ノブ田中のブログ
スピニングガレージのノブ田中ブログ。
先週のゴルフカップであわや転倒のピンチを乗り越えたかに見えた我が愛車ムラサキ号の現状報告ですが、ちょっと前途多難な雲行き…。
一応最低限走れるように、メカコイPが最低限の修理だけやってくれましたが、コイP先生の見立てだと、きちんとしたタイムを望むなら、箱替えせざるを得ないだろうとのこと。
浮き上がって着地させるときに、右のジャッキポイントあたりを縁石に激しく打ちつけたらしく、左に比べて右のフレームが2センチほど上がってしまっていました。シャシ全体が微妙に大きく歪んだみたいです。
左の後輪のホイールにガリ傷が!これはびっくりしました。片輪走行してホイールが当たるくらいということは、60度くらい傾いていたよという目撃証言もオーバーじゃなかった、ってことかしら。
イシカワさんと直接ヒットしたのはホイールだけなんです。イシカワさんの右リヤホイールと、ムラサキの右フロントホイールが当たったのですが、当たった部分はホイールはベッコリ大きく歪んでいます。
これで割れずに粘るところは、流石の品質です。
ドライブシャフトはボッキリ。
ロアアームもぐんにゃり。写真には撮っていませんが、タイロッドもぐんにゃりでした。
ムラサキ号、もう20年前から知っている車で、僕のところに来る前の歴代オーナーも知っている人ばっかりなので、心の中では、レース機材としてだけは割り切れない面もちょっとありまして。
ただ、もうその20年前の時点ですでにガンガンサーキットを走っていた車で、これまでのダメージの蓄積や修復歴の多さを考えると、もう引退させてあげるべし、とも思えなくもない。
中途半端に、ぱっと見クルマの形を保っているだけに、余計迷ってしまいます。
形あるものはいつかその役目を終えるもので、人の一生だってそれは同じこと、って、頭ではわかっているのですが、命あるものと違ってモノの終わりはその所有者のエゴで決まってしまう側面もあるので難しいです。
まだ決断を下す腹が、定まりません。
今日は地元の用事で、半休いただきました。
相原町の”町田アイス工房ラッテ”でアイス食べつつ、一昨日のシクロクロスの疲労を取るべく回復走サイクリング。
ラッテのアイスは、町田っ子ならみんな知っているとも言われる、地元の名産です!
こういう場所があるから、まだ細々とでも、町田は小さい酪農家さんが残れているんですよね。現在スピニングがあるニローネのあたりも、昔は牛を飼っている家が多かったそうですが、今はもう服部牧場しか残ってないですし。
回復ペースでゆったりご近所をサイクリングしながら、通ったことがない道を見つけては入り、頭の中の地図の空白地域を埋めていくのは、とっても楽しいです。
思えば小学生のころ、自転車に乗っては近所を走り回り、学区の中で通った道はないっていうくらい全部の道をコンプリートして走って頭の中に地図ができたら、次は隣の駅のほうに・・・って、やってたなぁ。
40過ぎた今でも、習性は変わらないようです。
ゆったり走って景色と空気を楽しみながらふと気づいたのは、一昨日のシクロクロスの反省。
全く腹で呼吸をしてなかった。。肩と胸で速く浅く呼吸してただ苦しくなってました。
パワーを出そうとすると、つい無酸素になってしまうのが悪いクセです。そしてその悪いクセがなかなか治らない。
シクロクロスはコース状況が目まぐるしく変わるので、そのたびに力んでしまって呼吸を止めてしまう。そして力んでるだけでペダルに力は全然かかってない。そんな風に走ってたら、それは5分しか持たなくて当然だよなぁ・・・。
同じスピードで落ち着いてクリアできるように慣れる練習と、もっとキツい状況を経験して相対的に楽に感じられるようにする練習と、両面から攻めていかないと、脱シクロクロス初心者への道のりは長そうです。
メーターのログを見てみると、レース時間30分しかないのに、富士ヒルの90分よりパワーが出てなかったし。
一定の負荷で淡々と登っていくヒルクライムに対して、目まぐるしく負荷が変わるシクロクロスは向いてないってことなのか、まだ体が慣れていないのか。
これまでの人生では、”向いてないけど好き”なことって効率が悪いから早々にあきらめて、”向いていると思われること”に時間と労力を集中してきたのですが、これからは、結果が出なくてもいいから好きなことに向き合える心の強さとゆとりがほしいです。
シクロクロス、もうちょっとがんばってみたいな。
今シーズン初シクロクロスに行ってまいりました。サイクルモード同時開催の、スターライトクロスという自転車のレースです。シクロクロスと、XCE(MTBで走るスプリントの勝ち抜き戦)にダブルエントリーしました。
シクロクロスのほうは、C4-2組で走ったのですが、スタートダッシュがなぜかうまく決まって、その後もなぜか上手いこと順位をぽつぽつ上げまして、スタートから半周で3位につけてしまう。
こんな50台以上のレースでこのまま逃げ切れば表彰台なんて、ビギナーズラックにもほどがあるっ!!…って舞い上がってバンバン足を使ってしまい、1周で売り切れてたれまくって終了~。残り3周はひたすら順位を落とし続けて25位くらいでゴールしたようです。いやはやなんとも計画性のなさを露呈(笑)。
夕方にエントリーしていたXCEも、シクロクロスでたれた体が全く回復せず、箸にも棒にもかからず初戦敗退。
でも、番長のレースが間近で見れて勉強になったのでよかったです。出続けてれば、いつか上手くなるはず。
ライズライドの皆様、応援サポートアドバイス等々ありがとうございました!
また次回よろしくお願いします!
(画像はぜんぶ無断借用でごめんなさい)