TANAKA'S BLOG ノブ田中のブログ
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明日はゴルフカップ!

明日は筑波サーキットでゴルフカップです!
今回は、レースも走行会も同時開催で、しかもレースはフルグリッド!!
レースがいっぱいになってしまったので、僕は急遽出場を辞退して、走行会に回ることにしました。
ただ走行会に回るだけだと面白くないので、今回は水色FGX号のお披露目ということで、FGXで走行会を走ってみようと思います。
フルノーマルのFGX、サーキットに耐えられるのか?
そしてフルノーマルのFGXに、タイムで負けてしまうカップカーはいるのか?(笑)
・・・ひっしーには、今回も必死で走ってもらいましょうか(爆)
大盛況が予想される明日のゴルフカップですが、出走総勢50台のうち、ゴルフ2系は20台!
一番古いのに、なぜか最大勢力。これは見てるだけでも、楽しくなりそうだっ。
スピニングな人々のエントリー状況を見てみると、
レースのS3クラスは、スピニングワンメイク状態で、
・絶対王者なるさわ監督紺Ci
・外道増尾さんCi
・かるがも飯塚さん紺メタCLi
・レンタルカップカーで星野歯科
・マイケル中西みどりCLi
・てつ中西シュトルツ
・ひっしーひっし号CLi
見どころは、今回レンタルカップカーCi(エンジンノーマルの元元気号)で星野歯科医院がスポット参戦します。元S3クラスの絶対王者が、劣るポテンシャルのマシンでどこまで上がってくるのか?それに伴ういつもにはない緊張感でみんながどう引っかきまわされるのか?おそらくフリー走行や予選のうちから微妙な心理戦が展開されること必至。走行時間の合間の、みんなの会話のやりとりを聞いていても、楽しめると思いますよ(^^)
また、ツインカム系のS2クラスには、
・枝野さんガンメタ16v
・中村さん水色16v
・るぅとなるさわ監督のライバル村田さん16v
・ポピーいでぐち君ⅢGTI
・絶好調のチャンピオン、るぅ安達ⅢGTI
が参戦。このクラスは他に、BISの息子まもる君と、ルポのななはらさんがいます。前回までは比較的波乱の起こりにくい展開のクラスでしたが、今回は一味違う。ゴルフカップ創成期に雨なら井手口と言われていた腕自慢のいでぐちくんが、るぅさんとの勝負に照準を合わせた?ゴルフ3で参戦。自宅のお風呂の改修が終わってゴルフカップに戻ってきたななはらさんと三つ巴になって、これまで楽勝のレース展開を見せていたるぅ安達も今回ばかりはかなり苦戦か?るぅさんの、年間チャンプを冷静にとりにいくのか、あくまで目の前の勝負にこだわっていくのかを天秤にかけながらの走りも、注目です。
また、クラスは違えどなるさわ監督と村田さんの毎度のバトルも見ものです。本来クラス違うから競ってもしょうがないんですが、ここは本人たちがお互いに勝ちたい、と思ってるでしょうね。S2の後ろ半分とS3の前半分はタイム的にかぶりますので、クラス違いの車の特性の違いをお互いに使ったポジション争いも、見ていて面白いです。
走行会クラスには、
・野島さんシロッコ
・うなぎ佐藤さんポカールパーツ満載CLi
・上園さんAT最速190Si
・メカこいぴーがなるさわ監督Ciで
・店長ノブ田中はFGX号で
走ります。ここはレースクラスと比べて、見た目に華のある車が揃っていますので目の保養になると思います(^^)
全然部品の出ないシロッコ16vが現役で爆走している姿とその男気には、毎回涙モノです!
レースだけの開催のときと比べて、参戦車も観戦(感染)者も多いので、Bパドックやダンロップスタンドも盛り上がり必至です。僕らもピットで、いつものスピニングピクニック的な感じでお菓子と飲み物を用意しますので、ぜひお気軽に遊びに来てくださいね!
フリー走行のスタートは8:30、決勝は13:30の予定です。
今回僕はレースに参加しないので、その分表彰式のMCがんばります!
あ、あと、現場で写真いっぱい撮ってくれるカメラマンさんも大募集!
では明日、筑波サーキットでお会いしましょう~!

