ノブ田中のブログ

スピニングガレージのノブ田中ブログ。
もう4月になっちゃってますが、今年本厄なので、厄払いをしてもらいに、高尾山に行ってきました。
本当は、山形とか兵庫とか、ゴルフ2乗りのお客さんがやっている神社かお寺に行きたかったのですが、それはまた改めて機会を作っていくことにしました。まずは地元で。
ミシュランなにがしに載ってから、高尾山はホントに外国人観光客がいっぱい。横の道から自転車で薬王院の近くまで登って、自転車通行禁止部分はかついで行こうかと思いましたが・・・そんな余裕もないくらい人がいっぱいです。平日の朝なのに。
子供のころから、何かあると高尾山詣でしたが、ここ数年はなかなか行けていません。混んでるところは苦手です。どうも足が遠のいちゃうんですよね。
というわけで、今回はリフト使って無難に往復。ケーブルカーは混んでたので使わず。
みたらし団子にゆず粉をかけると、うまかったです。
その後は、雑用をすませたりしながら、一日サイクリング。
最近は、フィジークのテスト用サドルをとっかえひっかえ試させてもらっているので、違いを確かめながら、ついでにサドルの高さや角度、前後を変えながら乗って、迷宮入りを楽しんでいます。どこがベスト値なのか全然わかりません。
同じ道を同じように走るのでも、GIANTのアルミロードとLITESPEEDで好みのサドル高が変わってくるのは、自分でも不思議です。クルマのアライメントと同じくらい、主観性と客観性のせめぎあいなのかもしれません。いや、クルマ以上かな~。クルマの場合はタイヤグリップを最大限発生させるところからの逆算で、ある程度決まってきますしね。
自転車の場合は人間が動力なので、俺はこっちのほうが好みだからこっちがいい、ってなればそれが正解ともいえるし。
でも今日は、ライトスピードで意外と大垂水峠を速く登れてビックリ。サドルを高くして前に出すと、結構疲れずに登れるようになれそうな気がする。あくまで気がするレベルですが。やはりいろいろ試すのは大事ですね。
気を良くして、津久井をぐるっと回った後で、王滝のコースと路面がよく似ていると言われる某林道を通って帰ってきました。
5/23~24の、SDA王滝という、マウンテンバイクのレースでは超有名なハードな100キロレースにエントリーしてしまったので、ちょっとイメトレくらいはしておかないと・・・。自転車の車種は違いますけど。
大体10キロくらいの林道をシクロクロス車で7~8割くらいの頑張り度で通り抜けて、約35分。MTBだともうちょっとは速く走れるだろうから、単純に10倍すると5時間50分・・・・・・それは速すぎる!俺がそんなに速く走れるはずはない。
後半どのくらい速度が落ちてくるかも考慮に入れつつ、大きなトラブルがなかったら王滝100キロをどのくらいで走れるのか、シュミレーションのための練習を、一度してみたいなぁ。
初参戦であんまり高すぎる目標もどうかと思いますが、どうせ出るなら、7時間切りで走りたいです。100キロを7時間以内で完走できると、秋のトップカテゴリーの120キロレースの出場資格が得られるので、きっとその辺のタイムが「普通にちゃんと乗れてる速い人」のゾーンなんだろうと勝手にイメージしているので、そこを目標にしたいな、と。
それにしてもこの自転車、林道を走っていても、突然現れた溝とか大きい石とか障害物をクリアするのに、すっごく軽くジャンプできてやさしく着地できるので、安心して下れます。すごく乗りやすい。高級車なのに。
そして車体のリヤ半分がとてもしなやかで、OTAKE号トレイルヘッド(MTBですが)のようにぐいぐいとバネ感があり、よく曲がります。滑り出しもわかりやすくて、全然コケそうな気がしません。この安心感が、高級車ってこと?
この後ライズライドに入庫の予約をしてましたけど、さすがにこんなに泥んこにしたら行けません。部品だけ買って退散してきました。しかもこのフレーム借り物だし。いかんいかん。調子に乗って乗りすぎです。でも楽しい!
高速巡航さえしなければ、ロードは必要ないような気にさえなります。
(でも実際にロードに乗り換えると、トップスピードの速さにうれしくなっちゃうのでロードはまた違う楽しさなんですけど)
先日の伯父に続き、今度は伯母が亡くなってしまいました。
ここのところ、不在ばかりで申し訳ありませんが、金曜日がお通夜なので午前中で早退させていただいて、土曜日がお葬式なので、お休みをいただければと思います。
店のほうは、通常通り営業いたしますので、よろしくお願いいたします。
年齢的にも、だんだんこうなることは仕方がないこととはいえ、こうして短期間に続いてしまうと、うちの親父の気落ちが心配です。
いつも通り普通にはしてるんですけど、どことなくとても寂しそうなんですよね。
なぜか忙しい年度末を無事?乗りきって、定休日の今日明日はゆっくり休めるか…なんて思ったんですがそんなに世の中甘くなくて、昨日も今日も店に行って半日事務作業と、今日の午後はマイケルミーティングをしに、あざみ野往復。
天気も良くて桜が綺麗なので、寄り道していろんなところの桜を見て帰り途中、チクテベーカリーのパンを買いにさらに寄り道。
チクテベーカリーさんは、今は南大沢にありますが、数年前まで旧スピニングガレージのすぐ近くにありました。お互いに引っ越して遠くなったので行く機会が減ってしまいましたが、なにかと食べたくなるパンです。こたつやナナフクに行くと、チクテのバケットを使っているのでよく食べてはいるんですけど(^^。
現チクテベーカリーは南大沢の団地の中でも駅から離れた、おそらく一番昭和な感じのミニ商店街にあって、とてもゆるーく時間が流れている一角なのですが、そんな立地でひっきりなしにお客さんが来てパンがどんどん売れていきます。ちょっと異様な光景。
お店は、設備にはきっちりお金はかけてるけど、内外装なんかはあまりお金かけずに、でもとてもおしゃれな感じでまとまっています。そしてその分、パンが安い。このクオリティなら、もっと高く売れる場所と売り方にして、バンバン出て行きたくなるのが、経営的なあれこれの常識であり人情だと思うんですが、そうはしないところがきっと、心意気。こういうスタイル、すごく好きです。
みなさんすごく忙しく働いていて、次から次へと新しいパンが焼けてくるし、でもお店の人もお客さんもバタバタやカリカリ感はなく、ちょうどよい感じのゆるいテキパキさ。
うちの店が目指しているありかたって、こういう感覚だよなーって、自然に思います。
お客さんは、みんなわかってチクテを探して来てくれていて、パン屋さんのような近距離商圏の商売でさえ、立地は完全に跳ね返せるものなんだ、と証明しています。
逆にこの忙しさで、これだけたくさん売れているから、このクオリティでこの価格でも、ちゃんと利益が出ているんだろうし、”儲けたい”よりも、”いいパン作って、食べてほしい”が前面に出ているのが素敵です。
それにしても、このお店に来るなら、ギンギンなロードよりも、シクロクロス車やトレイルモデルのMTB、クロモリのスポルティーフで乗り付けるほうが似合うなぁ。ALANのシクロクロス車ができあがったら、まっさきに乗ってきて写真撮ってみようか~。
ゴルフ2の、ちょうど良いレトロ感と、現代に通じる乗り味のバランス感覚と近い味が、チクテのパンにはあると思いますので、お近くを通ったら、ぜひ食べてみてください。