ノブ田中のブログ
スピニングガレージのノブ田中ブログ。
毎年スピニングガレージでは、秋合宿というのをやっています。
その年によってテーマも行先も違うのですが、今年はどこかに見学も行かず、研修的な要素も入れず、店からほど近い七沢温泉の七沢荘にゆったり二連泊してきました。
ゆっくり温泉につかって、おいしいものを食べて、みんなでいっぱい飲んで、店の今とこれからと、個人それぞれのこれからと、家族のこととか、いろいろ語り合ってきました。
七沢温泉、当店から車で30分ほどで行ける近さで日帰り温泉もありますし、超名湯なので、機会があったら、ぜひ。
そして二連泊でガンガン飲み食いして、しかも途中で自由時間もあり、というスケジュールなので当然ジェルフに自転車を積んでいくわけで(^^;;
最近MTBが欲しくてしょうがない、というかをりちゃんを連れて、林道サイクリングに行ってきました。
七沢から大山の裏手のほうに伸びている林道なんですが、実はこのトンネル、心霊スポットという噂も・・・。
でも午前中だったので、とっても気持ちのよい場所でした。
かをりちゃん、マウンテンバイカーのいい雰囲気がもうすでに出てます。ずるい。
なんかこう、彼はスタイル持ってますよね。
一時間ちょっとで、紅葉も満喫できて、ふと川に目をやると、川の中を普通にニジマスとかが泳いでて、静かで気持ちのいい自然を堪能できました。
ニローネもいいけど、宮ケ瀬の反対側の七沢もいいですねー。このあたりも暮らしやすそうだな、と思いました。
林道前半の激坂で、かをりちゃんはヒーヒー言ってましたけどね!
そして最後は、僕ら二人だと結局こうなります(笑)
七沢といえば、黄金井酒造の「さがみビール」!
醸造所の隣の直営レストランで、生で飲めます。
お泊りだと、走って山から下りてきて、飲んでそのまま歩いて温泉入ってごはん!最高です。
別の休憩時間には、唐木さんと日向林道を走って日向薬師にお参りにも行きましたし、足をのばせばそのまま大山に登りに行っても半日で帰ってこれるので、七沢は、遊びの拠点にするのにいいですね。
ニローネは温泉宿がないからなぁ。。
毎年恒例、オメガオイルさんの走行会が、2/17(金)に筑波サーキット(本コース)で開催されます!
スピニング的にも、おそらく初走りになります。楽しみ!
前回の様子はこちらからどうぞ。
2月はベストラップの出やすい時期ですのでニヤニヤできるタイムを狙いに行くもよし、3月のゴルフカップ前に一発ヒトもクルマもシェイクダウンしに行くもよし、です。走行の間の休憩時間も適度にあるので、セッティング変更して試すのにもいいですね。
例年マナーもよく、楽しい雰囲気で、古めの車が多い走行会なので一日楽しめると思います。
ご興味のあるかたは、スピニングのスタッフの誰かまで、ぜひどうぞ~。
前回は8台で遊びに行きましたので、盛り上がりましたよー。
<開催概要>
2015年2月17日(金) たぶん7:00~
参加料金23000円で、20分×4ヒート走れます!
プロドライバー(僕の予想では菊地靖先生と山田英二先生だと思います)の同乗走行もしてもらえます!
当店藤原敬典選手が、久しぶりにプロ修斗参戦でした。
去年の柏崎剛選手とのZSTタイトルマッチで敗れて以降、2試合判定負けが続いていた藤原ですが、今回は目の覚めるようなKO勝利!
フックで2度のダウンを奪って快勝でした。(イーファイトの試合記事はこちらからどうぞ。そしてKOシーン動画はこちら)
ネットでは、今回藤原はファイトスタイルを大きく変えてきた、とも言われていましたが、実は前回の試合の前、ちょうど1年前くらいからこのスタイルに取り組んでいます。自分からテイクダウンして上を取る。
今まで、内容では勝っていても判定で落としてしまっている試合のほとんどは、テイクダウンされて下になっている時間が長いことが大きな要因になっていました。
パンチか締めでの決着にこだわってきた藤原としては、グラウンドの時間の使い方は重視せずに、相手の動きに合わせて立ち上がってまたスタンドに行く、もしその流れの中で首をとれれば締めにいく、という戦い方でした。「判定での勝敗は、ジャッジ次第なので自分は気にしない。勝敗は自分の力でつけるものなので、KOか一本にこだわりたい。”判定に有利に働くから・・・”、という戦い方はしたくない。」、と、ずっと言ってきました。
ただ、ZST以外の試合にも出て、金網でも戦うことになると、組みとポジションで優位に自分から流れを作ることもしよう、とこの1年取り組んできたそうです。
それが今回、自らテイクダウンもして、立っても寝ても自分のペース、という試合のコントロールができ、結果として得意のフックが当たる間合いを作りやすくできたのだと思います。その分、以前のスタイルと比べて相手の打撃をもらいやすくなったので、そこは今後の課題なのだと思いますが。(これまで、勝っても負けても相手のパンチは当たらない、という間合いの取り方のうまさが、藤原の持ち味の一つだったのですが、その分、よほどの好機が来ないとこちらも当てられないので、長いラウンドの中で少しずつその間合いとタイミングを測っていく、という戦い方だったんです。)
僕個人的には、大けがして帰ってこられるとその後の仕事の段取りに支障も出るし、無傷で帰ってきてくれる以前のスタイルも好きですけど・・・・・・もとい、僕個人的には、ぐちゃぐちゃしたドツキアイじゃなくて、当たるか当たらないかの間合いでの攻防の緊張感が試合開始から最後まで続く以前のスタイルも好きですけど。頭脳派、戦略派の打撃戦というか。
いずれにしても、新たな戦い方を使って結果も出せるようになった藤原は、年齢的にもいよいよベテランの円熟期に入ったということかもしれません。今後が楽しみです!