診断工賃制の導入について(案)

すみません、今日は少々カタクルシイお話をさせてください。
実はこの8月9月は店の経営的にかなり苦戦してまして、2ヶ月連続で結構な赤字をたたき出しております。
うちの店に来られるかたは、いつも繁盛してるのに?とか、これだけ仕事をいっぱい抱えているのに何で?と疑問に思われるかもしれませんが、うちの場合仕事の数をこなさないとなかなか黒字が出にくい価格設定なので、ちょっと仕事が滞留すると、あっという間に赤字になります。
振り返ってみると、この2ヶ月は、イレギュラーな症状で故障診断に時間がかかる車が多く、そこのロスを取り戻すことができませんでした。
整備工場という仕事の工賃は、一般的な工場と同じく一人当たりの時間工賃の設定が決まっていて、それを元にすべての工賃価格が決まります。この部品の交換をすると標準時間がこれくらいなのでいくら、という交換工賃と、故障診断にかかった時間がこれくらいなのでいくら、という診断工賃という形で請求書に乗っかってくるので、みなさんも目にしたことがあると思います。
そもそも僕が最初にゴルフ2で車屋をやりたい、と思うようになったきっかけの一つにこの故障診断の工賃という存在があり、「スパッと一発で原因がわかれば安く上がって、なかなか原因がわからなければめちゃくちゃ高くとられる。知識や技術が足りなかったり自分の見立てが遅かったりダラダラやってるのを棚に上げてお客さんに全部請求するのって理不尽じゃねーの?」なんて、若かりし当時は思っていました。
なので、「故障診断にかかるコストは、お客さんからもらわないようにやりたい」と考え、これまでずっと、基本的に診断工賃はいただかずにやってきました。
これも開業当初から5、6年の間は、中古車の販売がメインの仕事だったので、店舗の基本コストは中古車販売の粗利でまかなう考え方で、整備の工賃は単純にメカの給料分だけ出ればいい、と思っていました。
ですがこの5年ほどで整備の仕事が増えていくにつれ、メインの仕事は販売から整備へと移り、現在ではゴルフ2の台数が減らなければ整備の仕事はなくならないから、ゴルフ2に乗りたいという人をサポートしてゴルフ2のシーンを盛り上げよう、という意味で中古車販売を続けているような考え方になっています。
そうなってくると、以前は中古車屋として店舗コストを計算していたのに対し、整備工場として店舗コストをまかなう考え方が必要になってきました。整備工場として安定した経営をするには、安定した工賃収益が重要で、ここにきてやっと今さらですが、僕自身が、なぜディーラーさんや一般の整備工場さんには診断工賃という仕組みがあるのか、ということを理解できてきました(苦笑)。だからといって、単に診断工賃を普通にいただくのは、僕も妙なプライドが邪魔して絶対にイヤだ、という思いもあり。。
またその一方で、開業当初は単純だった故障診断も、ここ1~2年はすごく手間のかかる車が入庫してくるようになり、「ゴルフ2も旧車になってきたんだなぁ」と感慨深くなる一方で、故障診断の時間をどうやってとるかは重い課題になってきました。10年前は人も少なかったし迷宮入りする故障診断もめったに出なかったので、故障診断の時間で出るロスは、コイピーと二人で多少無理したり徹夜すれば大丈夫、くらいに勢いで軽く考えていましたが、現在の人の多さ、仕事量、そして難しい故障診断の車を常時複数台抱えている状況に対して、以前のやり方では通用するはずもなく、解決する方法を見つけることができずにいました。
単にその時間分の赤字が出てしまうというだけではなく、納車整備や車検など、すでにお代をいただいてしまっている整備がどうしても優先になってしまうため、終了予定が読みづらいイレギュラー故障診断の車は、なかなか手をつけられず後へ後へ回されてしまう、ということもなんとかしたいですし。。
かといって、他でいろいろ整備に出しても治らないからここに来ました、という車を無料で故障診断している間、いつも当店でメンテをすべて任せてくださっている車の修理をあずかったまま手をつけずにお待たせしてしまう、という状況も筋が違う、と思ってしまいます。
そんな中で今期は、それまでに比べて業績の浮き沈みが激しく、「この、うまくいってるのに利益が出ない状況をなんとかしたい。このままでは長く続けられない」という気持ちが強くなり、気心の知れた常連さんにはそれとなく相談してみたりしていました。
その常連さんたちからはいろいろ示唆に富んだご意見をいただいていて、
「そもそも専門店なのに薄利多売のビジネスモデルを使ってるんだから、アイドルタイムは致命的でしょ。これだけ人がたくさんいるんだから、それぞれがきちんと生産性のある仕事をしていないと。」
「回転率重視でいくなら、何が原因で滞留しているのか、ヒト・モノ・カネのどこから手をつけるのか考えたらいいよ。」
「前々から思っていたんですけど、10年前と同じ価格設定で整備していこう、ということに無理がある。僕らは田中さんが思っている以上に、今後維持に手間もお金もかかっていくことに対して覚悟はできてますよ。」
「今このスタイルで利益を上げて今のうちに資金をためて、大きなところに移転するか田舎に土地を買って工場を建てるかしないと、先細る市場の中でレストア屋の方向へ向かいながら生き残るのは難しいと思いますよ。」
中でもこういう言葉が、とても僕のココロに突き刺さりました。
そんなことを意識しながらボーッとしていたら、先日ふと、
「何も交換工賃と診断工賃の時間工賃が一緒でなくても良いのではないか」
「うちで突っ張っている、こだわっている部分と、お客さんとの温度差を埋めよう」
と気がつきまして、スピニング流の診断工賃制を導入することを思いつきました。
1.診断工賃が発生する場合
通常の故障診断につきましては、今まで通り工賃は発生しません。
大体この症状だと、8割がたここで治る、という箇所がありまして、それでもダメならここで残りの5割、それでもダメならここ、という通常の整備の流れが当店のデータであるのですが、そういうこれまでの症例データと、自動車整備の基本とで考えても解決しないケースにつきましては、そこから先にかかる診断時間分を、診断工賃としていただくようにします。(なので、診断工賃が発生するケースは、全体の数パーセントにとどまる見込みです)
2.診断工賃の価格について
診断工賃の設定は、当店メカの平均のお給料から、労働分配率で割り返して計算した、「その人一人が一時間動いて、店の損益に対して赤字にも黒字にもならない金額」の、一時間あたり3000円とさせていただきます。
いただいた診断工賃は、あくまで診断時間分の当店の経費をまかなうためのもので、そこから利益はいただきません。
3.診断工賃が発生した作業について
診断工賃が発生した事例については店内でレポートという形で共有しまして、今後同様の事例が散見されるようになったら、その際には診断工賃を発生させなくても修理できるようになることを目指します。
こうしたコンセプトで導入させていただきたいな、と思い、この1~2週間で試験的に一部のお客様に適用させていただくお話をしてご意見を伺っていますが、良い反響をいただいております。診断工賃が発生するかたにつきましては、ゴルフ2乗りみんなが将来にわたって安心して乗り続けるための、日本のゴルフ2シーンに対する投資だ、と思ってご理解をいただけると、甚幸ですm(_ _)m
引き続きご意見くださるかたがいらっしゃいましたら、こっそり田中までお願いします。


