記憶をじっくりと味わいながら、カブリオライフを過ごして頂きたいです。これからは1ページずつゆっくり、愛車との物語を紡いでいかれることと思います。

そのような素敵な物語がいつまでも続いていけるよう頑張ってサポートしていきますので、今後とも末永くよろしくお願い致します。

班長 田邊

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