ノブ田中のブログ
スピニングガレージのノブ田中ブログ。
大竹さんがまた面白いことを言い放ってます。
うちの店もこういう境地に行きたいのですが、中途半端にいい人ぶって言い切れなかったりするので反省するところです(笑)。
大竹さん、宮ケ瀬方面で薪用のリクエスト木材があれば探して持って行きますよー。
そして”大竹さんの薪集めの手伝いができるような、走破性と積載性を両立した自転車を大竹さんに作ってもらって、一緒に薪集めをやらせてもらいながら自転車の乗り方も教わろう・・・なんて思って大竹さんにまた自転車をオーダーしたくなって、より大竹さんは仕事がたまって、結局なかなか自転車はできてこない”、みたいな半無限ループをやっていると、きっと一生楽しいんだろうな、って思うわけです。
お金ってないよりあったほうがいいし、いっぱいあっても困らないから、結局たくさん儲けてお金の力で解決すれば、全てうまくいくんじゃないかと錯覚してしまいがちですよね。でも純粋にお金の力”だけ”で解決できることって、実はそんなに多くないし、時間の余裕や心の余裕がなくなると、お金があってもそのお金を活用できずに終わってしまいます。
「薪を思う存分作りたいから自転車屋をやっている」っていう表現、笑えるけど深いなー。
僕が、ゴルフ2にずっと乗りたいから、ゴルフ2に媒介されておつきあいさせてもらっているみなさんが面白くて、そのおつきあいをずっと続けたいから車屋をやっているわけで、もっと儲かる車種やればいいじゃんとか、もっと儲かる経営の仕方すればいいじゃんとかっていうのは、僕に対しては愚問です、って思っているのと、きっと根っこは一緒なんだろうな、って、勝手に想像しています。
大竹さんの場合「薪」っていう細かーいところに例えるから話がぶっ飛んで面白いような感じがするのですが、大竹さんの生き方の美学の中に、お店に薪ストーブはなくてはいけないもので、そのなくてはいけない薪ストーブの燃料は自ら調達するもので、だから、お店に来てくれるお客さんに暖を取ってもらうための薪を作るための時間と、お客さんの自転車を整備するためにかける時間はきっと、大竹さんにとっては等しく大切なものなんだ、ってことなんだろうと思います。まあ勝手な解釈してますので、大竹さんに「違うよ!」って言われちゃうかもしれないですけど(^^;;
大竹さんみたいに、お金だけじゃ動いてくれない人に自転車作ってもらうのって、すっごく大変なことなんだなーというのは、お金払えば世の中思い通りになると錯覚している人には、理解できない世界なのかもしれませんね。
そんなわけで僕は、今年は自転車がんばるために仕事します。
ゴルフ2屋の店主なのにゴルフ2そっちのけで自転車かい、って突っ込まれそうですが、ゴルフ2に長く乗っている自転車界のレジェンド大竹さんに認めてもらえるように自転車頑張れば、僕はゴルフ2屋の店主として1ランクレベルアップできるかもしれないですから。
よっしゃ自分に言い訳完了!早速2/15は仕事お休みいただいて、シクロクロスのGPミストラルというレースに出てきます。そして今年は王滝のMTBレースにも出てみようと思います。
MTB SHOP OTAKE のフェイスブックより以下引用
気がつけばもう一月も終わりなんですね。例によってあっという間に過ぎた感がします。
さて現在の業務報告ですが、あいかわらず遅れています。今取りかかっている作業が去年の11月から12月初旬に受けたものですから、ほぼ二ヶ月遅れの進捗状況です。
いろいろなお客さんに「何でそんなに遅いの?」とたずねられますが、「ひとりでやっていますのでそんなもんです」としかお答えようがありません。「従業員雇えば?」これもよくいわれますが、従業員の給料払うと私の給料がなしになりますので生活できません。ということでこの問題を解決するにはお客さんに待ってもらうしかありません。
ただ、仕事が遅い原因がひとつだけわかってはいます。それはこの薪です。12月から2月ぐらいまでは薪づくりに時間を取られるため、そのしわ寄せが仕事に及ぶといった状況です。「薪は売っているんだから自分で作らず買えば。できた時間で仕事をたくさんこなしてお金を儲けて、そのお金でまた薪買えば?」これもよくいわれます。
しかし、これは私にとって最高の愚問です。薪を思う存分作りたいから自転車屋やっているのであって、金銭的節約のために暖房用燃料をしかたなく自分で作っているのではないからです。あーあ、もうダメだこの店主、話にならない、と思ったお客さんはどうぞネットでお買いものしてください。一方しょーがねーなー、とお許しいただけるなら、こんな調子ですが今まで通りおつきあいくださいませ。
昨日、パンクラス初観戦してまいりました!
