ノブ田中のブログ
スピニングガレージのノブ田中ブログ。
Volkswagenマガジン誌のデモカー取材・・・といいつつ例のごとくうちの店はデモカー、というものは作らない主義なので、今回はわたくしの私物お気に入りのジェルフワゴンを見せびらかさせてもらうことにしました(^^;;
クルマの取材だ、っていうのにルーフキャリアにはOTAKEとALANを載っけてみました。
写真のバックは近所の服部牧場なのですが、それにしても牧場とシクロクロス車は似合いますね!
雑誌の出来上がりが楽しみです!
そして最近は、自宅の玄関前にこいつが現れます。
梅雨時になると毎年出てきて、うちの玄関前でじーーーっとしてることがあるので、うっかり踏んづけないように注意です。まったく逃げるそぶりも見せません。踏んじゃうぞー、って声をかけても、あーそうですか、って感じで数秒後にのっそりのっそりと歩き出します。
こんな奴が厳しい自然界の中で長く生きていけるのかが、毎年心配なので、梅雨時に顔を合わせると、ちょっぴり嬉しくなります。
(当日の様子は、こちらのフォトアルバムから見てみてください!)
ご参加のみなさま、おつかれさまでした&ありがとうございました!
午前中はウェット、それもやみかけになったり激しくなったりと目まぐるしく、午後は晴れてどんどん路面が乾いていくという一日で、走るたびに路面コンディションが違ってものすごく練習になりました。
ドライビングは「錯覚」と「記憶」と「調整」という今回のポイントをひたすら追い求める一日でしたね。みなさん大きくレベルアップした模様です。
記念すべきルマン帰りの澤圭太先生、帰国後初仕事ということで、節目なときにそれもまた光栄な一日。とっても疲れてるはずなのに、オーラが増してる澤さんでした。
そして特に僕が個人的に今回とっても嬉しかったのは、、スポーツドライビングとは無縁のドノーマルのご婦人が、朝イチはすべての操作がおっかなびっくりだったのに、最後にはきちんと踏むところは踏んで、きちんと荷重をかけて車をコントロールできるようになっていたのには、本当にびっくりでした!
きっと一般道に戻っても、スマートかつスムーズに、事故らない運転ができるようになるはずです。僕がこの広場トレーニングを、スピニングと縁のあるかた全員に必修にしたい、と思うのはこういうことなんです!
朝イチは、
アクセルも開けられない、ブレーキも強く踏めない、ステアリングも一定でしか切れない、という状態。教習所で習った、”一般道を安全に走る常識的な運転”です。でもこの常識が誤解なんです。スピードさえ出ていなければ安全なのか、というとそうではありません。
本当に安全な運転は、「スピードをしっかり出せて、車の挙動をコントロールすることができる人が、節度を持って危険のないスピードにまで落として、周りに気を配って運転している状態」なんです。
そして一日トレーニングを受けて、最後には、なんと
こんなにばっちり車の荷重と挙動をコントロールできるように!
アクセル、ブレーキ、ステアリングの操作もどれもきちんと”意味のある操作”になり、ドライビングポジションも改善、視野も広くとれています。
ここまでできるようになると、一般道で危険回避もできます。
そして、雨の日の首都高等、路面コンディションが悪いときに車間距離を詰めて運転している”普通の交通の流れ”がいかに危険かも、イメージできます。
広場トレーニングをすることで、安全運転への意識と技術が身につくんです、ということが、この2つの画像からおわかりいたけるでしょうか??
わからないぞ、という人は、今後ご来店のときに僕に根掘り葉掘り聞いてください。
それか、ビール飲みながらでしたら一晩ずっとこれ関連のネタでしゃべっていられると思います(笑)。
やっぱり梅雨時の広場トレーニングは最高です!次はまた10月にやります。ぜひ、よろしくお願いします!
富士ヒルクライム、去年に続き挑戦してまいりました。
ここのところ前後にレースに出る予定がなかったので、この一か月はロードばっかり走って準備して、去年より10~15分くらい短縮しようかなーと皮算用していましたが、結局去年より5分くらい遅かったー!w
調子の波と、体調の波をうまく合わせるのって難しいです。歳かなー。
走り始めた瞬間に心拍160台だし、その割にはそこから心拍が全然上がってくれなくて足も全然回んないし、だったら無駄に筋力と体重使って走るべ、って思っても去年のパワーの8割くらいしか出ないし(サイクリングペースのパワー値です)、水飲むと吐きそうになるしで、つらかったー。ご心配をおかけしたみなさますみませんm(_ _)m
こんなにロクに走れないことになるんだったら、前日ふじてんに行っておけばよかった!
こんなにロクに走れないことになるんだったら、一週間も禁酒するんじゃなかった!
そうはいっても、これだけ不調で走って、あれこれ考えて体をだましながらしのぎ続けて完走できたのは、いい経験にはなったのかもしれませんが。
そもそも実力があれば、それなりに走れてたんでしょうから、もっとうまくなりたいなぁ。
うちの宮田くん(Miyata Elevation RC号)、ほんとは速い自転車なんですけど、こんな僕が乗ってるせいで、「クロモリだからしょうがないよね」ってなっちゃうし、新ホイールのRolf Prima Vigorも速いホイールなんですけど、僕が使ってるせいで「ヒルクライム向きのホイールじゃないもんね」ってなっちゃうので、ちょっとかわいそうでした。もっとかっこよく走らせてあげたい。来年はどうしようかなー。
写真はなかさんからいただき物です。ありがとうございます!
