TANAKA'S BLOG ノブ田中のブログ
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ウェブサイトのリニューアル

7/9(火曜日)から7/11(木曜日)まで、京都のアートムさんに行って、ウェブサイトのリニューアルを考えてきました!
またしても3日間ノー観光、宿とアートムさんの往復(それと、40th乗りアートムおさむ社長や唐木さんと毎夜呑みに行ってたな。呑んでも話題はゴルフ2とウェブサイトの話なんですけど・笑)で、みっちり考えてまいりました。
そして京都から戻ってきて金曜日も、兼業農家コンサルタント酒井さんにニローネを見てもらいつつ、うちの店が将来的に兼業農家整備工場になるにはどうしたらいいか相談をしつつ(笑)、それに即したウェブサイトをどうやって作ろうかな、とまた一人もんもんと考え・・・・、昨日も、たまった仕事を片付けながらもんもんとリニューアルについて考え・・・、そして今日もきっと、スグルこと藤原敬典の試合応援に行きつつ、もんもんとリニューアルについて・・・・(以下略)
僕は目の前にあることを、とにかくやらなきゃ、って段取りもつけずに手をつけてしまうクセがあるのですが、その割には一つのことに集中しないと何も結果が出ないタイプなので、この夏の僕の目標は、「ウェブサイトのリニューアルをして、ちゃんとニローネ仕様のページにする」を第一で最優先に、と思います。
さ、宣言したからには、今回こそはきちんとサイトを作りこまなきゃ(汗)
前回のリニューアルも、完成しないうちに今回のリニューアルの話になっちゃったからなぁ。。。
というわけでこの夏は、何回か京都に行ってこもる気合でいこうと思います。
まぁ特に打ち合わせがなくてただ僕が原稿作るだけなら、近所で山ごもりしてればいいんですけど。
ニローネの近所で古ーい空き家とかを、格安で書斎がわりに借りれたら、山ごもりも楽しいなー。

今日は家にこもって

今日は微妙に喉が腫れてて、長引いてもいかんし周りの人に移しても申し訳ないので、大事をとってお休みをいただいて、一日自宅の部屋の書類の整理をしていました。
今年になってから、移転のことばかりで頭の中がかかりっきりになっていて、部屋が足の踏み場もないくらい書類と本の山だらけになっていたのがずーっと気にはなっていたので、今日はすごく心も体もスッキリしました。喉の腫れもあっさり引いて、懸念材料を一つつぶすと体調も少しよくなる、って誰かがどっかで言ってたっけなー、というのを思い出しました。
で、そんな自宅の書類の山の中から、たぶん何年か前だと思うのですがいつ書いたか定かではないメモが、ポロっと現れました。おそらく税理士さんに、数字的な拡大と経営計画についてどう考えているかを説明するために話すとき用のネタメモだと思うんですが、ちょっと転載。
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人口減少の時代に入って、商品やサービスの流れは、製品の付加価値よりも、より多くの人件費を生み出すことができる商品なりサービスなりに、シフトしていくことになるだろう。
実際、住宅業界では大手でも、リフォームが重要視されている。
リフォーム技術を提供する側だけではなく、それをサービスとして市場が受け入れる土壌もできている。
これを自動車業界にあてはめると、旧車屋の世界の可能性につながるんじゃない?
古い車しかやらないから市場縮小とよく言われるけど、旧車全体の市場性がより広がれば、旧車のパーツを作る技術は日本国内にゴロゴロしているから、そこは面白いことになるよね?
もし、大手ハウスメーカーがリフォームの子会社を持っているように、トヨタが自社の旧車をレストアする子会社を作ったりする時代になったとしたら、うちみたいな店もただのヘンタイではなく、より社会的に広く認められるニッチになる。
一昔前は、リフォーム屋さんていうとあやしいと思われていたけど、今はそんなことないし。
クルマも、趣味の専門店が同様に認められる時代が近いように思う。
リフォーム、リノベーションが、ごく一部の人だけのものだったのが、今は一般的に普及しつつあるように、車マニアではない普通の人が、より自分のライフスタイルに合う旧車を、普通にレストアして乗るような時代が来るかも、ってこと。
(リフォーム・リノベーションで暮らしたい家にする=好きな車を、ライフスタイルに合わせてカスタマイズ・レストアして乗る)
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どうですかねー。
僕は徐々にそういう時代に入ってきていると思うんですけど。
資本主義も行き着くところまで行き着いて、科学技術ももうそろそろ人知の領域を超えて行ってはいけないところに踏み込むギリギリまで行き着いているように感じられるので、そうなってくると、今ある工業製品は、その製品ごとの時代性の魅力に合わせて、新旧いろいろなモノの中から自分には何がいいかな、って選ぶようになると思うんです。
「最新こそが最良」というのはその通りかもしれませんが、各個人にとって最新のものが「最適」であるとは限らないわけで。
そうなったら、ブレイクなんてしなくていいから、長く続けられる仕事に、また一歩近づけたらいいなと、思います。
最終的には、ゴルフ2に乗りたいという気持ちで乗り続ける先は、フルコンでもいいしEVでもいいし、足こぎ自動車だって、いいと思うんです(^^;;
だからその日が来たときのために、僕は自転車に乗って脚力を鍛えておくのです!

えっちんがー号、久しぶり!

