ノブ田中のブログ

スピニングガレージのノブ田中ブログ。
僕の密かな楽しみ、出張の移動のすきまでサイクリング。
この片鉄ロマン街道は、岡山県備前市片上から美咲町柵原へとつづく旧片上鉄道の路線跡をうまく自転車道として整備、転用していて、総延長34kmのサイクリングロードとして整備されています。鉄分補給にもなっていい感じ!
工業遺産と、景観の保全と、整備コストと、観光資源としてと、すごくバランスよくいけてそうな気がします。
津久井や町田だと、これをやろうとしてもぶっ潰せば土地が高く売れちゃうから、なかなかまとまらないのかな。
古きよきものを、大事に残すっていう感覚は、大切だと思うんですけどね。単なるノスタルジーではなく。
機会があったらぜひ、走ってみてください!
出張に行くのに、半日前倒しで出れば、岡山のシクロクロスに出れるかもしれない!
なんてことを発見してしまって、夜通し走って、岡山まで来てみました。
ちょうどマツコちゃんの助手席に、ぴったりおさまります。これもある意味僕の出張仕様なクルマ。
出張の移動ついでに、どこで遊べるかを考えるのが、すっごく楽しいんですよ。貧乏性の自分ならではな趣味です。
で、仮眠とって、さぁ走るべ!って思ったら、今回のコースは近所の相原のトレイルに似ている雰囲気で、シクロクロスというよりクロカンレースのようでした。
がぜん楽しくなってしまって、シクロクロスなのにMTBのように飛んだりバーム使ったりしようとしてしまい・・・・・・・・やってしまいました木の根っこにはじかれてコーナー外側に吹っ飛んで、木の幹にハンドルを当ててしまいました。
あー当てちゃった、と思って、起き上がってよく見たら、フレームの塗装にクラック入ってる!
あぁまだこのALANのフレーム、2レースしか使ってないのにもうオシャカなのか・・・もう反省と後悔しかない。初心者が無理するから。。
クルマでもそうですが、未熟な人は機材を壊します。あー・・・。
でももし体にケガがあったら、この後出張で4つの仕事を一気にまとめていたので、それもリカバーするのにものすごい大変になったかもしれない。そんな意味ではフレームが僕を守ってくれたんだと思いますが。
そんなわけでレースは走れず、観戦だけになったのですが、「わざわざ関東から来たのに、走れなくなっちゃって残念だねー。」ってスタッフさんや周りの参戦者のかたにも声をかけていただいたので、来シーズンは一回は走りに来よう、って思いました。すみません。
で、本日の宿は、「山荘やなはら」さんというところに。
廃校になった分校を改装したところで、とっても雰囲気がいい!近くに自転車で走るところもいっぱい。オーナーさんもいい感じの方でごはんもおいしいし、おすすめです。でも近所にはコンビニさえないですし、携帯の電波もキャリアによっては微妙。それがいいんですけど。
僕の場合毎回、どんなところに泊まろうかなって考えるのも、出張の楽しみの一つなんです。ほぼ、普通のチェーン店のビジネスホテルとかには泊まりません。楽しそうなところを調べまくって行程を決めます。
チェックインしてから夕飯の間に、1時間ほど近所をサイクリング。
無理しなければ普通に走れそう。またレースで使えるといいな。
舗装路で40キロ以上出るような下りになると、挙動がクイックになるので、ちょっとフレームが変形してキャスターが立っちゃってるかもしれません。
新型のデュラエースが発表になりました。今度はフロントのギヤがシングルにもできる方向へ。時代の流れですなー。
自転車の世界は合理的だ。リヤのギヤの段数が増えたことによって必要なギヤ比をカバーできるようになったから、前の変速機がいらなくなる、というのが最近の流れらしい。
それに引きかえ自動車の世界は、どんどん新しい技術で部品点数や制御が増え続ける。
最近の大阪駅の事故をやけにマスコミで騒ぐなぁと思ったら、どうやら自動ブレーキも標準装着になる流れに向かうらしい。
