ノブ田中のブログ
スピニングガレージのノブ田中ブログ。
先日のオメガ走行会@筑波で、タイヤだけじゃなくブレーキパッドも、はじめてのものを試してみたんです。
エンドレスの、CC35Type-Eという、耐久レース用のコンパウンド。
なんとゴルフ2用のフロントは、お値段42000円!
最初値段を知らずに、てっちゃんから「エンドレスのブレーキパッド入れといたんで、試してみてください」
としか言われてなくて、走ってみてびっくり!
走り始めから4本目の最後まで、驚くほどタッチも効きもコントロール性も変わりません。そして制動力の立ち上がりも激しくなく、ロックさせずに踏力をコントロールするのが、とってもやりやすいです。GT CHAMPIRO SX2の強大な縦グリップも、余裕で使いきれます。
僕は売り物のCLi改で、途中メカこいぴーのGTIに追いかけ回されながら必死で逃げていたのですが、パドックに戻ってきて見てみたら、こいぴー号のフロントブレーキからは煙もくもくでかなりフェード気味。対して僕のほうは、見た目まったくおとなしい感じで涼しげ。してやったり。
走り終わったあと、てっちゃんに、
「このブレーキパッド、すげーいいかも!今まで使ったブレーキパッドで1、2を争うくらいいい!自分でも使ってみたいよすげーいいこれ!!」
って超興奮しながら話したら、
「あーそれ耐久レース用で4、5万するやつですからね、そりゃいいと思いますよ」
って、しれっとそっけない返事。
ちくしょーそういうことは最初っから言えこのやろー!
いつもてっちゃんはそういうところが気が利かないというか残念というか、でもどうせてっちゃんは僕の30倍くらい頭いいので、純粋に僕がどう思うのか何も言わずにインプレとりたかったのかなぁとも思ってしまうので、何も言えませんでしたが・・・。
まあそんなことはさておき、とってもすごいブレーキパッドでした!
値段が高けりゃいいってもんじゃないですけど、やっぱりいいものはいい。そして、一度いいものを知ってしまうと、使いたくなっちゃいますね。
安くてかなり良くて実質的にすごく「買い」と思えるものもありますが、そういうモノと、こういうとんがった価格と品質を持っているものとを、自分なりの理論と技術と価値観をもって使い分けることができたら、すごく趣味人としてレベルアップしそうだな、って思います。
っていうかそういうカッコいいドライバーになりたい。
そんなことを考えさせられる、良い機会になりました。
でも、暖めないと冷間時は思うようには効きづらいパッドなので、ゴルフカップみたいなスプリントレースでスタート直後が一番厳しい位置取りバトルになるようなレースには、ちょっと不向きだとは思いますけど。
先日の筑波サーキットでのオメガ走行会のときに、GT CHAMPIRO SX2という新しいスポーツタイヤをテストしてみました。
最近のアジアンタイヤの躍進は目覚ましいものがありまして、国産メーカーとは違ったアプローチで頑張ってますね。
このGTラジアルというメーカー、ビルシュタインの輸入元でもある阿部商会さんが取り扱いをはじめたとあって、がぜん注目されています。うちも、阿部商会で取れるとなると、品質管理もフォローも安心なので、とりあえず僕が履いて試してみようか、ということに。
試したクルマは、後期CLiのライトチューン車、普通に中古車として当店で売っている一台です(笑)
車両詳細はこちらから見てみてください~
大体、クルマの仕様と当日のコンディションから、筑波のタイムはネオバでもクルマなりに走って15秒切れれば上々かな、という予想のもと走り出したのですが、一本目にしていきなり15秒0!とにかく進行方向への縦グリップが強烈です。ブレーキがすごく効く!