秋本道場から稲葉聡選手、ユータ&ロック選手が出場していたので、その応援をば。
僕はたまーに道場には行っていますが、選手ではないので素人目線の観戦記です。おかしな文章と考察かもしれませんがご容赦を。そして試合中の写真を撮るのは遠慮しましたが、ケータイでこれしか撮ってないと寂しい。。今度は内緒で一眼持って行ってしまおうか。。
まずは第二試合。ユータ&ロックは、パンクラス初参戦。これまでプロ修斗は5戦5勝と負けなしの強さ。
対する中原選手はあまり戦績が多くない選手なので、安定して堅実に勝てる試合かと思いきや・・・。
見ていると、中原選手めちゃくちゃ強そう!
テイクダウンも簡単にはできないし、首もなかなか取りきれない。そして地味に組んだ状態でうまく肘を入れてくる。
でもそこは、若いのにいぶし銀のユータ&ロック。何度か中原選手に流れがきそうな勢いになりかけると、その度にそれをリセットして作り直して、判定でも一本でもいけるように、ユータ&ロックの組み立ての中で試合が運んでいきました。
相手の思うような試合展開にはさせない。そうなりそうになっても、それを明確につぶすかかわすかして、徐々に相手に手詰まり感が出てくる。そしてラウンドごとにしっかり、自分に優勢な差をつけて終わる。こういうその場の支配力って、普通どんな競技でもベテランになってからついてくるはずなんですが、ユータロックは最初からそれを身に着けている。ベテランになると、フィジカルは若手に劣ってくるので、その展開力を若手の勢いに突破されることがしばしばありますが、ユータロックは若いし体も心も非常に強いので、その隙がありません。
これが”負けない選手”の強みだな、と思いました。僕はこういう頭脳戦というか心理戦というか、じわじわくる戦いっぷりは、すごく好きです。レースなんかと通じるものがあるからかもしれません。
そしてセミファイナル、UFCファイターの強豪、ウィル・チョープ選手との試合に大抜擢された稲葉選手。昨年のパンクラスでは稲葉選手は3戦3勝と、ノリに乗っていて、じんさんも「稲葉はここに来て急成長している」とビックリするくらいの強さ。
22センチの身長差をはねのけて、強烈な打撃でKOを狙いに行きますが・・・・・・残念ながら最終ラウンドの終盤で一本負けを喫してしまいました。
この試合でいい勝ち方ができれば、一気に世界レベルの評価を得てどしどしいい試合が組まれる可能性がある一大チャンスでしたが、ものにできなくて、きっととても悔しかったと思います。
でも、対策通りボディとフック、ストレートは決まっていたし、最後まで分からない試合でした。
一般的に身長差がある選手同士の試合の場合、長身の選手にローキックで間合いをコントロールされて1Rが終わると、それだけで判定が相手に傾いてしまうので、そこを打開するためには終盤になるほど、間合いを詰めて1発2発でKOできるような打撃を打ち込みに行く必要が出てきます。稲葉選手の最後まであきらめずに攻め続けてプレッシャーをかけて、パンチを当てていく姿には感激しました。「勝ちに行きたい」気持ちが会場中に伝わっていたように思います。
勝負の結果にたいして、「れば」、「たら」は言うべきことではありませんが、稲葉選手の気持ちのこもった動きを見て、僕は、もし、稲葉選手が全く同じ動きをしたとして、1Rの最初から3Rの最後まで全く表情を変えずに感情を出さずに戦っていたら、チョープ選手はだいぶやりづらくなっていたりしたのかなぁと、ふと思いました。最後まで何をやってくるかわからない状態で、結果的に対策してきた打撃で仕留めに行くのと、正攻法で突破口に向かって行くのの違いなんですけど。
そう感じた話を、帰りラーメン食いながら、稲葉選手のセコンドについていた森さんに聞いてみたら、「選手の性格や傾向というのもあるけど、対策してきたことを徹底してやりつづける、というのは大事でも、なかなかできない。このまま判定まで行ったら負けが確定している状況で、かつ対策していた打撃がきちんと当たっていたから、そこに懸ける気持ちが稲葉選手の表情にも動きにも表れてましたよね。」と。
・・・・・・素人考えのいやらしい”試合の流れの読み”みたいなのって、浅はかでいやだなぁ、って自己嫌悪になりました。そういうのを超えたところでのやりとりがあっての、あの3Rだったんだなぁと。
見ているほうとしては、「あとちょっと!あと一発!」って思って見ていたから、そんなことを考えちゃったりしたんですけど。
すみません、勉強になります。
うちの相方なんかは、稲葉選手のような魂のこもった戦いっぷりは大好きです。そして僕みたいに、うがった見方で試合を見てると、いやらしい中年、って言われちゃうんですよね(^^;;
僕もレースにしても仕事にしても、ベテランみたいなことばっかり考えてないで、稲葉選手みたいに正面切って自信もって挑戦できるだけの努力をしよう。その上で、守るべきポイントはユータロックのような展開力で。
どっちにしても、見えないところでしっかり練習して力をつけてこそ。僕は最近、できてるんだかできてないんだか。
まぁ中途半端な生き方で40年過ごしてきてるから、今さら変えるのは難しいけど、これから変わりますよ。
いい試合を見させてもらってありがとう!次も楽しみにしてます。
僕もがんばります。
昨日で、町田市中学二年生の職場体験、無事終了いたしました!