あの痛ましい事故を引き合いに出すなら、プリウスのATシフトレバーが直感的な人間の操作と相いれないよね、とか、そもそもATじゃなくてクルマがみんなMTだったらこんなことにならないよね、っていう議論が多少はあってもいいと思う。
技術の進化は右肩上がりで一方通行でなければならない、っていう考え方は、僕はなんとなく好きになれない。技術の進化によってシンプルで高性能かつ安全な乗り物を提案することができれば、もっとクルマの世界だって面白くなるかもしれない。燃費だって、軽いほうが良くなるわけだし。
近未来のクルマは笑えないほど非合理的で非人間的な乗り物になりそうで、空恐ろしいです。安全と、万が一の事故のときの責任を、だれが担保してくれるんだという議論もあまり活発になされていないし。自動運転、自動ブレーキはクルマに新たな価値と可能性を付加すると思いますが、インフラや法整備も同時進行しないとまずい気がします。
今度、自転車に乗りながらこんな話を、下野康史先生に聞いてみたりしたいなー。
現在の技術で、思いっきりシンプルで高品質かつ安全なゴルフ2を新車で作ってみましょうとか、そんなことができたらとてもうれしいことなんですけど。
お休みドライブがてら、九十九里まで買取り。MTの遊びグルマベース的に面白そうな1台。
山もいいけど、海もいいねー。ファットバイク持ってきて砂浜爆走すればよかったー(。>д<)
そして帰りには、おゆみ野にあるヘッドベリーさんへ。ヘッドベリーさんも2年前に、街中から田舎な感じのところに移転。何かと共通するにおいを感じる人です。
お店は想像以上にステキな空間でした。築100年たってる元酒蔵の建物の中に、ハイクオリティーで他では手に入らないメイドインジャパンなアメカジがたくさん!
中でも、TCBジーンズはやばいです。試着したらまず買っちゃいます。これだけがっちりしてるのに驚異的に動きやすい。僕も一本お買い上げ。
で、裾上げは日本に数台しかないヴィンテージミシンでやってくれます!!
クルマより高いミシンらしいですよ・・・。
このミシンで裾上げしてほしい、と、そのためだけに全国からお客さんが訪れるとか。
鈴木さん楽しかったです!
また来ます!
まちさが里山サイクリングの会、2月のツーリングも無事楽しく開催されましたー。皆様ありがとうございました!
おかげさまで買ったばかりのファットバイクの良さについても理解が深まりました。
前半は熊鈴、カウベル、猫鈴の聞こえかたの違いを比べまして、後半は2グループに分かれてツーリング。
いろんな鈴を比較。コースや用途、シチュエーションによって鈴も使い分けるといいな、と思いました。つける場所や、マシンによっても鳴りかたが変わるので、それを聞けたのも勉強になりました。
こちらはツーリングの一幕。U-1教官の鬼しごきで、壁のような激坂を直登!なんちゃって。
ロードバイクじゃ登れないこんな坂も登れるのも、MTBならではの楽しみの一つです。僕もこの写真撮った後、ちゃんと登りましたからね(笑)
僕は1グループ目の一番後をついていきましたが、トレイルで会うハイカーさんや地元の人達とご挨拶やらちょっと立ち話もしながら走って、なんだかだいぶ好印象をもってもらえていることを実感。マウンテンバイクで走ってると、基本ジャマ者に思われてるんじゃないかなーとか勝手に考えがちですが、マナー良く走っていれば、お互い気持ち良く里山を楽しみましょう、っていうスタンスで共存していくことは充分可能なんだな、と感じました。
この会が毎月開催されるようになって、少しずつ地元の人に認知されているのかもしれないので、それも嬉しい限りです。時間をかけて回を重ねていくうちに、MTB乗り側のマナーも自然と向上していて、知らないうちに結構地域に溶け込めていた、なんていういいサイクルになったらいいな、と思いました。
次回も楽しみです!次回は3/27(日)に開催です。ご興味のあるかたは、僕までご連絡くださいー。