ノブ田中のブログ
スピニングガレージのノブ田中ブログ。
一昨日から熱だしてまして、まだ微妙に熱が下がりきらず、もう寝すぎて腰も痛いです(笑)。
扁桃腺もちなもんで、体調万全でないときに風邪をもらうと、高確率で熱だして寝込んじゃいます。意外と繊細なカラダなんです。頼みの綱のCBDオイルも、こういうときに限って切らしちゃってるし。
もうこの体と40年以上の付き合いなのに、いまだに体力的に行けそうな感覚と実際の体の変調との関連具合が把握できてません。
自分の体を”魂がこの世で生活するために使う乗り物”と捉えると、僕が今使っているマシン(体)は、平均的なボディサイズと少々軽めの車重で、絶対的なパワーは足りないが、柔らかく、反応性良く器用に動いてコントローラブル、ってとこでしょうか。ゴルフ2的(笑)。
ただ、多少の無理はきくがオーバーヒートかも、という前兆が感じられる頃にはもうオーバーヒートになってます、というのがゴルフ2っぽくなくてNAロードスターみたいかな。
日本車の多くは、ちゃんと走ろうと思うと熱対策しなきゃいけないから、僕の体もチューニングか計画的な走行管理が必要ってことですかね。
で、こうなっちゃったときは、主に買うだけ買って読んでない本たちを読んで過ごします。
今読んでる本「あの世に聞いた、この世の話」(雲黒斎 著)にこんなくだりがあって、自分のことを思うと、レース一週間前の禁酒は言うほど苦じゃないので、僕はアルコール依存ではない。
でも、タイヤとハンドルのついた乗り物に一週間乗らないのは無理!完全に依存してるみたいだけど、何に一番依存してるんだろうなー。スピードってわけじゃないし、Gなのかグリップ感なのか……僕の魂は何を欲しているのでしょう。
こっそりと今年二回目の開催の、筑波ドラサポ。
澤圭太先生に、マンツーマンでみっちりデータ解析&実践指導と、モデルラップづくりをしてくれる、めっちゃ濃いレッスンです。
これまで、他の人の車ばっかだったのですが、やっと僕のムラサキでやってもらえる機会を作れました。もう僕はスキル的には停滞していてもうそんなに伸び代がない、なんて、しばしばボヤいてますが、心の中ではずっとくすぶってます。
僕は、筑波をメインにこれまでずっと走ってきたのに、実は筑波が一番苦手意識があるんです。
そしてもう、筑波は慣れ切ってしまっているせいか、漠然と走るだけになってしまっていて、これでいいのか?みたいな疑問があったりもしました。
それを、澤さんに丸ごと解析してもらおう、と。
結果、ここ数年すっきりしないままタイムも伸ばせず走っていたことにたいして、すごくすっきりとした糸口を見つけることができました。
しみついた無意識のクセが、他のコースと比べて「考えない」ことにつながっていたり、それでいて結局毎回そこそこタイムが出てしまうので仮説と検証のサイクルにならなかったりetc.
今回は、澤さんが最初同乗で出してくれたベストラップと、僕が一人で出したベストラップがたまたま全く同じタイムだったので、その同タイムでのモデルラップ同士でのロガー比較は、自信にもつながりましたし、僕に不足していること、やるべきことも明確になりました。
ムラサキの仕様的にも、これまで今の仕様のままで6秒台に入れたいということになぜかこだわってしまっていましたが、6秒台に入れるのは余程の好条件が重ならないと、澤さんでも難しいだろうということも教えてもらえたので、もうここらで、ムラサキをこの仕様で走らせ続けることにはこだわらなくてもいいかな、ということも、理解することができました。これまでは、そうかなとは薄々気が付いていても、感情面で納得できなかったんです。俺がもう少しがんばれれば、ムラサキももう少し速く走れるんじゃないか、って。
来年には、人車ともにもうすこし進歩できていると思います。
実はこれまで、いろんなプロドライバーのかたに同乗してもらったり、自分のクルマに乗ってアタックしてもらったりしたことはあっても、僕より速いタイムが出たことはなかったんです。(生意気な表現に見えたらなんなのでこんな話よそではしませんが)
それが若かりしころは、「俺は速いに違いない」みたいな根拠ない自信に根拠をねつ造する手段のように解釈していたこともありますし、30代になってからは、「いくらプロといっても僕は走り慣れてる車で先生は初見、しかも同乗なら僕の体重分ウェイトハンデがあるし、そもそもどこまで本気でアタックしてくれてるかはわからない」、と考えながらも、その上で僕のタイムのほうが毎回速いので、僕はゴルフ2に関しては、素人としてはそれなりにタイムが出せるほうと考えていいだろう、という風に思ってました。(上手いかどうかはまた別の話だし、そもそもプロのレーシングドライバーの技術と理論は素人とは次元が違います)
