TANAKA'S BLOG ノブ田中のブログ
過去の記事
初 袖ヶ浦フォレストレースウェイ 走ってきました。

行ってきました、袖ヶ浦のサーキット。来週参戦予定の、「レーシングECO耐久」の下見とデータ取りのために、スピニングのチーム監督某氏(ゴルフカップS2~3クラス不動のチャンプのあの御仁です)と二人で(^^;;
筑波もいいけど、袖ヶ浦もいいね!
走る人のためのサーキット、という感じ。余計なところには金をかけない割り切った作りだけど、コース幅は広いしピットも数多いし、ガソリンの価格も良心的だしetc.  走る人にとって「ここはこうあってほしい」という大事なところにはしっかりとコストや手間をかけて作られています。余計なところに金使って走行料金にそれがのっかってくるような格式が高いサーキットに比べると、すごく志のあるサーキットだと思います。
ここの経営コンセプト考えた人は、よっぽど自分で走るの好きなんだろうな。こういうのステキで大好きです!
で、そんな袖ヶ浦で、二人で交代で走りながらミーティングと調査と記録の繰り返しで、メシも食わず、朝買ったペットボトルを飲みきることもなく、画像一枚とる暇さえないくらい、ずっとばたばたして、帰ってきました。
まぁ、忙しいなんてのを言い訳に、一週間前にようやく下見とデータ取りしようなんてのがいけないんですけどね(汗)
でも今日一日で、監督のもとにはいろんなデータが集められたので、明日明後日にはきっと、監督がばっちりな戦略をひねり出してくれるに違いない!
レーシングECO耐久は、監督と僕とコイピーで出るのですが、監督は監督兼ドライバー、コイピーはメカ兼ドライバー、僕は・・・・・乗るだけー。
なんだか楽チンの他力本願で申し訳ないっす。
ちなみにレーシングECO耐久は、僕らのオヤジチームと、ひっしーの車でヤングチームと2台参戦します。
来週走ってきたら、またレポートしますねー(^^)

ZST.31 藤原敬典 防衛戦がんばれ! 2012.03.17

当店細部仕上げ及び加工担当、藤原選手(SG通称スグル)は、本業は格闘家ですよ~!
元ゴルフファン編集長オグラさんいわく、「格闘家にしておくにはもったいない」仕事の精度を誇っているので、つい車屋がメインと勘違いする人も急増中ですがそんなことはない!
なぜなら2週間後はタイトルマッチを控えているからだ!

じゃじゃーん。
ポスターもらってみました。ついでに嫌がるスグルにサインもねだりました(w
大会概要はこちらで↓
http://www.zst.jp/
”豪腕”の異名を持ち、軽量級屈指のハードパンチャーと言われる藤原ですが、秋本道場にも出入りしている僕としては、中距離の間合いでのひざも切れ味バツグンなので、

こんな風に決めちゃってくれたらカッコいいんじゃ、とか勝手に思ってます。
今回の挑戦者の房野選手は”カブキチルドレン”ということでレスラースタイルのようなので、きっと組みと打撃の攻防の緊張感が見どころになると思います。
今度の試合は、ゴルフカップの前日だから僕しか見にいけないけど、一人だから奮発してリングサイドのチケット買っちゃおうかな~。
皆様一緒に応援よろしくお願いします!
あ、おそらくこれから調整やら減量やら(藤原普段あまり減量しないですが)で、試合前は欠勤が多くなるかもしれませんのでご了承くださいm(_ _)m