今回は2校から2人ずつ来るという初めてのチームでしたが、後半にはうちとけて、みんな楽しそうに協力しながら作業してました。
これを縁に、学校が違っても友達づきあいが続くといいね。
今回の4人はみんな運動部。体格もいいし、作業をしてても、”楽しい!”と言って疲れを全然見せず体力があります。
返事もハキハキとかえってくるし、一度教わった手順は大体覚えていて、お互いにフォローしながらサクサク動いている。
謙遜かもしれないけど、みんな揃って”学校の成績はそんな頭いいほうじゃない・・・”と言いますが、仕事力につながる”地頭”はすごくいいと思ったよ!
スポーツでもいいし、勉強でもいいし、友達づきあいでもいいから、何かをつきつめて精いっぱい頑張って、それを長続きさせていくと、カッコいい大人になれるはず。
これからもがんばってね!!
僕らも、とても楽しく刺激になる5日間でした!
去年の大雪の反省から?今シーズンより導入することに致しましたMTB用のスノースパイクタイヤ!
今日初出動です!日の出とともにエクストリーム出勤!
このシュワルベのスパイクタイヤ、どんなに凍結したとこでもガチガチパキパキ言いながらグリップして超楽しい!
アイスバーンでも圧雪でもお構いなしに、凍ったとこなら20km/h以上で巡航できちゃいます。異次元の走破性。(きっと腕と足があればそれ以上で走れちゃうんでしょうけど)
激坂の上りでも全然トラクションが抜けません!いくらでも足を使わされます。
さすがゴルフに履いてるスタッドレスの2倍の価格!効きも2倍?いやそれ以上か。
グレードもいいほうのやつなので、スタッドの数も多いし、スタッドが円錐状にとんがってます!
最初は通勤ルートから少し外れて田舎道を楽しんでましたが、
ついうっかり登山道に入ってみてしまった(^^;;
店の裏の、雨乞山を目指します。標高429メートルの低山なので、ニローネから200メートル弱登る感じですね。
慣れたところだからと甘くみて入ってしまいましたが・・・。
途中、倒木と積雪でいつものルートがわからなくなって迷ってしまい、ちょっと遅刻しちゃいました。
職場体験の最終日だっていうのに。。。こんな大人にならないようにね、って指導しておきました!
ちなみに、こんな路面状況で山に入ると、僕の腕だともう乗車率は10%切ってしまいます。
尾根に着くまでは「来なきゃよかったか・・・」なんて思いながらほぼずっと押しでしたが、雪の下りはもう、ものすっごい超楽しくて、また雪が降ったら行きたい、って思いました。
凍っているところや、雪が浅いところはトラクションをかけるかペダルを踏んで荷重をかけてればスタッドがぐりぐりグリップしますし、雪が深いところはスノーボードで雪を滑るみたいに、ペダルに荷重をかけずにするすると走ると、タイヤは雪に埋まり切らずに、旋回時もフロントの操舵に応じてきれいにリヤがゆっくりブレイクして、ホントにスノーボードで斜面を滑り下りているみたいに下ってこれます。
木から落ちた雪がこぶのような小山のような感じになってるところを使って少しジャンプしたりして遊んでも、すんなり飛べるし、着地も横にぶれずに、ふわっと雪の上に進行方向に素直に接地してくれます。
このタイヤ、スタッドの威力だけじゃない!
いろんなパターンの雪や氷で楽しんで走れるようになっていて、よくできてます。縦横鉛直のどの方向にも、いい感じでバランスよくグリップします。エアボリュームも、コンパウンドも、ちょうどいいんだろうなー。
というわけで、雨乞山からニローネの里までの下りは、乗車率90%以上でめいっぱい楽しんで下りてこれました!
だれも踏んでない(イノシシ以外)雪をふかふか自転車でおりてこれるなんて、しかもMTB歴1年ちょっとの自分の腕で。夢みたいです。
このタイヤと車体、すごいなー。
こうなってくると、このタイヤの性能の限界を存分に味わえるところはないかしら、とかうっかり考えてしまいますが・・・、どこかMTBのダウンヒルコースで、雪のときに走らせてくれるところって、ないですかね。。
あ、ちなみに、こんなすごいのは裏山のほうだけで、国道のほうはもう雪もないですし、店の前の雪もこのくらいになってますから。
今日はお天気もいいので、午後にはノーマルタイヤでも来れるようになりそうです。
ご来店お待ちしてます~。
MTBスノータイヤ、体験してみたかったらそこら辺で試乗してみてください(^^)/