本日納車の、Ｆさまです～！

各部の美しさや機関コンディション、整備歴とも申し分のない、バランスのとれた素敵な一台をお買い上げいただきました。ありがとうございます！！

Ｆさんはこのクラシックラインが、初の愛車です。

学生時代に、1ケ月間ヨーロッパを電車で回るという冒険テイストあふれる貧乏旅行に出た、Ｆ少年。

始発電車を待ちながらたたずんでいた早朝のパリの街で、マンションの駐車場から出てきたクルマに一目惚れしてしまいました。ルーフキャリアに自転車を積んで、寝間着そのままなカッコで乗ってでかけていく車内のカップルの姿が、寝間着なのになんでこんなにサマになるんだ、っていうくらい印象的で。

いつかクルマを持つならこれにしよう、って、その時にＦ少年は思ったのでした。

そしてＦ少年は社会人になり、家庭も持ち、都内から郊外に引越しをするタイミングで、そろそろクルマを持とうと思うようになりました。大人になったＦ氏ですがＦ少年のころの憧憬は忘れることはなく、あのときのクルマを探しはじめます。

どうやらそれは、初代か2代目のゴルフらしい。

いろいろ情報収集をすると、実用するなら2代目がいいらしい。でもカタチはなぜか初代にひかれる。きっとあのときのクルマは、初代ゴルフだったのだろう。それを確認するべく、スピニングガレージなる専門店に実際の車両を見に行くと、2代目ゴルフのカブリオレは、初代のままのたたずまいを残して販売されたモデルであることを知ります。

そこで見かけた緑のクラシックラインに、あのときのクルマのイメージがぴんと重なり、一目見て即決！

ご家族には見に行くだけ、即決はしないと言って出てきたにもかかわらず。

あこがれの一台が、さいしょの一台になるって、いいですね。

ちなみにこのストーリー、実話です。たぶん。（僕のあこがれ表現も注入されてますがー）

Ｆさん、これからもよろしくお願いします！（＾＾）

（店長ノブ田中）