中です。久し振りに、16vで一人ドライブでーす。
某常連さんの完成試乗ですが(笑)
やっぱ高速巡航の楽しさ、スムーズさは、16v、いいなぁ。
高速で○○○キロ以上出してかなり距離走ると症状が出る、という件も無事出なくなったことが確認できたし、リッター12キロ以上走ってるし、吸い付くように路面を捉えながら加速していくフィーリングも、全部いい感じ!
昼には、今度のゴルフカップに出すレンタルカップカーの試乗をして、「やっぱCiいいなぁ。8vサイコー!」と終礼時に叫んでましたが(^^;;、一転、数時間後に16vの面白さを痛感。町乗り~ワインディングは8v、高速巡航と高速コーナーは16vですね。両方もてれば至上の贅沢。
どうもこの15年以上、ずっと8v派を公言してきて、16vにはあまり縁のなかった僕ですが・・・。
16v購入計画、走り系にいくかノーマル系にいくかはまだ決まりません(苦笑)
年商2億円ぐらいになったら、もっと社長っぽい大人買いで両方買っちゃうかな。仕事がんばろっと。

アクセルペダルの、ニュータイプ登場!


静岡アルナージュさんから、待望のアクセルペダル左ハン用が届きました!
今度はなんかだピカピカしてます。これまでのバージョンは黒かったのですが、佐野さんがなんとなくポリッシュにしてみたようで。
これはカッコイイ!ゴルフカップまでにABTに装着しなきゃ♪
右ハン用は出るのか、未定です。
ただ、コックスさんのアクセルペダルが生産中止からかなりたっていて選択肢が他にないので、ぜひ作ってほしいところです。右は左に比べるとあんまり数は出ないので強くは言えないですが。。
とりあえずこのピカピカペダル(左ハン用)は、近々ホームページのパーツコーナーにアップします。

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