このCLi君は足がノーマル形状のコニなので、社外のサスキットの中でも最もしなやかで乗り心地の良いタイプが入っています。もっと硬い足を入れれば、この強力な縦グリップがもっと活かせそうです。
オメガ走行会は走行枠が4本あるので、いろいろなシチュエーションでグリップのバランスを試しながら、最後はもうタイヤをダメにしてもいいからとにかくタイム出しちゃる、っていう勢いでアタックしたら、4本目の最後の周でなんと1分14秒798をマーク!これはすごい!
そしてもっとすごいな、と思ったのは、20分×4本走ってきて、しかも最後はタイヤ傷めるくらいにグリップさせたにもかかわらず、こんなにタイヤの減り方はキレイなんです。若者の練習用や、お父さんのたまのサーキット走行を楽しみたい需要にはとってもいいんじゃないか、って思いました。このパターンだとウェットの排水性も良さそうですし。
気になる価格も、195/50-15で1本11000円(税抜き)なので、だいぶお求めやすいです。MAXXISあたりよりは高いですが、確実にSX2のほうが持ちそうなのできっとお得です。
昔々のミシュランVIRAGEあたりの価格とグリップと持ちの良よさと、扱いやすさとそこそこの乗り心地と剛性感を覚えている人いたら、ぜひこのSX2を履いてみてほしいです・・・・・・って、ヴィラージュももうそろそろ20年前のタイヤなんですよね。覚えてる人ももうほとんどいないか(笑)。余談ですがゴルフカップのSクラスは、最初ヴィラージュが指定タイヤだったんですよ!
ただ、ネオバやディレッツァ等の、最近の国産ハイグリップタイヤに比べるとしなやかさに欠ける印象なのと、縦グリップに比べて横グリップが今一つ。というより、タイムも出てるし横Gやコーナリングスピードもネオバとほぼ遜色ないところまで出ているので、本来はこの横グリップに合わせて走らせるべきなのかもしれませんが。
あるいは、縦グリップと横グリップのバランスの摩擦円の形の個人的な好みと、合うのか合わないのかという問題なのか、はたまた慣れなのか。僕ももう少し走りこめば、このタイヤでも縦グリップから横グリップへの移行がスムーズにできるようになって、気にならなくなるのかもしれませんが。
足周りがきっちりそのサーキットに合わせて煮詰められているクルマだと、ネオバやディレッツァに比べると筑波で0.5秒くらい落ちてしまうかもしれないなぁとは思いますが、今回走ったCLi君のように、街乗りからちょっとスポーティに走れるように、というオールラウンダーな作りのクルマでは、ほとんどタイムに差は出ないかもしれません。むしろ、この横グリップに合わせて練習していて、万が一パニックブレーキ、なんていうことになる場合だけこのSX2の強烈な縦グリップが活かせれば、安全にスポーツドライブも可能になるのかも。
ちなみに空気圧は2.4と2.5で試しましたが、2.5のほうがグリップ感もわかりやすくて腰砕け感もなく良好な感触。高めがおすすめなのかもしれません。
ゴルフカップの指定タイヤがネオバじゃなければ、個人的にはディレッツァかSX2を履かせて普段乗りから走行会くらいまでは行きたい気がします。広場トレーニングをSX2でやったら、どんな印象になるかしら。
とにかく価格もさることながら、もっともっと乗り込んでみたくなるタイヤです。ブランドにこだわらずに面白いタイヤを使ってみたいという人には、ぜひおすすめしたいな、と思います!
昨日はスタッフ有志と走り系常連さんたち総勢8台で、毎年恒例オメガオイルさん主催の走行会に行ってきました!
お天気もよく気温は低くて、楽しく走ってほぼみんなベストラップを更新してきました。
やっぱりこの時期に丸一日みっちり走れる走行会はいいですね!参加車も旧車が多いので、自分が走ってないときは、他のクルマたちを見てても楽しいです。
みなさまお疲れさまでしたー。来年も楽しみにしてます!