勝手に勝間和代ウィーク③


「自分をデフレ化しない方法」 文春新書
僕は今年に入ってから、デフレを何とかしましょう的なテーマの本や記事がよく目についてしまいます。
この本は、その中で手に取ったものです。
3/8の講演会で勝間和代さんを講師としてお呼びすることがなかったとしても、この本だけはこのタイミングで読んでるだろうな、と思います。
デフレについて書かれている本は多々ありますが、そのほとんどが一見難解でとっつきにくいです。たいてい偉い人や、偉そうな人が書いてるからね。
その中でもこの本は、圧倒的にわかりやすい!別に勝間さんが偉くない、とかそういうことを言ってるんじゃないですよ。たいてい偉そうで難解な文章を書く人は、そのわかりにくさで自分の文章の価値を底上げしようという意識が垣間見えて、読んでて「オマエは偉いかもしれないけどスゴくない。もっと普通の人にもわかりやすく書け!ホントにすごい人ほど、わかりやすく書けるもんだろ。」とか頭の中でツッコんでたりするんですが、まさに勝間さんスゲーな、っていうのが正直な感想です。
ちょっと長いですが、端的に面白かった部分を引用しますね。
「今、日本経済を病気にたとえると、ガン(デフレ)に罹っていると思ってください。このガンは気づかぬうちにいつのまにか進行していましたが、2009年、ステージ3となった段階でついに明らかになり大騒ぎとなりました。このままでは近い将来、患者は死に至るでしょう。ガンの症状は、日本社会全体のお金の量が減ってしまい、人々から希望と感謝の気持ちが失われるという形であらわれました。
 主治医である日本銀行は、ガン(デフレ)は自然治癒すべきだという考えに固執しています。日銀は最新の医学知識に精通しておらず、民間療法でもやって地道に免疫力を高めればそのうち治ると言っています。実は、主治医の関心は親戚が経営している薬局(天下りするための金融機関)の売上げにあるのです。だから、患者がガン(デフレ)の激しい痛みで苦しんでいるのに、世の中で行われている標準的な治療(お金を増やすこと)を敢えて行わずに、薬局が処方する効果の怪しい薬ばかり薦めているのです。
 しかし、このガン(デフレ)は、もはや自己の免疫力では治らないほど悪化しています。もうすぐステージ3から4に移行してしまいます。ステージ4になってしまったら、全身転移がはじまり、どんな抗ガン剤を打っても効かなくなってしまうでしょう。それほどまでに緊迫した状況にあります。
 一方、最新医学を学んだ専門医は、デフレ退治の抗ガン剤を打つべきだと主張しています。お金の量を増やす抗ガン剤を打つことで、患者に希望と感謝の気持ちを甦らせるべきだと言うのです。しかし主治医は抗ガン剤の副作用で、別の病気(ハイパーインフレ)になることを心配して、一向に治療を始めてくれません。
 医療の進んだ、イギリスをはじめとする欧米諸国では、すでに随分以前からこの新しい抗ガン剤(リフレ政策とかインフレターゲットとよばれます)の使用は許可されていて、患者に投与されてきちんと成果もあがっています。もちろんいかなる薬でも副作用はあります。しかし、この抗ガン剤はもしも副作用が出たらただちに止めれば、主治医が恐れる別の病気(ハイパーインフレ)などになることはありません。
 それよりもいまや瀕死の状態にある患者のガン(デフレ)を一日も早く退治することを優先すべきでしょう。別の病気(ハイパーインフレ)を避けられても、患者が死んでしまっては元も子もありません。もっとも主治医はそれでも治療は成功したと言うかもしれません。
 ただし抗ガン剤でガン(デフレ)を退治できても、患者が完全に健康をとりもどすわけではありません。免疫力を回復し基礎体力をつける必要があります。免疫力(再配分政策)については第五章でお話します。」
すごく痛快。
この論理に穴があるとか、そういう議論の余地が問題ではなく、シンプルかつ論理的に課題をとらえて、それを社会全体に共有してほしい、という気持ちがすごく出ている文章だと思います。こういうすごさは、偉い人にはなかなか出せない。反論されることとか誤解されることとか、そんなリスクを最小限にしようと思うほうが先にたつ人には、こんな思いっきりのいい文章を書くのはムリ!
時代が大きく変わるタイミングでは、シンプルかつ一貫性のある論理的な思考が大切になってくると、僕は思っていますので、こういうところは、すごく好き。
勝間流の考え方の一番の特徴は、このシンプルな論理性なのかもしれないなー、と思いました。
あ、そう考えると、勝間さんはそもそもこういう”時代の変わり目の危機意識”が最初にあって、デフレというキーワードを使ってこの本を仕立てたのかな、とも感じます。
女性論を切り口とした勝間流は、僕が好きじゃない日本的なちょっと前のスタイルのフェミニスト達の意識改革になればいいのに、なんて考えながら読んでしまって、それがまたひときわ面白いのですが、ひとたびデフレが切り口になると、ストレートにタマシイがグリップされる感じがして熱くなります。
同じ論理で書かれている本でも、何を題材とした切り口かで、こうも響きかたが違うのかと思うと、「誰に何を伝えるか」っていうことは、僕自身もっと深く掘っていくべき課題だな、と思いました。
さて僕らは、ゴルフ2を切り口にして、次の時代はどうあってほしいと提案していくべきか??


なりそうです!
東京とは思えない積雪量。
こりゃ、氷河期来たかな(^^;;

講演直前 勝間和代さんウィークそのⅡ


お次はこちら。
「断る力」 文芸新書
これ面白かった!!!
一冊を通じて、僕の意識を代弁してくれているかのような本だな、と思った。
離婚を意識し始めてから以降の、この5~6年の僕の過程とキモチわるいくらいかぶります。
労力や、気持ちに対してさえも、合理的にその効果や価値の最大化を目指す姿勢が小気味良いです。
合理的に、自分と周りの全ての事象をつなげながら、現時点でのベストを考え、バランスよく将来投資にもなるように、なんでも回していく考え方には、ものすごく共感。
ついもう一冊買って、じんさんにもあげちゃいました。
本の題名はキツくて目をひくけど、断ることが主題ではなく、一個人においても「選択と集中」でいこうぜ、っていうところに主題があるような気がします。
これだけ自分の意識とシンクロしている感がある本を、何年かたって読み返してみてどうなってるか、っていう楽しみも出そうなので、この本は手放さずにずっと持っておこうと思います。

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