そうそう、ちょっとだけおまけ的なレポートですが、前日YONEXブースで、CARBONEX HRを試乗してみました。インプレ、っていうほど乗ってはいないのですが、すごいなー、と思ったので、それも忘れないように書き留めておきます。
・とにかく軽い。持った感じも軽いけど、乗った感じと加速感がすごく軽快。
・軽いだけじゃなくてバランスもいい。いきなり試乗してすぐに自由に荷重移動ができる乗りやすさ。バニーホップも垂直ジャンプもしやすい。試乗車で何やってんだ、って言われそうですが、シクロクロスやっても、うまくなったような気分になれそうな感じ。
・軽量で加速がいい、となると、パキパキと足にくる硬さがありそうなイメージですが、そんなこともなさそう。長距離乗ったらわからないけど。ホイールがデュラC24なので、ちょうどうまいこと乗り心地が良くなってるのかもしれない。
・これはずるい、こんなの乗ればヒルクライムも超楽になっちゃうじゃん、って思って、明日ミヤタ君で走るのつらいなー、って思わず感じてしまったのが、ひょっとしたら今回最も反省するべきポイントだったのかも・・・。
・重心と剛性のバランスはものすごくいい。おそらく机上の設計だけではこのバランスは作れないと思う。エンジニアの人とテストライダーの人がめちゃくちゃすごいコミュニケーション密度で仕事してるんだろうなーと勝手に想像。
・見た目がかっこよかったら、買っちゃうかも。そのくらい魅力的。
(以下は来年のために個人的な反省メモです)
・パワーは平均200w。心拍はスタート直後に160超えてたのにMAX180にも上げられず。
・暑いとロングボトル必要かも。今回はショートボトルで、しかも半分くらいしか飲めなかったけど。
・後半もうろうとしてきて姿勢が維持できなくなると、もっと遠くに手を置きたくなってしまう。ステムさらに伸ばすか?そもそも、ヒルクライムするにはフレームが小さいのか。
・筋力が出ない状態で立ち漕ぎでこなす時間を増やすには、もうちょっとハンドル幅も広くしてしまったほうが楽か。
・それでも平坦~4%くらいまでならある程度想定していたスピードに乗る。でも7%超えると明らかにごぼう抜かれ。インナーローまで多用するほどボロボロに。相変わらず斜度が上がるとへたくそ。
自転車のメーターのデータを整理していて気づいたのですが、この1年で8000キロは走ってました。
メーターを起動せずに走っていることもあるし、ただ走るために走ってるだけの時もあるので何とも言えませんが、僕は極力必要な移動に自転車を使って、練習を兼ねるようにしているので、ガソリン代電車代タクシー代は、かなり削減されています。
例えば、直近で僕は3日間関西に出張に行っていますが、クルマに自転車を積んで現地の足にしています。そこで削減できた電車代とバス代とタクシー代は約5000円。僕の生活の場合、自転車があることで年間交通費は確実に10万円は浮いています。
ロードバイクなんて趣味の乗り物だろう、っていう観点から考えるととっても不粋でいやらしい計算かもしれませんが、そういう正論は排除して単純にコスト面だけで検討しても、素早く便利に移動できるロードバイクを選択肢に持っておくことは、損にならないと思います。
(貧乏性の僕にとっては、こういう角度から自分を説得することも大事なのです)
僕が自転車乗ってると、結構な確率で”お金かかるでしょう、高い自転車に乗ってー。乗りたいけど私にはそんなもの買えないからなー”なんてことを言われることが多いのですが、乗りたければ何とかするための方策は見つかるものだ、とも思います。固定観念さえ外せれば。
といいつつ、こういう話はゴルフ2にしても一緒なんですけどね。
乗りたいけどお金がかかるんでしょう?壊れるんでしょう?とかよく言われます。でもそういう人に限って、200万円の新車を買って10年後に10万円で売却してその間は大体メンテコストは年間10万円くらいで、というありがちな消費行動をしていることが多いです。
だったら、いくらのゴルフ2を買うかは別として、その290万円を突っ込んだら、充分10年楽しめるじゃないの?って、冷静に考えればすぐにわかります。
(実際には290万円のほかに、ガソリン代やタイヤ代、保険等いろいろなコストが絡んでくるため、その差は今時のクルマと比べるともっとメリットが出てきます。自動車税が増税されてもその差は埋まりません。この辺のお話をしだすと一晩中飲みながら・・・くらいのボリュームになるのでどこかの機会にでも)
人生を豊かにしてくれる旧車に対して金銭的な損得だけで斬るのはこれまた不粋でいやらしいですが、新車買うのが必ずしも金銭的な正解ではないかもしれない、という”常識を疑う”視点を持てれば、趣味と経済性を両立することはできるかもしれませんよ、自転車もクルマも。