本日納車の瀧さまです～！
稀少な左ハンの赤４０ｔｈを、フルノーマルのままで「瀧仕様」に、思いのいっぱい詰まった内容で仕上げのお手伝いをさせていただきました。ありがとうございます！！
瀧さんは、長年お勤めの会社を先日卒業して、これからの新しい生活のお供にと、この一台を選んでくださいました。
もともと車好きだった瀧さんですが、学生時代に無理して購入したフェアレディＺからはじまる歴代の愛車の中では、ポルシェの９４４が一番愛着があったそうです。その後ポルシェに関しては、９９６（水冷の９１１ですね）に乗り換えたときに、「この車は何か違う。乗せられているばかりで楽しくない」と、自分の中で急速に何か熱が冷めていくのを感じ、それからは人車一体感の得られるコンパクトカー志向に。
そして、コンパクトカーの理想の人車一体感を具現化している「楽しいクルマ」の、瀧流の結論として、このタイミングでゴルフ２に乗ろう、と決められたそうです。
その歴史にしても、タイミングにしても、クルマの評価軸にしても、すべてがカッコいいです。
瀧さんのお話を聞いていると、それだけで本が一冊書けそうな気がします。
先日の寺倉さんのときにも思いましたが、自分の人生の岐路に、びしっと自分の価値観に照らした選択をできるかどうかって、どれだけ自分に正直に、実直にがんばってきたかが反映されているような気がします。このカッコよさを、僕らスピニングのスタッフが１０年後２０年後に持つことができるように、ありたいな、と瀧さんを見て、思います。
うちのお客さんの中でも、いわゆる１０００万円オーバークラスの車に乗っている/乗っていた方々の場合、ある程度共通したものがあるのですが、特に瀧さんの場合新車当時の９９６を知っているので、そういう人の車を見る眼は、とても高いポイントでバランスを求められると思いますので、この赤４０ｔｈが瀧さんのこれまでの車人生のすべてが反映された夢の一台として、いつまでも瀧さんのそばにありつづけることができるように、メンテナンス面やカスタマイズ面でしっかりサポートできるかどうかは、うちの店にとってもすごく勉強になると思っています。
今後とも末長く、よろしくお願いいたします！！