水曜日、定休日を使って、山奥の秘密基地の中から、えっちんがー号を引っ張り出してきて、エンジン下ろして、また秘密基地にエンジンなしの車体を戻して隠してきました。
一応一日でどこまでいけるか、って考えてたんですけど、定休日でもお店にいるといろいろ気になってしまったり、電話は極力出ないようにしようと思っていてもうっかり出てしまったりで、一日あけたつもりが正味3時間ほどしか時間がとれずバタバタと……
でも、なんとかキッチリ作業は完了。ここ数年ほとんどメカやれてないけど、やれば勝手に体が動くもんですね。良かった良かった。

久しぶりに対面したえっちんがー先生のエンジン。まだ使えるかしら(^^;;
ムラサキがターボ化できるまでの間、できればこのエンジンを積んで遊びたいんですけどねー。

OTAKE trail head-2 納車されました!大竹さんありがとうございます!

ゴルフ2を2台持っているという変、じゃなかった、通な大竹さんのブランド「OTAKE」のマウンテンバイクを買ってしまった!!
これまでロードとクロス、ピストしか乗ったことがなかったのですが、大竹さんのお店に出入りしているのにOTAKE号持ってないなんてモグリでしょ!とか、いつか買おうなんて思ってるとOTAKEフレームはいつ作るかわかんないよ!とか、回りの方からありがたい布教活動をいただきまして、初マウンテンバイクなのにいきなりOTAKE号なんて恐れ多いな、と思っていたのですがニローネに引っ越したイキオイもあり、買ってしまいましたですよよよよ。

さらに、テスト用で大竹さんが作った、量産品にはない特注色!
豚に真珠。
猫に小判。
乗りこなせるようになる日は、いつのことやら。。。
早速昼休み、裏山のけもの道を、道がなくなって進めなくなるところまで登って帰ってきました(^^;;
ロードよりも低い速度でガンガン姿勢が変わるのはあたり前ですが、ただ登っているだけでも、トラクションのかかり具合が簡単に変わって後輪が空転したり車体が浮いたり、前輪の荷重が抜けてすぐウィリーしたりとかなり忙しく、「自転車」というくくりではロードと一緒ですが、これは全然違う乗り物かも。
これはオモシロイ!!
OTAKE号は、大体うちのお店においておくつもりなので、乗ってみたいかたは、ぜひ乗ってみてください。
ニローネは自然がいっぱいなので、近所を走るだけでも林道もあればダートもあるし、峠もあります。

大竹さんありがとうございます!
大切に乗ります!

鉄道復権 自動車社会からの「大逆流」 宇都宮浄人 (新潮選書)

なぜ車屋が、脱自動車社会の提案ともとれるこんな本を?と思われるかもしれませんが、僕の個人的な感覚としては、交通インフラが一通り整備されて人工増加も止まった後の成熟した社会においては、移動手段の選択肢はなるべく多く取れるようにして補完しあいながら、お互いの利便性とコストパフォーマンス、持続性等々の諸条件の相乗効果を狙っていくのが良いと思っています。
なので、こういう本を本屋さんで見かけると、気になってしまうんですね。
…って思って買って読み進めたら、各地域や海外での事例等も交えながら、まちづくりの再デザインについてや、鉄道の単に費用対効果の計算だけでは割り出せない潜在的価値、そして最後のほうで、"豊かで成熟した社会とは…多様な価値観が存在し、それに応じた選択肢が存在すること"という一節も出てきました。よし!俺間違ってない!(笑)
クルマが好き、ということと、クルマ一辺倒になってクルマ以外の選択肢を敵視することとは違います。八百万の神様がいる日本だからこそ、並立共存の考え方は浸透しやすいと思うんですけど、相変わらず自動車業界の政治的なナニとかが強かったりするのは残念です。市場全体が伸びている時代と違うんだから、シェア確保と既得権とを同質に考えてると、早晩国ごと(あるいは地球ごと)立ち行かなくなってしまうと思うんですけどね。
この本の中でも、"近視眼的思考の壁"と題された一節があります。近視眼的な現状追認的な思考の前では、環境問題や高齢化など将来のことを考えた議論は霞んでしまう、と。
例えば、路面電車を活かしてシャッター通り化している中心街に車の乗り入れを規制して、町の再活性化をはかろう、というときに、住民アンケートにしても説明会や住民投票にしても、最初は反対意見が圧倒的多数だそうなんです。そりゃそうですよね。人の心理として、現状をガラッと変えるよりかは今のままのほうがいい、というほうが自然です。
でも、本気で危機感と将来性を見据えてまちづくりをしようという人たちがそれを実現させて軌道にのってしまえば、住民アンケートは、"やってよかった"が圧倒的多数にひっくりかえるそうです。
こんな実例を読んでいたら、市議会議員を目指すじんさんとか、地方の活性化をライフワークにしているかさみさんとかの顔が浮かびました。きっと2人とも、こういう志で、回りの雑音に囚われずに進んでるんだろうな、と。この本をおすすめしてみようかな。
お国の予算も、ただガンガン公共工事を作るんじゃなくて、今ある交通の仕組みの再構築により多くの予算をつけたり、それが成功事例として町の再活性化につながったら、そのパブリシティ効果の度合いに応じて助成金の割合を増やすとか金利優遇するとか、そんな風にできても面白いかな、なんて思ったりもしました。まぁ言うだけならカンタンなんですけど。無責任発言で気を悪くした人がいたらごめんなさいね。

と、いろいろ書いてみたものの、僕は鉄道に乗るのは好きですが、詳しいわけではないので、専門的なことはメカてつ中西に、この本を読んでもらって解説してもらおうと思っています(笑)。

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