見学の加藤さんにたくさん写真を撮ってもらっちゃったので、こちらからもどうぞ見てみてください~。
僕は今、自分の走り系のクルマがない状態なので、売り物のこのクルマをひっぱり出して走ってみました。
ノーマル形状のサスペンションでサーキット向けのチューニングはほぼされていないクルマながら、14秒台をマークしてくれました。なかなかの優等生。誰かに走り系のベース車両として売れてくれたらうれしいなー。
湘南シクロクロス第5戦C4クラスの午前と午後にダブルヘッダー参加してきました!
昨日できたばかりのアランを、まずは午前中、初参戦なのに惜しみなく泥んこにして頑張ってみましたが、7位という相変わらずの中途半端なリザルト。
終盤足もつっちゃったので、午後はリタイヤしてしまおうかな、と思ったんですが、泥んこでの担ぎかた、担ぐか走るかの見きわめ等をアドバイスもらったので、せっかくだから午後も練習のつもりで走りました。
午前午後とも、どうせ昇格とかできるような結果は出せないだろうから、せめてホールショットはとってギャラリーコーナーで新車を目立たせよう作戦。
ということで最初だけはトップ通過(笑)
でも今回はとても難コース。泥遊びなの?山歩きなの?っていう様相。
でもなぜか楽しくなっちゃって、ひゃっほー!ってなっちゃいます(^^;;
今度はアランをなるべく汚さないようにしつつ極力担ぎの練習、と思って割り切って走りまして、辛くて歩いてると”走れー!”と檄を飛ばしてくれるチームメイトに生暖かく見守られつつ、コースの8割方担ぎで2位ゴールしました。
魂が抜けてしまいそうでした。
とはいえ一日二度レース、体も頭もキツいけど、学べることはとっても多いです。単にいつもの貧乏性が発動して走ってるだけとも言えますが。
今回は出走人数が少なく、2位ではC3への昇格はできませんでしたが、多少はやればできる子なのかもしれないような気はしてきました(笑)
もうちょっとシクロクロスがんばりたいです。
(画像はほぼ全部いただきものです。ありがとうございました!)
本日納車の、田中さまです~。って、スピニングの納車ブログ風に撮ってみました(^^)
遂にニューマシン、ALAN SUPERCROSS SCANDIUM が完成しました。ゆーいちさんありがとうございます!
明日の湘南シクロクロスで走るのがもったいないくらいの床の間バイクに仕上がりましたw(本末転倒
憧れのアランしかもヴィンテージ風。なにやら日本に2台しか入ってきてないらしいです。バリバリ走るのがもったいないくらいの雰囲気。
どうせヘタクソなのですぐ傷だらけにしちゃうかもしれないから、速攻で写真撮っときます。
ステムだけはサイズ確認のため借り物です。サイズが決まったらステムもリッチーのシルバーなやつにします。
これはカンパで組まなくては、って感じですね!
中学生のときにこのヘッドのエンブレムにすごく憧れて、欲しかったんです。
ブレーキは見た目でPAULにしちゃいました。
車輪は、ロードでレース用に使ってたENVEのチューブラーホイールを、こっちに回してしまいました。タイヤもDugastなんて俺10年早いよ、って思ったんですがコンセプトがもう床の間バイクなんで迷わず装着w
乗り手がアレなのにスペックがすごすぎますが、それを気にしないようなメンタルを鍛えようと思います。
サドルはちょうど2016限定モデルで発売された茶色革のSLR!ヴィンテージ風の見た目だけどちゃんとSLRです。
オーダーしたときに名入れもしてもらえる、ということで店の名前を入れてもらっちゃいました。
このロゴ見てるだけでも、ビールが進んでしまいそう。
ぱっと見の印象はヴィンテージ風だけど、フォークのこのボリューム感とテーパーヘッドを見ると本気で速そうです。
ケーブルの取り回しは、ゆーいちさんが超苦労したようです。流石ハンドメイドバイイタリー。
ゆーいちさんありがとうございました!