まぁこの辺の僕の根拠のない誤解も、そもそも僕みたいな素人と、プロとの差がどの辺にあるのか、みたいなことを、明確にイメージさせてくれる人がこれまで周りにいなかったからなんですけど。無知というのは恐ろしいです。
でもその無知を、すんなりと理解へと導いてくれる指導力を持っているのが澤さんで、この何年か澤さんとお会いしたりお話ししたりしていて、一度この僕の誤解を解明してほしい、って思っていたのですが、今回でそれがよくわかった気がします。何年か越しの夢が叶いました。
「アジア1の技術」とも評される澤さんと僕の差が、筑波のタイムでいくと0.3~0.7秒ほどしかない、とロガーデータを解析しながら澤さんが解説してくれたのは、正直すごく嬉しくて自信になりました。自分なりにこれまでゴルフ2と向き合ってきたことはそんなに間違ってなかったんだな、と。
それと同時に、ちょっと速いと勘違いしている素人がムキになってがんばったタイムからコンマ数秒差のところまでの、ほんの小さい差のために、プロのレーシングドライバーはじめレースに携わるたくさんのプロたちが血のにじむような努力をしているんだ、ということもわかり、半端な気持ちじゃこれ以上の差は縮められない、ということも感じました。
僕はここから先、どのくらいのペースでその小さい差を詰めていくことができるかはわかりませんが、改めてそこに取り組むことに大きな意味があるな、と思いました。
なかなか結果に表れなくてもいいじゃない。スポーツドライビングをライフワークのようにできて、一生うまくなりたい、と思い続けて走ることができたら、それこそ最高ですよね。
(以下、後々振り返るためのメモです)
1コーナー
・進入インから入りすぎ。
・脱出で舵角少ない。もっと横にグリップ使う。縦グリップはそこまで使わなくていいので、切り戻しのタイミングを早く。
・中途半端な舵角でステアリングが止まっている時間がある。
2ヘア
・ボトム速度をもう少し速く。ラインは今のままでいいのでブレーキを早めに終わらせて、ハンドルの抵抗で減速しつつ、減速しすぎる分だけアクセルを踏むイメージで。
・他コーナーも含めV字コーナーにする意識が強すぎる。インに入りはじめが若干早い。
最終コーナー
・裏ストレートで、1人乗りと2人乗りで0.14秒差が出てる(68kgの重量差)
・ブレーキの踏み始めを、もう13~15メートル奥にしたい。
・減速が早くてインに寄り過ぎ。でもその分出口加速はいい。モデルラップ比で進入0.07秒ロス、脱出0.04秒ゲイン。
・減速から横Gに振り分けるときの立ち上げ方が速い。もう少し全体的にRを大きくするイメージで。
・半車身外で曲がるイメージで。
宮本モータース車検のコバック六日町店のお客様大感謝祭におじゃまして、HEMP024projectのブースのお手伝いをしてきました!
ブースではガンメタGLi乗り、スギノオト西山さんと、唐木さんも一緒。白GLi乗りコンサルタント酒井さんちも一緒ですー。
麻の力で日本を変えようという、HEMP024project。今回の感謝祭では、麻ひもで作るアクセサリー体験と、日本初、麻の薬効成分から作られるモイスチャージェルの体験のブースを出しました。
酒井さんたちとの仕事、日本CBD販売はこれから本腰を入れてがんばります。しばらくスピニングの仕事と2足のわらじ的な動きになりそうです。
といっても、日本CBDで一緒に仕事する人は、ゴルフⅡを通して繋がる縁の人たちがとても多くて、僕としては麻の将来性、可能性そのものと同じくらい、ゴルフ2つながりの人と多方向で一緒に仕事をする楽しさを感じています。
CBDの仕事が軌道に乗る頃には、その傍らで、ヘンプオイルで走るゴルフ2を作って、そのクルマで全国営業に回ったりできたら面白いなぁ。
当店仕上げ担当、藤原敬典選手の試合が、11/22に決まりました!
僕も応援に行きますので、一緒に応援に行ってくれる人は行きましょう~。
久々の試合だから、きっといろいろと思うところはあるんでしょうけど、記者会見ではやはり、安定の消極的コメント。
なかなかこういうタイプ、打撃系の格闘家にはいないですよね(笑)。
もう30代もそろそろ中盤にさしかかるので、ベテランとか言われるようにもなってきました。今さらキャラは変えられないと思うので、このまま独特な路線を突き進んでほしいものです。
かわいいものが好き。猫が大好き。仕事は細かい作業が一番得意。黄色いゴルフ2に乗っている。
そんな藤原ですが、パンチを繰り出すと、かすっただけでダウンさせちゃうこともあるほどの剛腕です。
そしてそんな藤原選手は、さっきまで、マイ工具箱なんてそんなものはいらない!って豪語してたくせに、スナップオン山田さんに「下取りで入ってくる80年代モノの工具箱、格安で出しますよ」なんてささやかれて即決で買ってました。