日常に戻って、翌々日仕事に出てきた藤原は朝礼のときに、
「これまで避けてきたことは、どこかで向き合わなければいけない時が来る。」
という話をみんなにしていました。
若いころ、アマチュア時代に修斗に出て思うように結果が出ず、当時何でもいいから試合に出たくてZSTに出てみたところ、そこからポンポンと勝ちを重ねてチャンピオンになり、DREAMにも参戦したりと、一躍トップファイターになってしまった藤原。
KOか一本かでの決着を重んじるZSTのスタイルが、当時の藤原の戦い方と合っていたから結果が出たともいえるし、今となって思えば、当時修斗でも勝てる戦い方を習得することをしないまま、今まで来ることになってしまったとも語っていました。
それが、ZST王者としてDREAMや修斗に参戦したときにも、スタンドでダウンを奪いながらも判定では負けを喫してしまうし、ドローの試合も「勝ちきれない」結果につながっていたのかもしれません。今回改めて、自分があえて重視してこなかった戦い方に取り組むことで、結果として自分が得意とする戦い方を活かせる結果になった。
藤原いわく、「ひょっとしたらこれは、若いころに結果が出なかったから、無意識で避けてきてしまっていたのかもしれない。KOか一本にこだわる、ということを言い訳にして、そこに取り組む時間と労力を惜しんでいただけかもしれない。避け続けて結果を出し続けるのも間違いではない。でも、避けてきたことにはどこかで早めに向き合ってしまったほうが、その後楽になるかもしれない。これは仕事でも同じことが言えると思う。」、と。
会社での藤原と、リングの上での藤原選手の両方を見ていると、余計この言葉がしみました。
思えば最近の藤原は、仕事の上でも言いにくいことをちゃんと言うし、以前なら得意でないことはできるだけやりたくないから他に振る、ということも多かったのですが、最近は他に振るよりも早いことや効率がいいことは、さっと自分で手を出す意識が増えたように感じます。それでいて、一人で仕事を抱え込みすぎてハマるようなこともなくなっていて、まわりの人をうまく活用している。
自分の得意なことに集中してこだわる愚直で不器用な姿勢ながら、一定以上の結果を出し続ける人間の魅力も、藤原からはすごく感じて、僕は好きなんですが、この一年、いろいろ試行錯誤して公私ともに成長したのかな。チャンピオンではなくなったことで、周りからは残念だねと言われるけど自分では意外と気楽になった、と言っていたから、チャンピオンベルトの重さに縛られていたのが、身軽になって自分のやるべきことに向き合えてこの一年とても充実していたのかな、と思いました。人間的にも新たな魅力を放っているように感じます。
僕も、他のスタッフも、「向き合わなければいけない避けてきたこと」って何だろう、と、考える良い機会になりました。
藤原が何かでレベルアップを見せるたびに、僕も負けずにレベルアップしたい、と、思います。
藤原のこれからの仕事も、格闘技も、本当にとても楽しみです。
最後におまけ。長尾迪写真館さんのフォトギャラリーで見つけました。
こんなかっこいい写真が撮れるようになりたいです。
11/8に兵庫方面に登録納車に行った帰りに、GTスペシャル大塚さんがご住職をされているお寺、兵庫県多可郡多可町にある、柳山楊柳寺薬王院にご挨拶に行ってきました。
スピニングガレージのお客さんのクルマの事故発生率が低いのも、大塚さんが気持ちを込めてお守りを当店に届けてくださっているおかげです。ありがとうございます。
他にもたくさん撮ってきたので、全写真はこちらからどうぞ~。
政治のこととか偉い人の事情とかはよくわかりません。
が、昨日から面白いなーと思うのは、メディアやSNSを見ていて、トランプさんに勝ってほしかった人は概ね冷静かつ論理的に分析をしていて、トランプさんに負けてほしかった人は概ね情緒的に分析をしているっぽい感じがすることです。同じ人の言動も、そのどの側面をどう切り取るかで、こうも違うイメージになるんだなーと。
僕個人的には、大国の大統領一人が変わるくらいで”世界が終わった”的なことにはならないと思っているので、こういう「建前と本音」の激しい人って面白そうだな、と感じます。時代の閉塞感を打開するときって、異端児のイメージを持った主役がいるといいみたいですし。